平成23年度 富山大学医学部同窓会

第一回理事会 議事録

 

日時:平成23529() 10001200

場所:富山サンフォルテ(076-432-4500) 301号室

参加者:(卒業年度順):高田良久(高田クリニック)、栗本昌紀(脳神経外科)、広田弘毅(麻酔科)、安村敏(輸血・細胞治療部)、田渕英一(富山短期大学)、林龍二(第一内科)、石木学(専門医療支援センター)、炭谷靖子(富山福祉短期大学)、吉井美穂(基礎看護学)、武田精一(耳鼻咽喉科)、林恭子(事務員)                                            計11名

司会:理事長 田渕英一

 

討議事項:

1.    東北地方太平洋沖地震被災への対応

1)   震災への支援金として100万円を寄付することが事前にメール配信にて決議されていたが、この支援金を富山大学附属病院が主体となって行っている被災地医療派遣団支援に拠出したことが報告され、了承された。

2)   上記拠出につき大学へ予算報告書の提出を依頼することにした。

3)   被災地の復興が修了するまで、被災地支援金として100万円(上限)を予算に組み込むことになった。

2.         平成22年度会計報告および平成24年度会計予算案

1) 会計の寺西氏が欠席のため代理で田渕理事長が報告した。平成22年度会計報告がなされた後、平成24年度会計予算案が提示された。参考資料として、平成23年度会計予算案が提示された。また、ここ数年、同窓会名簿の発行が滞っていることから収支がプラスとなっており、平均で年200万円程度記念事業積立金がされていることが述べられた。平成22年度も同様に予算化していたが震災支援金100万円を拠出したため積立金額が減ることが述べられた。しかし、今後はオンライン名簿の維持・管理費がかかること、震災支援金を予算化したことから積立金を増やすのには努力が必要である。平成22年度会計報告および平成24年度会計予算案とくに問題なく全員一致で了承された。この結果を今年度の総会で報告して決議する。

3.  平成22年行事報告および平成24年行事予定

1) 平成22年度行事報告および平成24年度行事予定が報告される予定であったが、資料の提示がなかったため、総会にて審議・決議することになった。なお、今年度および次年度の行事は例年通りを予定していることが会務の田渕氏より述べられた。

4.  オンライン会員名簿の現状

1)  担当の武田氏より、オンライン名簿の現状について説明があった。その中で、4月に外部侵入者による同窓会コンピュータの不正利用が行われ、第三者への攻撃に使用されたことが発覚したことが述べられた。そのため、大学基盤情報センターより、現在同窓会オンライン名簿用コンピュータが3ヶ月間の使用差し控えの通達を受けていることが述べられた。その防御策は現在構築済みであり、オンライン名簿の再開は7月中旬を予定していることが述べられた。

2)  同窓会オンライン名簿の制作費として50万円を拠出することになった。また、維持管理費については、今後オンライン名簿の使用が軌道に乗ってから審議することにした。

5.    積極的会費徴収に向けての対応 (年齢制限の廃止など)

1) これまで、会則にのっとり65歳以上の会員からは会費を徴収してこなかったが、昨今の情勢および会費納入状況を顧み、特定の会員を特別扱いにする必要はないのではという結論に達した。そのため、正規会員と同様に65歳以上の会員にも10年毎に会費を徴収することになった。これに合わせて、会則「第5章会計25条 65歳以上の会員からは会費を徴収しない。」を廃止することになった。

附則 6. 第25条廃止は平成23年 月 日より施行する。 ※施行日は総会開催日

6.    新年度の総会開催日(春季開催)の調整

1)  今年度の総会開催日は9月中とし、日時・場所についてはメールにて調整することにした。また、次年度の総会は6月を目処に調整することになった。

2)  昨今の授業カリキュラムの過密さもあり、学生が積極的に同窓会活動に参加してもらうには限界があることが述べられたが、学生の同窓会活動への理解は重要との見識から、昨年と同様に、引き続き在校生にも動員をかけて総会への出席を促すことになった。

7.  その他

・ 在学生の入会促進に向けての取り組み

近年、新入生の医学部同窓会入会率の低下があり、その対策として、入会促進課(担当:川口氏)を立ち上げ、医学部新入生を対象に入学時に、医学部同窓会の必要性や重要性をアピールしている。その甲斐もあり、医学科では200771%であった入会率が201186%にまで回復してきている。しかし、看護学科では201166%と低迷していることが述べられた。この原因として、昨今奨学金受給者が半数を越え、貧困学生が増えていることが挙げられた。この貧困学生に対する対応について討議され、在学中の立替払などの意見がでたが、今後の検討課題となった。

   杉谷の森合奏団の事業・収支報告

杉谷の森合奏団は、本学医学部卒業生を中心に1991年に結成され、現在では、附属病院コンサートだけでなく、多方面で活躍中であり、数年前より同窓会も協賛している。そのお陰で団の運営がしやすくなり、団員も30名を越えるまでになったことが述べられた。担当の廣田氏より、昨年度の活動状況および会計報告が述べられた。

・ 同窓会ホームページの刷新

同窓会ホームページがあまり機能していないという意見が出た。そこで、ホームページの刷新をするために管理を業者に委託する案が出たが、費用の面から見送ることになった。ただし、ホームページ表紙のデザインであれば、比較的安価でできるため具体的に検討することにした。

   寄付事業

同窓会の活動を維持・強化していくためには、やはり資金が必要で、そのためには寄付事業の立ち上げが必須である。そこで、同窓会では寄付受入れ団体としての可能性を模索してきたが、現存では不可能であり、そのため遠藤新富山大学長と懇談を進め、大学が主体となって寄付団体を立ち上げ、その中に同窓会枠をつくる方向で検討中であることが田渕理事長から報告された。また、高田会長より、富山大学医学部の寄附講座の立ち上げが提案され、今後とくに第1期卒業生を中心に具体的に検討をしていくことが述べられた。

・ 研究特集の掲載

高田会長より、研究特集を会報に掲載する案が述べられ、第1報を高田会長が編集長として組み、 「研究紹介」コーナーなどで同窓会報に掲載することになった。