新着情報
会員の皆様方からの情報提供をikoen@adm.u-toyama.ac.jp御願いいたします
お願い
後援会は皆様のご協力により成り立っています。
主な支援事業は以下のとおりです。
- 5月に行われます新入生医療学研修
- 学外看護実習
- 医師・看護師国家試験対策
- OSCE(客観的臨床能力試験)支援
- CC-EPOC(卒前臨床教育評価システム)使用料補助
- 風疹・麻疹・ウイルス性肝炎・アレルギーなどの血液検査
- B型肝炎ワクチン接種、インフルエンザワクチン接種
- 献体に関する活動(解剖学実習)
- 体育・文化系の各部やサークル活動
- 医学薬学祭
- 卒業アルバム制作等
どの事業も本学医学部の学生が高度な医学教育を受け、健全な学生生活を送るために欠くことのできないものです。
まだ入会しておられない保護者の方は、ご検討くださいますよう、お願いいたします。
後援会会報第63号を発送
会報第63号を発送いたしました。
住所変更などで戻ってくる郵便がありますので、是非、住所変更の場合は後援会にお知らせください。
後援会会報第64号の原稿募集のお知らせ
原稿の募集をいたします。会員の皆様の近況をお寄せください。ご協力お願いします。
題目「後援会北から南から」 会員皆様の近況をお寄せ下さい。
字数等800字程度(スナップ、カット等がある場合は700字程度)
原稿締切日 令和7年10月末日
FAX 076-434-4545
E-mail ikoen@adm.u-toyama.ac.jp
卒業生のことば ~学生生活を振り返って~
この春、医学科107名、看護学科80名がご卒業となります。今は全ての国家試験が終わり、あとは結果待ち。そして晴れの卒業式の日を心待ちにしておられるはずです。
今年度も各学科から1名ずつ、学生生活を振り返ってもらいました。この学年は、学生生活の半分をコロナ禍の影響に見舞われて過ごした皆さんです。それまでの先輩方とは違ったキャンパスライフだったことでしょう。そんな中でもたくましくかつ充実して過ごしてこられたようです。
お二人のコロナ禍での経験は他の卒業生の皆さんも同様に経験されたことでしょう。今後医療人として活躍していく中できっと役に立つことでしょう。卒業生皆さんの活躍を祈っています!
卒業生のことば 学生生活を振り返って
医学科6年 嶋川 昇大
春の訪れを感じる今日、このように卒業を迎えられることを心より感謝申し上げます。振り返れば、入学してから今日までの6年間は喜びや達成感だけでなく、むしろ自分の未熟さを痛感することの連続でした。
忘れられない出来事の一つが、2年次の春に所属していた部活を辞めてしまったことです。1年次、フィジカルの弱さが課題であると考えた私は夏以降の半年間、休部させていただいてジムで毎日のように筋トレをしていました。その甲斐あって10kgの増量に成功し、部活の皆に会うのを待ち遠しく思っていた矢先、コロナ禍を迎えました。部活禁止。ジム利用禁止。自粛期間の間に筋肉はみるみるやせ細り、残されたのは半年前と大差ない体と半年もの間休部していた事実でした。その恥ずかしさに私は耐えられませんでした。「コロナさえなければ」と当時は思いました。
後になって、私を退部に至らしめた原因はコロナなどではなく、私自身の未熟さであると気づきました。失敗を笑い話に変える心の広さ、逆境に耐える我慢強さ、そして「皆なら温かく迎えてくれるはずだ」と思えるような関係性づくり、どれも私には欠けていたのです。5年次、私は救急サークル(SALT)において総代表としてワークショップを運営する立場に就かせていただきました。運営メンバーをはじめ多くの人の支え無しには決して開催に至らなかったと思います 。仲間と協力する中で、わずかですが自分の成長を実感しました。
4月からいよいよ研修医です。期待と不安で胸がいっぱいですが、富山大学での経験を糧とし、少しでも早くお世話になった方々に恩返しができるよう精進します。最後になりましたが、これまで支えてくださったすべての皆様に改めて感謝の意を表します。そして在校生の皆さんの今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

卒業生のことば 学生生活を振り返って
看護学科4年 森田 真由
私は、新型コロナウイルスが流行中の2021年4月に入学しました。新型コロナウイルスの影響でオンライン授業から始まった大学生活は、思い描いていた大学生活と対照的なものでした。県外出身の私は、慣れない土地での慣れない学生生活に不安を感じていましたが、半年後から完全に対面授業となり、部活動も開始されたことで友人や部活動の同期とともに過ごす時間が多くなるなど大学生らしい生活が送れるようになりました。
