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折笠秀樹教室

砺波(となみ)のチューリップ


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*大学院「臨床統計学の基礎」が611日から開始します。

  講義棟401教室です。どなたでもご自由に出席ください。

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統計コンサルティングご依頼の方法について
 統計コンサルティングをご希望される際は、お手数ですが、『統計コンサルティング依頼書』を折笠(horigasa@med.u-toyama.ac.jp)までご送付をお願い申し上げます。

『統計コンサルティング依頼書』(Excel様式)
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教授のひとりごと(Professor's words)


モノローグ81.  和歌と短歌は何が違うの?(2019-5-20

 

新しい元号「令和」の出典は万葉集だった。明日香―藤原―奈良といった時代に作られた和歌、4516種(20巻にわたり)を含み、奈良時代に生きた大伴家持が編纂した和歌集である。「令和」の起源となった和歌は、父親の大伴旅人による。大伴旅人は大宰府へ赴任し、子の大伴家持は富山(越中)で国守をしていた。

 

万葉集の後、古今和歌集・新古今和歌集などが出たが、万葉集は数では最大規模と言えよう。中国の漢詩に対応するのが日本の和歌とも言える。いわゆる、5−7−5−7−7形式の歌である。旋頭歌(せどうか)は、5−7−7−5−7−7という形だったようだ。旋頭歌とは頭を巡らす歌のことであり、上の句(5−7−7)に対して、下の句(5−7−7)を巡らし、上と下は別人が書くことも多かったようだ。いずれにせよ、これらの和歌は西洋でいうところの詩(poem)に相当すると思われる。長文の小説(novel)とは対照的な文学形式なのだ。

 

短歌という言葉が生まれたのは、明治になってから、正岡子規が生みの親だと言われている。彼が短歌と呼びなおし、形式的な和歌を改革したことで有名だ。彼は、執拗に和歌を攻撃したとされる。和歌では「枕詞」を使う慣習になっていたが、短歌ではそうした形式は問わなかった。そして、見たままの現実を写し取ることを歌の本意とする「写生」を唱えたが、そのころ西洋で台頭していた写実主義が影響したのかもしれない。

 

正岡子規は和歌だけでなく、俳句についても改革したことで知られる。5−7−5の俳句も和歌の一つとされるので、短歌とは和歌の一種と言ってもよいかもしれないだろう。





過去の教授のひとりごとは、こちらから 


教授からのメッセージ (Professor's message)

  バイオ統計学は生物医学研究で特に必要とされる統計学を研究しており、欧米ではSchool of Public Healthの中のDepartment of Biostatisticsとして存在します。米国では1950年頃より各大学に作られ、現在では30を超える大学に学科として存在しています。私は1988年に米国のノースキャロライナ大学の同学科で博士号(PhD in Biostatistics)を取得しました。
 
  バイオ統計学が取り扱う分野は、臨床医学・疫学・ゲノム科学・環境科学・臨床薬学・QOL評価と幅広いです。 臨床疫学とは臨床(診療)の場で疫学的考えを適用する学問であり、20年前から登場した根拠に基づく医療(EBM)とも相通ずるものです。臨床研究を効率的に計画したり、診療ガイドラインの作成・評価をしたりします。
 
  私たちの教室では多くの臨床研究に携わりつつ、予後予測モデルの研究、QOL評価モデルの研究、服薬遵守の要因分析などを行っています。最近では統計教育法にも興味をもっています。新薬の審査にも関係しており、毎年10件程度のレビューを行っています。

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