新着情報

会員の皆様方からの情報提供をikoen@adm.u-toyama.ac.jp御願いいたします

お願い

後援会は皆様のご協力により成り立っています。
主な支援事業は以下のとおりです。

  • 5月に行われます新入生医療学研修
  • 学外看護実習
  • 医師・看護師国家試験対策
  • OSCE(客観的臨床能力試験)支援
  • CC-EPOC(卒前臨床教育評価システム)使用料補助
  • 風疹・麻疹・ウイルス性肝炎・アレルギーなどの血液検査
  • B型肝炎ワクチン接種、インフルエンザワクチン接種
  • 献体に関する活動(解剖学実習)
  • 体育・文化系の各部やサークル活動
  • 医学薬学祭
  • 卒業アルバム制作等

どの事業も本学医学部の学生が高度な医学教育を受け、健全な学生生活を送るために欠くことのできないものです。

まだ入会しておられない保護者の方は、ご検討くださいますよう、お願いいたします。

後援会会報第61号を発送

会報第61号を発送いたしました。
住所変更などで戻ってくる郵便がありますので、是非、住所変更の場合は後援会にお知らせください。

後援会会報第62号の原稿募集のお知らせ

原稿の募集をいたします。会員の皆様の近況をお寄せください。ご協力お願いします。

題目「後援会北から南から」 会員皆様の近況をお寄せ下さい。

字数等800字程度(スナップ、カット等がある場合は700字程度)

原稿締切日 令和5年11月末日

FAX 076-434-4545

E-mail ikoen@adm.u-toyama.ac.jp

卒業生のことば ~学生生活を振り返って~

 今年度は医学科113名、看護学科82名が巣立つこととなりました。今は国家試験に向けて猛勉強中です。記事が掲載される頃には国家試験を終え、ようやくひと息ついていることでしょう。

 各学科から1名ずつ、学生生活を振り返って思うことを寄稿してもらいました。学業・実習だけでなく、部活動であったり課外活動であったり、それぞれに充実した学生生活を送られたお二人の様子が分かる内容でした。

 卒業生皆さんのこれからのご活躍を期待しています。

卒業生のことば 学生生活を振り返って

医学科6年 逸見 平祐

 入学したての5月、10年後の医師像について考える機会がありました。振り返ると自分の医師像はとても曖昧なものでした。私が医師を志したのは偶然テレビで放映されていた国境なき医師団のドキュメンタリーがきっかけでした。いざ大学に入ってみると想像とのギャップもあり、自分の選んだ道が間違っていたのではないかと考えることもありました。一抹の不安な気持ちを抱えつつも始まった大学生活でしたが、早くも卒業となりました。

 6年間は本当にあっという間でした。この文章を書く機会をいただくにあたり私の大学生活を振り返ってみたのですが、部室でバイオリンを練習した思い出ばかりでした。せっかく6年もあるならバイオリンでも弾けるようになりたい、と軽い気持ちで管弦楽団に入ったものの、バイオリンの上手な同期たちに揉まれる日々でした。同期についていくのに必死で泣きたくなる日もたくさんありましたが、練習が功を奏しコンサートマスターを引き受ける機会をいただくことができ、続けていて本当に良かったです。

 私が大学生活で成し得たのはこれだけでした。もっと色んなことができたのだろうな、と考えたこともありましたが、振り返ると6年もの何気ない日常は私にとって愛おしい日々の連続でした。最初はつらかったバイオリンも少しずつ弾けるようになっていき、たくさんの人と関わるようになっていき、そして富山を少しずつ好きになっていきました。富山で学んだこの6年間は私にとって忘れられない思い出になると感じています。

 改めて理想の医師像について考えてみたのですが、正直まだ何も決められずにいるし、これからも悩み続けるのだろうと感じています。しかし入学したときの漠然と不安な気持ちとは別で、可能性に秘めた未来に少しワクワクしています。4年後はどんな医師になっているのだろうか。目の前のことで手一杯で全く想像もつきませんが、今の思いを忘れずに精進していきたいです。

卒業生のことば 学生生活を振り返って

看護学科4年 安藤 真弓

 見慣れた駅前の体育館で、見慣れない隣の顔へ挨拶をした入学式が、この大学生活の始まりだった。4年間で特に印象的なのは、課外活動として参加していた医学薬学祭実行委員会での活動と、3年生2月からの領域別実習である。