富山大学で過ごした4年間で特に印象に残っているのは4年次の領域別実習と助産学実習です。領域別実習では先生方のご指導の下、患者ひとりひとりの価値観を大切にした個別性のあるケアについて学ぶことができました。実習中は辛いことも多くありましたが、同じ志を持って集まった仲間と共に支え合いながら乗り越えた半年間はかけがえのない時間でした。
助産学実習では、領域別実習よりもさらに主体性が求められ、命を預かる責任の重大さを痛感しました。分娩介助実習では10組の母子との関わりの中で、先生方や臨床の助産師のご指導をいただきながら妊娠期から産褥期にかけて必要な助産ケアについて学びました。昼夜を問わない実習のため、長時間緊張した状態で過ごすことも多かったですが、実習終了後には何ものにも代えがたい達成感と満足感がありました。
4月からは新しい道に進みますが、富山大学で過ごした4年間は私にとって人生の糧となると確信しています。入学当初のように新しい環境で生活することへの不安はありますが、先生方をはじめ、友人や家族、これまで関わってくださったすべての方々への感謝の気持ちを忘れずに今後も精進していきたいです。

富山大学 医学薬学祭2024
通称「医薬祭」は富山大学3キャンパスの中でも一番歴史のある大学祭なのだそうです。(今年で42年目。)
コロナ禍の影響もなくなり、徐々に前のようになりつつも、ノウハウが一旦途切れてしまったこともあり、運営側の学生達は大変苦労しているようです。
3キャンパス統一テーマは「ジャンプ!!」暗中模索で運営する中でも「ホップステップはもう終わり! 思わずジャンプしてしまうような、楽しくてたまらない大学祭にしよう!」という思いを込めたそうです。来場くださった大勢の方々にもその思いが伝わり、大変楽しんでおられたように感じられました。後援会としても今後も支援を続けていきたいと思います。



富山大学医学薬学祭
2024年10月19日(土)~10月20日(日)
医学薬学祭実行委員会委員長 島﨑 喬大
医学薬学祭2024はコロナ禍の収束で医学薬学祭が再開となってから3年目、飲食企画が解禁されてから2年目の医学薬学祭となり、いまだに運営に関するノウハウが不足している状況ではありますが、なんとか無事に開催することができました。
今年度の富山大学祭3キャンパス統一テーマは「ジャンプ!!」、コロナ禍による制限が少なくなって以来「ホップステップはもう終わり! 思わずジャンプしてしまうような、楽しくてたまらない大学祭を目指します!」といったテーマで開催いたしました。3キャンパス合同でクイズラリー企画も開催し、来場者がそれぞれのキャンパスの個性あふれるクイズに答えることによって景品をゲットできるようにしました。本企画にもたくさんの来場者に参加していただき、医薬系キャンパスとしての杉谷キャンパスの個性を知っていただけたと思います。
出展団体による企画でも、杉谷キャンパスの学生主体で構成される部活動やサークルに協力をいただき、様々な企画を開催することができました。昨年度に引き続き、今年度も資金面から外部ゲストを呼ぶことはできませんでしたが、今年度は他キャンパスのサークル「料理サークル」および「パリスタ」(コーヒーサークル)による出展も開催し、富山大学のキャンパス間の交流も来場者に対してアピールしました。現在1年生はほとんどすべての授業を五福キャンパスで開催しているため、五福キャンパスにいる医薬系学生もこれらの出展に参加し、杉谷キャンパスの雰囲気を知ってもらうことができたかと思います。
今年度の医学薬学祭は実行委員だけでなく、出展団体の方々や大学職員の方々、当日お手伝いしていただいた他キャンパス大学祭委員の方々、ご協賛をいただいた企業や病院、そして後援会や教授会といった学内関係者皆様のご協力なしでは開催できませんでした。ご協力いただきました皆様に、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。また、今後も医学薬学祭へご支援賜りますようお願い申し上げます。
サークル活動報告
現在、体育部会26団体、文化部会20団体あるサークルから2団体より活動報告してもらいました。
体育部会からは女子軟式野球部。富山県は日本の女子野球発祥の地であり、毎年夏には全国の大学から女子野球チームが集まり熱戦を繰り広げています。富山大学も例外ではありません。
文化部会からは医薬classicサークル。今年初めて公認サークルとなり、活動の幅を広げているようです。
