富山大学大学院医学薬学研究部麻酔科学講座
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Top Page - 外来案内

 麻酔科外来(ペインクリニック)に関するご案内

◎外来受付時間

☆一般外来

火、水、木曜日 9:00 ~ 11:00

   ※初診時には紹介状が必要です


☆専門外来(完全予約制)   
  • ※ボツリヌス外来(顔面・眼瞼痙攣・痙性斜頚)希望の患者様は、初めに火曜日(午前中)に受診してください。

  • ※帯状疱疹痛・帯状疱疹後神経痛外来を希望の患者様は、木曜日(午後)に受診してください。

  • ※透視下神経ブロック・脊髄刺激療法・エピドラスコピー等をご希望の患者様は、あらかじめ麻酔科外来受付までお問い合わせください。

 

◎外来担当医師

   附属病院麻酔科外来 (附属病院ウェブページ)

 ペインクリニック外来

ペインクリニックQ&A

Q.  病院の麻酔科とは何を行っている科なのでしょうか?
   またペインクリニックとは何でしょうか?

A.  富山県内の主要な病院には麻酔科があります。
   しかし多くの人は麻酔科が何を行っているかは知らないことと思います

   麻酔科では
     1)手術の際の全身麻酔をはじめ とする麻酔業務
     2)手術後の集中治療室における重症患者の管理と 手術前の診察を含めた、
       いわゆる周術期の管理
     3)痛みをとる技術を用いたペインクリニック
   を行っています。 アメリカの麻酔科医であるRovenstineによって名付けられた
   この ペインクリニックは、難治性の痛みの治療を主体とする診療です。
    治療手段としては、主に神経ブロック、薬剤、その他 最近では レーザー治療
   などを行っています。

Q.  その麻酔科のペインクリニックではどのような痛みが治療の対象となりますか?

A.  麻酔科におけるペインクリニックは外来で行っています。一般的には、頭痛
   (片頭痛、筋緊張性頭痛、群発頭痛など)、三叉神経痛、帯状 疱疹(後)
   神経痛、反射性交感神経萎縮症・カウザルギーなどのニューロパシック
   ペイン、癌性疼痛などの疾患が対象となります。 いわゆる怪我などの際の
   急性炎症による痛みなどは扱いませんが、それ以外の難治性の痛みを対象
   としています。
   特に、当麻酔科では帯状疱疹後神経痛、難治性の慢性疼痛、癌性疼痛などを
   主な治療の対象としてしています。

Q. 帯状疱疹後神経痛やニューロパシックペインとはどういうものですか?

A.  子供の時に多くの人が水痘にかかります。一度この水痘にかかると、 水痘・
   帯状疱疹ウイルスが体の中に潜んでいます。帯状疱疹とはなんらかの原因で
   再びこのウイルスが活性化され皮疹と痛みを生ずる病気です。帯状疱疹の
   皮疹は、多くの場合、抗ウイルス剤を投与することにより治ります。
   しかし、一部の人特に高齢者の人は、この痛みが焼けるような、また電気が
   走るような痛みへと変化していきます。これが帯状疱疹後神経痛で、非常に
   治りにくい痛みを伴う病気です。この帯状疱疹後神経痛を防ぐには、帯状疱疹
   の痛みの強い   時期または皮膚症状が治った後でも痛みがある場合に、
   できるだけ早くペインクリニックなどで積極的な痛みの治療を行うことです。
   また、外傷や手術などの後に、元の疾患が治癒するとそのとき生じていた、
   痛みが治るのが一般的です。しかし元の疾患が治った後にも痛みが引き続いて
   起こる、反射性交感神経萎縮症・カウザルギーと呼ばれている痛みの疾患は
   帯状疱疹後神経痛同様、非常に治りにくい痛みの一つです。これらは、痛みを
   感ずる神経自体が変化を受け、その神経が原因で痛みを伴うため、ニューロ
   パシックペインと呼ばれています。当麻酔科ではこのニューロパシックペインに
   対して積極的な治療を行っています。

Q. それらの治療方法は?

A.  我々の施設では、これらの痛みに対して、それぞれ痛みを伴う場所や 神経を
   局所麻酔薬で麻痺させるブロック療法、痛みの部分にレーザー光を当てる
   レーザー治療、針治療と電気治療を兼ね備えたSSP治療、局所麻酔薬を電気
   によって皮膚から浸透させ痛みを取るイオントフォレーシス、とともに和漢薬など
   も用いた投薬による治療を行っています

Q. ペインクリニック外来を初めて受診する際に紹介状は必要ですか?

A.  はい。初めて受診される際には、原則として近くの医院・病院の紹介状をご持参
ください。

 専門外来

◎がんの痛みについて(持続くも膜下モルヒネ投与)

☆詳細についてはこちら

◎顔面・眼瞼痙攣/痙性斜頸

☆A型ボツリヌス毒素を用いた眼瞼痙攣 半側顔顔面痙攣 癌性斜頚の治療

食中毒の原因菌のひとつであるClostridium Botulinum により産生されるこの毒素には筋肉に力を入れにくくする作用があります。この毒素を用いて、眼輪筋が不随意に収縮する眼瞼痙攣や、顔面神経の被刺激性亢進により一側顔面筋が発作的に不随意に収縮する半側顔顔面痙攣、頭頚部の筋緊張異常により異常頭位を生じる癌性斜頚に対し、一時的に原因筋に麻痺を起こさせて治療を行います。

使用する毒素の量が少量であることと、局所のみに注射するために、食中毒症状は生じません。また、この毒素の効果は3~4ヶ月ですので、時間が経過すれば元に戻るという特性があり、繰り返し注射が必要な場合もあります。


◎帯状疱疹痛・帯状疱疹後神経痛の治療


◎脊髄刺激療法(脳神経外科と協同で施行)


◎エピドラスコピー

☆当院では平成24年度からエピドラスコピーを中止しております。


このエピドラスコピーは、尾てい骨付近の仙骨裂孔から細長い内視鏡を進入させ、腰椎レベルにおいて硬膜外腔の癒着を剥離し、さらに癒着部分に薬剤を注入する低侵襲な方法です。主に、硬膜外腔癒着が原因の腰痛等に有効であり、合併症も少なく、当大学病院整形外科とも協力をして治療にあたっています。