 2年生の春から未知なるウイルスが猛威を振るうと同時に、学祭の運営方法にも大きな転換点が訪れ、2020年・2021年と2年続けて学祭の開催が叶わなかった。一方で、今まで交流が少なかった五福・高岡キャンパスの学祭実行委員会との連絡を密に取り合い、工夫や発想を取り入れることが出来ないだろうかと考える期間となった。

 本年度はOGとして当日の運営に関わりながら、他キャンパスの委員と連携し、お互いの知識や経験を活かした学祭を垣間見ることができた。同級生だけでなく先輩方や後輩の皆さんにも恵まれ、新しい学祭の礎となるものに携わることができ、貴重な体験であった。

 領域別実習は、看護の視点で相手を捉える基本とその奥深さを実感した半年間となった。

特に、学生の存在を好ましく思っていなかった方に対して、コミュニケーション技術を用いることで、心の内の吐露や頼み事をされるまでの関係になれたこと、身体・精神面、社会面だけでなく、その方の考え方や信条まで捉えてケアの細部に反映させていき、行動変容の援助ができたことは、大きなやりがいと自信につながった経験である。

 入学式で隣に座っていた彼女は、来年5年生になる。学内で見かけては激励しあって、色んな場面で後押しをしてくれた友人と離れることを考えると寂しくはあるが、別々の土地でも同じ医療という現場に関われることを心の支えとし、そして今までご支援いただいた多くの方々に感謝し、来春からの看護師生活を乗り越えていきたいと思う。

富山大学 医学薬学祭2022

 2020、2021年と新型コロナウイルス感染症による影響で開催できなかった医学薬学祭が三年ぶりに開催されました。感染対策を講じながら様々な企画を計画した実行委員会の皆さんは、さぞご苦労されたことと思います。

 仲間との繋がりを大切にしたいという思いのもと、杉谷・五福・高岡の富山大学3キャンパス共通のテーマは「PEER」でした。

 企画としては、3キャンパスが連動したもの、普段あまり触れることのできない医学・看護学・薬学に楽しく気軽に触れてもらえるようにと工夫された杉谷キャンパスらしいものなどがありました。

 また、リオ五輪金メダリストの登坂絵莉さんを迎えてのシンポジウムも開催され、多くの方に来場いただき、久しぶりに大きな行事ができていたように思います。

《 野外ステージ 》
《 書 道 展 示 》
《 シンポジウム 特別講演の様子 》

医学薬学祭2022実行委員会委員長 高井 勇希

 2022年度の医学薬学祭は3年ぶりの開催となりました。10月23日(日)の午後からは雨が降り、一部企画の中止などがありましたが、何とか無事に学園祭を終えることができました。
 今年度の五福、高岡、杉谷の3キャンパスの統一のテーマは、「PEER」という、つながりを意識したテーマにしました。
 また、“P”「Pop」“E”「Enjoyable」“E”「Eternal」“R”「Renewal」のそれぞれのアルファベットにも意味を込めました。このテーマにちなんで3キャン企画の「富三くじ」というおみくじを行いました。おみくじの中には、運勢や一言コメントが記載されているだけでなく、記載されてある様々な企画を回っていただくと星のスタンプがもらえて、抽選回数を増やせるということを行いました。多くの方々に参加していただけて、喜びを感じるとともに杉谷キャンパスをより知っていただけたと思います。

 企画としては、部活、サークル等にもご協力していただき、今年度は「医学展示」「書道展示」「縁日・工作教室」「ストラックアウト」などを行いました。また、医薬イノベ―ションセンターにてシンポジウム『医療連携でスポーツを支える!私たち1人ひとりができること。』を開講することができ、ゲストとして女子レスリング、リオ五輪金メダリスト登坂絵莉さんをお呼びし、多くの方に参加していただくことができました。
 私自身といたしましては、部員8名だけでなく、各サークルのお手伝い五福・高岡のお手伝い、学務など多くの方々からのご協力のおかげで何とか医学薬学祭を開催することができたと思っております。多大なご支援・ご尽力、ご高配賜りました医学部後援会をはじめとするすべての皆様に厚く御礼申し上げます。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

サークル活動報告

 withコロナとなり、昨年よりは制限が緩和されたものの、今年度も西医体が直前に中止になるなど従来の活動ができていない部活動、サークルが多いようです。
 そんな中、新設されたものの中から、体育系・文科系1団体ずつ活動の様子を報告してもらいました。