後援会では、先日各団体にアンケートを行い、その結果を参考に課外活動に対する支援を見直す予定です。次年度総会で詳細を説明いたしますので、ぜひご参加ください。
サークル活動報告 女子軟式野球部の紹介
女子軟式野球部 部長 塩澤 奈月
富山大学女子軟式野球部は、五福・杉谷・高岡キャンパスから学生が集まり、女子野球の楽しさを共有しながら活動する活気あるチームです。経験者はもちろん、大学から野球を始めた選手も多く在籍しており、限られた練習時間の中で着実に成長し、1年目からどんどん試合に出場しています。
富山県は日本における女子野球発祥の地として知られています。この歴史は1980年に遡ります。当時、富山県魚津市で女子野球チームが誕生し、女性が本格的に野球をプレーする文化が全国に広がりました。この歴史を尊重する形で、現在も全日本大学女子軟式野球選手権が毎年魚津市で開催されています。私たち女子野球部は、2024年の第38回大会で35回目の出場を果たしました。この大会は、第1回から魚津桃山運動公園で開催されており、同球場は女子野球の聖地として広く親しまれています。
また、私たちは「富山県から女子野球をもっと盛り上げたい」という思いを胸に、様々な活動に取り組んでいます。その一つが、2023年に始まったばかりの桃山杯女子野球フレンドシップトーナメントです。この大会では、富山大学の選手たちは出場するだけでなく、「フレンドシップサポーター」として大会運営にも携わっています。具体的には、小学生や中学生のチームにサポート役として加わり、一緒に練習を行ったり、ベンチを盛り上げたりすることで、大会全体を支えています。この活動を通じて、ただ運営を学ぶだけでなく、若い世代との交流を深め、「大人になっても野球ができる」という希望を伝えることを目指しています。
最後になりましたが、私たちの部活動の運営を支えていただいている医学部後援会の皆様に、心より感謝申し上げます。

サークル活動報告 富山大学医薬classicサークルの紹介
富山大学医薬classicサークル 部長 塚田 千華
私たち医薬classicサークルは、現在、医学科1~6年の12人が在籍しており、小規模なサークルではありますが、演奏技術を高めることを目指し励むとともに、部員同士の交流を深め、楽しく活動しています。
今年度は、春の定期演奏会に加え、入院患者さんやそのご家族に、ひとときでも安らぎを感じていただきたいという思いから、夏に富山大学附属病院で、秋には富山県立中央病院で院内コンサートを開催しました。
私たちの活動は、個々での練習がメインではありますが、本番前などには皆が集まって互いの演奏にアドバイスしたり、部員同士でアンサンブルを組んだり、また、楽器演奏を得意とされる医師の先生方にご指導いただくなど、日々、意見を出し合い工夫して取り組んでいます。
音楽と勉学との両立は簡単なことではありませんが、患者さんがリズムに合わせて笑顔で手拍子を打っておられる様子が見られたり、「大好きなディズニーの名曲が聴けて楽しかった」などと直接声をかけていただけたりすることが大変嬉しく、また日々の鍛錬の原動力となっています。
来年度以降は、より多くの皆様に私たちの演奏を楽しんでいただけるよう、県内の他の病院でも演奏会を開催したいです。そして他大学のclassicサークルとの交流の機会を増やすなどし、活動の幅をさらに広げていきたいと思っています。
最後になりますが、私たちは、医学部後援会の皆様をはじめ多くの方々のご理解とご支援により活動させていただいており、心より感謝いたしております。今後も、その感謝の気持ちを忘れることなく、そして私たちの演奏がさらに多くの皆様の心に響きますよう精進してまいりますので、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願い申しあげます。

第76回 西日本医科学生総合体育大会
コロナ禍の3年間は中止が続いていた西医体ですが、昨年度に引き続き今年度も無事に開催することができたそうです。
諸事情により、第78回の主管校が富山大学に繰り上がりました。今から少しずつ準備も始まっています。後援会としても何らかの形で支援したいと思います。
さて、今回は好成績を残した男子卓球部部長に大会報告をお願いしました。日頃の努力の成果が実り嬉しい限りです。今後の活躍にも期待しています。
西医体を終えて
第76回西日本医科学生総合体育大会報告
男子卓球部 部長 高橋 文渡
はじめに、西医体に参加するにあたりご支援を賜りました医学部後援会の皆様、大会の開催に尽力してくださった各団体の方々、その他関係者の方々に厚く感謝申し上げます。
