平成24年度 富山大学医学部同窓会

第一回理事会 議事録

 

日時:平成24528() 18002000

場所:富山大学杉谷キャンパス 共同棟6階会議室

参加者(卒業年度順):栗本昌紀(脳神経外科)、広田弘毅(麻酔科)、田渕英一(富山短期大学)、川口善治(整形外科)、野村邦紀(放射医学)、林隆二(第一内科)、石木学(臨床研修部)、宮一志(臨床研修部)、炭谷靖子(富山福祉短期大学)、八塚美樹(成人看護学)、吉井美穂(基礎看護学)、寺西敬子(地域看護学)、松原裕樹(5M)、松本かおる(5M)、勢藤善大(4M)、布村晴香(4M)、梶川清芽(3M)、堀七世(3M)、中田一希(1M)、吉山慶太(M)、吉田祥吾(4N)、武田精一(耳鼻咽喉科)、林恭子(事務員)                                      計23

司会:理事長 田渕英一

 

 

討議事項:

 

1.     自己紹介

  出席者の自己紹介を簡単に行った。今年度より、理事会参加を在校生にも促し、医学科生10名と看護学科生1名が出席してくれた。

2.     平成23年行事報告および平成25年行事予定

平成23年度行事報告および平成25年度行事予定が述べられ、異議なく承認された。なお、この件は本年度の総会にて決議される予定である。

3.     特別会員への会費徴収ついて

 昨年度の総会で、「65歳以上の会員からは会費を徴収しない」という会則が撤廃され、それに伴い65歳以上の特別会員からも会費を徴収した。その後、19名の特別会員から会費の納入があったが、一部の特別会員から「特別会員は終身会員ではないのか」というご批判もあり、改めて特別会員の会費の取扱いについて討議した。その結果、特別会員だけを終身会員とする理由や根拠が乏しいことから、「特別会員を終身会員とする」という会則を撤廃し、本会のすべての会員(準会員、正会員、特別会員)から、一律で10年会費として30,000円を徴収することとなった。なお、この懸案は本年度の総会にて決議される予定である。

 また、高齢会員より会費を徴収する場合、10年会費ではなく年会費として徴収してはどうかという意見があった。ただし、年会費の徴収については、以前、自動振込を含めて討議・検討されているが、会計・事務の煩雑さから見送りとなった経緯がある。

4.     富山大学医学部同窓会入会数の低迷について

  2007年度に医学科および看護学科の本会入会者数が減少し(71%および65%)、その対策として、入会促進課を設立し(担当:川口善治氏)、入学時オリエンテーションや卒業式・謝恩会にて、医学部同窓会入会の斡旋を積極的に行い、ここ数年、医学科では80%台半ばをキープしている。しかし、看護学科では60%台と低迷し、とくに今年は60%と過去最低となった。看護学科では、入会率改善に向けて、まずは教員の入会を勧めており、やはり教員から折に触れて学生に推薦してもらうことが肝要である。また、看護学科にも各学年に同窓会委員をつくって、学生からも入会を推奨するシステムも大切である。そして、医学科・看護学科ともに同窓会の周知度が未だに低く、今後も広報活動が必要であることが述べられた。

5.     オンライン会員名簿の現状および名簿発刊について

 オンライン名簿の利用状況が報告された。今年度の会報発送後より、利用数が月100件程度にまで急増したこと、トラブルもとくにないこと、メールアドレスの登録数も増えていることが述べられた。これまではセキュリティ確保を最優先していたが、今後は利便性を高くしていくために、検索履歴の表示、テキスト形式への改定、検索ツール、部活・サークル項目、ご意見フォームの設置を行っていくことが述べられた。また、稼働率が低いことから現在の同窓会blogを廃止し、Facebookの開設を検討することになった。

 メール登録会員を対象に、同窓会活動の一部をメール配信することが了承された。その際、会員からの返信はしないように明記し、かつ事前に理事に配信内容をメールする。

6.     専門医養成支援センター事業について

 専門医養成支援センターは、これまで卒後研修医の養成・支援の窓口として活動してきた。しかし、時限付事業として平成25年に終了するため、これまで行ってきた活動をどう引き継ぐのかが懸案となっている。この度、年2回発行している「卒業生だより」を継続していきたいという要望を受けて審議した結果、「卒業生だより」担当者(石木学氏、宮一志氏)が編集を継続し、医学部同窓会が「卒業生だより」発行を引き継ぐことが了承された。また、学生からの寄稿も積極的に取り入れることとなった。

7.     初期臨床研修センター事業報告

 初期臨床研修センターより、事業報告がなされた。初期臨床研修医の獲得に向けて、初期臨床研修センターが大学内に設置されたが、予算がないため、2年前より医学部同窓会からの支援が行われている。今後も、この事業を継続することで了承された。

8.     杉谷の森合奏団の活動予定

 20年前に、富山大学(旧富山医科薬科大学を含む)医学部卒業生が中心となって杉谷の森合奏団が設立され、これまで病院内コンサート活動を行って患者さんへの“心の癒し”を提供してきた。数年前から同窓会の支援を得てから、活動がさらに活発化し、全国規模での活動が行われていることが述べられた。

9.     新年度の総会開催日の調整

 昨年度の総会で仮決定した平成24923日(日)1000〜で了承された。場所が決定次第、理事および全会員に周知することとなった。

10.   その他  

1)  富山大学医学部同窓会プライバシーポリシーの立案について

  大学、同窓会連合会、各学部同窓会間での個人情報データの取り扱いについて、法律的根拠に基づき実施するために、プライバシーポリシーの設置が必要であり、その案が提出された。この案は法律家を含めた委員会で作製された大学のプライバシーポリシーを参考に作製されており、とくに問題なしと判断され、了承された。なお、この懸案は本年度の総会にて決議される予定である。

2)  ゴルフ部への支援について

討議した結果、賛否両論がでた中で、ゴルフ部員全員が同窓会員であることと、ゴルフ部の西医体での活動を総会で報告し、同窓会報に掲載することを条件に了承された。

3)  東日本大震災への対応

 富山大学より東日本大震災医療団が派遣される際には、昨年度と同様に支援金を拠出することが昨年度の総会で決議されており、今年度の予算に組み込まれていることが述べられた。

4)  会報編集担当者の変更

 現会報編集担当者より、本業および編集業務に支障をきたしていることから、担当者の変更依頼があった。討議の結果、宮一志氏が会報編集業務に参加していただくことで対応することとなった。

5)  今後の検討課題

 ※学生活動支援の充実―スポーツ優秀生への資金援助、留学支援

 ※学生の勉強の場の確保(自習室等)―大学で現在検討中

     ※富山大学医学部の寄附講座の立ち上げ(担当 高田良久会長)

※研究特集の会報への掲載 (担当 高田良久会長)

※研究助成金の設立

※名簿の発行