サークル活動報告 女子ハンドボール部の紹介

女子ハンドボール部 前部長 青松 真子

 私たち女子ハンドボール部は、1年から3年の医学科、看護学科、薬学部の女子で活動しています。総計プレイヤーは16名、マネージャーは4名所属しています。女子ハンドボール部は2年前に発足して、今年の6月に部活動として学校に申請した後、公式に部活動としての許可が下りました。基本的に2時間の練習を週に2回しております。人数は多くないですが、元気に活動しております。新型コロナウイルスの感染拡大の中、十分に部活動を行うことや練習試合を組むことは難しい時もありましたが、状況に応じて乗り越えてきました。
 部の方針は以下の3つです!
 一、 人との出会い、繋がりを大切にし、楽しいが溢れる部活動にする
 二、主体的に参加する(大学生活で試験、バイト、遊びもあるが、他人に強制されるのではなく自分で考えて部活動と向き合う)
 三、何か言いたいことがあれば言いやすい環境を作る
 これらの3つの事は、ハンドボールというチームプレーを重要視するスポーツで大切になると考えています。
 医薬学系で女子ハンドボール部が存在する大学が少なく、女子ハンドボールは西医体の大会は現在ありません。大会に参加したことがなく、現在も大会に参加できる目処は立っておりませんが、金沢大学の医療系学部に女子ハンドボール部が存在するため、過去2回の練習試合を行い、現在3回目の練習試合を計画中です。また、これからの目標として、ゆくゆくは部員を増やして複数校の練習試合や大会に出場したいと思っています。
 来年度も「楽しく」部活動をできるように、部としてまだまだ未熟ですが、部員同士、力をあわせて精進していきたいと思います。

サークル活動報告 TULidの紹介

TULid 代表 染川 真由

 TULidという名前は、Toyama Unified Learning about infectious Diseasesから来ており、感染症を学び、また感染症をよく知らない人へ知ってもらうために設立されたサークルです。近年新型コロナウイルス感染症の流行が話題となり、さまざまなメディアで日常的に目にするようになりました。一般の方々の間でも感染症に対する関心が高まり、感染症については将来医療に携わる身として知らずには通れない知識となってきております。しかしながら、感染症の知識に不安がある学生も多く、またそれを深く学ぶ機会もありませんでした。そこで我々はTULidを立ち上げ、感染症に興味のある学生が正しい感染症の知識を身につけながら、得た知識を民間の方々に還元することを活動の目的としています。

 これまでの活動内容としては、感染症対策に関するわかりやすい動画の作成や、高校生を対象とした感染症講義などがあります。動画については、正しい手の洗い方や、正しいマスクの付け方などを誰が見てもわかるように簡潔にまとめています。今後、YouTubeなどで公開する予定です。高校生を対象とした感染症講義では、基本的な実験手技から最新の機械を用いた検査の体験まで幅広く行いました。参加した高校生からはとても好評でした。

 現在も依然として新型コロナウイルス感染症による脅威に晒されており、これからもますます感染症学に対する需要は高まり続けるでしょう。まだTULidは設立されてから日が浅く、学生の中での認知度も高くありません。今後は新型コロナウイルス感染症の流行状況を見ながら多くの学生にTULidを知ってもらえる機会を設けたいと思っています。

 最後になりましたが、我々は医学部後援会の皆様のご支援により活動させていただいております。皆様への感謝の気持ちを忘れずに活動を続けていきたいと思っておりますので、これからもご支援をよろしくお願いいたします。

Welcome! 新入生 ~新入生医療学研修~

 今年度は医学科110名、看護学科84名の新入生が入学されました。(編入学生含む。)うち、8月末現在で194名の方が後援会に入会されています。
 5月に行われた新入生医療学研修について、医学科、看護学科より1名ずつ寄稿してもらいました。今年度もコロナウイルス感染症対策の観点から、心肺蘇生法講習をオンラインで実施したり、落石による立山有料道路通行止めの影響で野外研修の行き先が急遽変更になったりしましたが、無事野外研修を行うことができ、新入生同士交流をもてたようです。これから充実した学生生活を送っていってほしいものです。


医療学研修を振り返って

医学科1年 都筑 芳樹

 新年度が始まって約1か月、緊張と期待が入り混じる中、新入生医療学研修が行われました。今回の研修は、全体討論、心肺蘇生法講習、野外研修の3本立てで行われました。各学科の人が含まれるように、約6人で班が組まれました。