私たち富山大学医学部卓球部は第七十六回西日本医科学生総合体育大会において、男子団体戦の部門で準優勝を獲得しました。このような結果を収められたことを嬉しく思います。ほとんどの試合が接戦で、苦しい展開も多くありました。一回戦から団体戦の試合が最後まで回る総力戦でした。仲間を信頼し強気にいこうという作戦で試合を切り抜け、なんとか決勝までたどり着くことが出来ました。
富山大学では、どの部活も西医体に向けて非常にストイックに練習を行っています。部活によっては週五、六回の練習に加え、西医体前には練習試合も盛んに行われます。杉谷キャンパス全体が熱を帯び、優勝を目指して取り組んでいます。私たちも、昨年準々決勝で敗退した悔しさを晴らすため、実習や授業の合間を縫って練習を行いました。六年制の学部が多い医療系ならではの、先輩と後輩が協力して互いに技術を高められる環境が成長に繋がったと感じています。
また、西医体はスポーツ大会としては国体に次ぐ日本でも有数の大規模な大会です。そのため、他校との交流も活発で、医療者同士のたくさんの交流が生まれます。競技によってはレセプションも開催され、主に競技に関する意見交換や他校との交流が行われました。西医体という共通の目標を掲げてきた医学生たちが作り出す空気は、西医体ならではの一体感を感じさせます。ここで築いた人間関係は将来貴重な財産になると思います。

2026年度は西医体が富山県で開催される予定です。私たちも運営、練習ともに尽力しますが、開催のためには皆様のご助力が不可欠です。来年度以降も変わらぬご支援とご声援の程、よろしくお願い致します。
令和6年度 第1回理事会が行われました〔R6.7.7(日)〕
今年も無事7月第1日曜に対面での開催となりました。
議事に先立ち、田尻会長と関根医学部長の挨拶、各理事・監事の自己紹介がありました。
今回特別な審議事項・報告はなく、例年通りに次回会報の発刊内容、後援会加入状況、医学部の現状等について話し合われました。
次回、第2回理事会は令和7年3月23日(日)の予定です。
※ 新入会員選出分も含めた今年度役員は以下に決まりました。
令和6年度 理事役員紹介
会 長 | 田尻 和人 | |||
---|---|---|---|---|
副会長 | 富澤 岳人(医) | 井角 一太 (看護) | ||
理 事 | 新敷 吉成 | 杉木 実 | 樋口 悠子 | 山本 博道 |
安田 剛敏 | 井村 孝志 | 塩澤 祐子 | 藤坂 実千郎 | |
服部 麻理生 | 五十嵐 典士 | 常田 孝幸 | 小笹 保範 | |
顧 問 | 山本 克弥 | (以上16名) | ||
監 事 | 竹内 正志(医) | 作道 加代子(看護) | (以上2名) |
〔順不同敬称略〕
就任にあたり、以下、新理事3名、新監事1名より言葉をいただきました。
~新理事・新監事からの言葉 就任にあたり~
令和6年度 新理事(医学科) 五十嵐 典士
この度、娘が医学科に入学させていただいたご縁で理事に就任することになりました五十嵐典士(のりお)と申します。私自身富山医科薬科大学の卒業生であり、現在は内科医として富山市(大山地域)で地域医療に従事しています。父親の背中が影響を与えたのかはわかりませんが、小さい頃から「お医者さんになりたい」と言っていた我が子が同じ道を志し入学できたことを大変嬉しく思います。
近年、急速な少子高齢化や災害、感染症など社会全体の課題に伴い、医療を取り巻く環境や医療従事者の在り方も日々変化しています。学生の皆さんにはぜひ広い視野を持っていろんなことにチャレンジし、将来様々な状況に柔軟に対応していける医療人となってもらいたいと心から願っています。
微力ではありますが、一保護者として、そして理事として皆さんが充実した学生生活を送れるよう、できる限りのお手伝いをさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
令和6年度 新理事(医学科) 常田 孝幸
この度、新理事を拝命いたしました常田と申します。富山県出身で、富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業後、本学第二内科に在籍したのち、現在、富山市内の病院に循環器内科医として勤務しております。
学生時代は、勉学とともに弓道に打ち込み、弓道部門の責任者として、西日本医科大学総合体育大会(1996年)、全日本医科学生体育大会王座決定戦(1994年)を主管したこともあります。今回、理事のお話をいただいた際、それらの大会において医学部後援会に御援助いただき、大変ありがたく感謝いたしましたことを懐かしく思い起こしました。時を経てこのようなご縁をいただけたことを、不思議な運命のめぐり合わせと感じております。
