富山大学大学院医学薬学研究部麻酔科学講座
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 研究紹介

富山大学麻酔科では、臨床に役立つ研究をモットーとして、以下の領域において研究活動を行っています。

 痛みがどのような機序で発生し、また鎮痛薬がどのようにして効果を発揮するのか(特に中枢神経において)を明らかとするために、行動薬理学的、分子生物学的、免疫組織学的なアプローチを用いて研究を行っています。現在、星薬科大学薬理学教室とともに、教授の指導のもと大学院生が中心となり研究を行っています。ペインクリニックや癌性疼痛領域の臨床に役立つような研究を行っています。

 周術期には、手術という大きな侵襲に対して生体は大きな反応を示します。時には過剰な反応を示し、術後管理に難渋します。現在、炎症反応の発生機序ならびに治療方法を開発するために、名古屋大学教授 松田直之先生、愛知医科大学教授 畠山 登先生、木下浩之先生、および 当大学分子医科薬理学講座とともに研究を進めています。

 各種麻酔薬が中枢神経にどのように作用して、麻酔効果を発揮しているのかを明らかにし、安全な麻酔薬の開発を目指しています。主に、ラット脳スライス標本を用いた海馬ニューロンの電気活動を検討することによって研究を行っています。

 全身麻酔薬は,心臓血管系へ直接作用し,麻酔中の低血圧や不整脈発生に関連するといわれています。単一心筋細胞の収縮・活動電位・膜電流に及ぼす麻酔薬の作用や血管平滑筋に対する各種麻酔薬の作用について細胞レベルで検討し、副作用の発現を少なくするにはどのような対策を講ずればよいかについて研究を行っています。

 

 

主な研究業績(2010~2016年度)