医学部在校生皆様の学生生活が、より有意義で充実したものとなりますよう、田尻後援会会長はじめ、役員や会員の皆様とともに力を尽くしたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
令和6年度 新理事(看護学科) 小笹 保範
この度、次女が入学させていただいたことで医学部後援会の理事に就任することになりました小笹(おざさ)と申します。
杉谷キャンパスのある呉羽丘陵の麓に自宅があり、家族は地元の大学で就学させていただいていることに喜んでおり安堵致しております。呉羽丘陵は富山県の中央に位置し梨の生産が盛んな地区であり、特に『幸水』という梨が美味しいので召し上がってみて下さい。
また、長女も今年から看護師として都内の総合病院で勤務させて頂いております。近年は高齢化や災害等で医療従事者の活動の場が広範囲になってきている状況です。医学部の学生が医療従事者として活躍できるように親として後援会活動で微力ながら支援していければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
令和6年度 新監事(看護学科) 作道 加代子
この度、長女が看護学科に入学したご縁で、後援会の監事として、本会に参加させていただくことになりました、作道と申します。
入学してからの娘は勉学、部活、アルバイトなど忙しくも楽しそうに日々を過ごしております。貴重な学生時代に多くの経験を積み、広い視野・見聞を持った医療人になってくれたらと願っています。
地元富山の大学に通う者の保護者として、学生の皆さんが有意義な学生生活を送るサポートができたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
Welcome! 新入生 ~新入生医療学研修を終えて~
今年度の新入生は医学科110名、看護学科82名の入学となりました。(編入学生含む。)うち、5月末現在で173名の方に入会いただきました。コロナ禍も明け、様々な活動が通常通りとなってきました。後援会も多方面で支援していくことになるでしょう。
今年度も医学科、看護学科から各1名の方に新入生医療学研修を終えての感想を寄稿してもらいました。医療系4学科グループワーク、心肺蘇生法講習、野外研修について書かれており、どの学生もそれぞれで多くのことを学んだことが伝わってきます。
この新入生医療学研修で芽生えた「医療人としての自覚」「チームで協力すること」を大切に、充実した学生生活を送ってくれることと思います。
医療学研修感想
医学科1年 角皆 茉莉花
入学して僅か1か月が経過したころに行われた医療学研修では初めての経験が多く不安もありましたが、たくさんの学びを得ることができました。
医療系4学科グループワークでは、医薬学部の4学科それぞれから1,2人ずつ、計6名ほどのグループに分かれて提示された一つの課題の解決策を考えました。討論課題は答えが1つには定まらないものであったので、グループメンバーで様々な案を出し合い、それらをまとめる必要がありました。メンバーは皆初対面であったため不安もありましたが、役割分担し、円滑に話し合いを進めることができました。グループワークを通して初対面の人々と円滑なコミュニケーションを取り、課題を解決するために必要なことに気づくことができました。
心肺蘇生法講習は今まで受講したことのある講習より実践的な内容で、特に人工呼吸の練習は私にとって初めての経験であったためとても印象に残っています。はじめはうまくできませんでしたが講師の方々の説明や実演、そしてグループメンバーからのアドバイスもあり、講習修了時には自信をもって行うことができるようになりました。さらには講習内で先生方からのお話を聞くうちに私たちも医療者の一員になろうとしているという自覚が芽生えてきました。
野外研修ではグループごとに計画を立てて行動しました。当日は天候にも恵まれ、班員全員で立山の自然を感じると同時にグループ行動を通して班員との仲をより深めることができました。さらに野外研修時に与えられた課題をチーム一丸となってこなす中で役割分担や積極性の重要さを実感しました。

今回の医療学研修を通してよき医療人になるために必要な「チームで協力する」ということの重要性を強く感じることができました。このことを忘れずに今後の学生生活、そして将来は医療現場において様々な人と交流を深め、協力して様々なことに取り組んでいきたいです。
医療学研修の振り返り
看護学科1年 西井 啓悟
富山大学に入学しおよそ一ヶ月が経過した5月頃、医療系4学科(医学科、看護学科、薬学科、創薬学科)が合同してグループワーク、心肺蘇生法講習そして立山への野外研修が行われました。昨年まで新型コロナウイルスの影響によりオンラインで行われていた心肺蘇生法演習も今年は対面形式で行われ、学部学科を跨いだ人とのコミュニケーションをたくさんとることができました。医療学研修では各学科の人が含まれるよう、約6人でグループを形成しました。
最初に6人が顔合わせをしたのがグループワークでした。与えられたお題に対して6人で討論を行い具体的な解決案を考えました。その後、他のグループがどのような解決案を考えたかを共有し、そこではユニークな解決案が多く、会場が笑いに包まれる場面もありました。
次に心肺蘇生法講習が行われました。対面形式で行われたこともあり、オンラインでは味わえないことが多くありました。特に大勢の人が講師の方に指摘されたことは胸骨圧迫におけるリズムと力の強さです。実際にやってみると意外にリズムが早く力も必要で大変なことだと実感した人は多くいたと思います。これを機に今後いざ自分が心肺蘇生を行う場面にあったときはここで学んだことをいかし医療人として適切な対応をとれるようにしたいです。

最後に立山への野外研修では雪が降らない地域から富山へ進学した人も多く、見慣れない雪に興奮している人が多くいました。ある程度、雪道を歩いた後そこにはアイスクリーム販売店があり多くの人がそこでひと休みし班員のみんなと高校時代の話などで親睦を深めました。
この研修を通しチーム医療への第一歩を歩めた気がしました。なによりこのような機会を設けてくれた方々には感謝を申し上げるとともに今後も学生一同、勉学に励み大学生活を頑張りたいと思います。
令和6年度医学部後援会総会開催【R6.4.5(金)】
桜満開の中、今年度も無事に総会を開催することができました。
今回もQRコードを読み取っていただいての出欠連絡といたしました。ご協力くださりありがとうございました。環境対策・経費削減の観点からも今後も同様に出欠確認を行っていく予定です。
ただ、この形式になってからの出欠連絡の返答率の低さを懸念しております。「返答がない場合は、委任されたものと見なします。」とはなっていますが意思表示として、また住所確認もありますので、次回以降の返答にご協力お願いいたします。
まず田尻会長の開会の挨拶から始まりました。後援会が後方支援することで、学生の皆さんが充実した大学生活を送れるよう取り計らっていきたく、会員の皆様のご理解ご協力をいただきたいと述べられました。
続いて、関根医学部長よりご挨拶をいただきました。後援会の意義についてお話をしてくださり、後援会からの支援があることで学生の負担が減り、学生生活に集中できるプラス面があるとおっしゃっていただきました。また、本学の教育について学部案内を用いて説明してくださいました。学生が学んでいく内容や環境について詳細な話を聞くよい機会になったと思います。

その後、総会は以下の議事について審議が行われ、それぞれ承認されました。
①令和5年度富山大学医学部後援会決算について
→ 令和5年度富山大学医学部後援会決算書
→ 令和5年度医学部後援会事業費決算書
②令和6年度富山大学医学部後援会予算(案)について
→ 令和6年度富山大学医学部後援会予算
→ 令和6年度医学部後援会事業費予算
③医学部後援会会則の改正について
会を運営していくにあたり、現状に即した形に改正したら良いと思われる会則の条項について理事会で提案があり、以下の点を改正することになりました。
- 理事会の名称を「役員会」に変更
- 理事・監事の立候補者がいない場合は、選出を会長に一任する旨明記
- 最終学年での再任の任期は1年とする旨明記
- 議長を会長とする旨明記
- 定足数及び議決の方法を詳細に明記
- 第18条会則に定めていない事項で早急に処理が必要な場合は、役員会で決定する旨明記
④役員(理事)の選出について
今年度は、医学科より2名、看護学科より1名の新理事、加えて看護学科より1名の新監事の選出となります。立候補を募りましたが、どなたからも立候補がなかったため、会長一任で選出する旨が了承されました。
役員については役員紹介のページをご覧ください。
以上で総会は滞りなく行われ、閉会となりました。その後、医学部教員との懇談会があり、学科ごとに卒業生の進路状況や国家試験合格状況について説明がありました。
* 卒業生の国家試験状況
【令和5年度国家試験合格状況】
→ 第118回医師国家試験
→ 第113回看護師・第110回保健師・第107回助産師国家試験
* 令和6年度学生行事予定