 まず全体討論ですが、提示された事例に対する解決策を班員全員で考えました。この事例には正解はなく、班員各々は限られた時間で議論を重ねて、解決策を提示しました。班員は初対面であり、その中でも協力して問題を解決する能力を養えたように思います。

 次に心肺蘇生法講習ですが、事前に心肺蘇生に関する講義動画を観て、人形を用いて心肺蘇生を行った様子を動画で撮影しました。その動画をもとに班員同士で評価しあいました。全体討論で顔を合わせていたこともあり、評価時には議論が弾んだように思います。個人的には、感染を防ぐためのフェイスシールドを用いての人工呼吸が難しかったです。講習を受けて、実際に人が倒れた際も冷静に正しく心肺蘇生ができるよう、練習を重ねたいと感じました。

 その翌日に野外研修に向かいました。立山に向かう予定でしたが、落石のため急遽、井波と海王丸パークを回るコースに変更となりました。全体討論、心肺蘇生法講習では、班員と十分に雑談をする機会がありませんでしたが、野外研修では班員と様々な話ができました。井波では歴史ある寺院を見学し、海王丸パークでは海王丸を眺めながら昼食をいただきました。他学科の子と仲良くなる初めての機会でしたので、非常に思い出に残るものとなりました。

 将来、チーム医療を実践する私たちにとって、各学科の人と討論し協力して、仲を深めることができたので、貴重な経験となりました。仲間との縁を大切にしながら、6年間勉強に励んでいきたいと思います。
 また、本研修は感染対策を十分に講じた上で執り行われました。野外研修1週間前と前日に新型コロナウイルスのPCR検査があり、各学生は感染に対して緊張感をもって研修に臨みました。コロナ禍はしばらく続きそうですが、引き続き感染予防に努めたいと思いました。


新入生医療学研修から

看護学科1年 奥川 あかり

 新しい環境での生活に慣れてきた5月に新入生医療学研修がありました。新型コロナウイルスの影響もあり、心肺蘇生法講習はオンラインで行われましたが、今年は対面で全体討論を行ったり、野外研修に行ったりすることができました。落石の影響で例年のように立山にはいくことができませんでしたが、井波や海王丸パークをめぐりました。

 全体討論では、医・薬の生徒が混ざった少人数のグループで、1つのテーマについて話し合いをしました。初めて話す人ばかりで緊張もしましたが、1つのものでも、様々な視点からたくさん意見が出て、とても面白く、良い話し合いができました。また、代表グループの発表からも、自分たちの班とは違う考え方をしていて、とても参考になりました。そして、オンラインでの心肺蘇生法講習でも、お互いの胸骨圧迫や人工呼吸について、良いところを出し合ったり、どのようにすれば改善できるかを積極的に話し合ったり、お互いに高めあうことができました。

 そして、野外研修では、富山県の歴史的建造物を訪れたり、海に行って大自然を感じたりと、富山県の魅力をたくさん知ることができました。とても貴重な経験をすることができました。また、医・薬混合のグループで行動することによって、他学科の人とも親睦を深めることができ、良い思い出になりました。

 この研修を通して、心肺蘇生法について学ぶとともに、あまり交流がない他学科の人とも仲良くなることができ、非常に貴重な良い時間を過ごすことができました。また、事前の2回の新型コロナウイルスの抗原検査で、一人も陽性者が出ないなど、周りの意識のレベルの高さにもとても驚きました。これからの大学生活では。出会った人を大切に、自然豊かな富山での大学生活を楽しみたいと思います。

第1回理事会が行われました【R4.7.3(日)】
~新理事・監事からの言葉~

 今回も無事、対面での理事会を行うことができました。
 議事に先立ち、田尻新会長と関根医学部長の挨拶、各理事・監事の自己紹介がありました。
 例年通り、次回会報の発刊内容、後援会加入状況、医学部の現状等についての審議や報告がありました。加えて今回は、卒前臨床教育評価システム(CC-EPOC)使用料の補助について検討されました。CC-EPOCとは医学科4年次生が卒業まで使用するもので、今年度からその支出について自費となることから、後援会会員については後援会から補助することとなりました。詳細については、会報や次年度総会でお知らせいたします。
 次回、第2回理事会は令和5年3月26日(日)の予定です。

※ 新入会員選出分も含めた今年度役員は以下に決まりました。

令和4年度 理事役員紹介

会 長 田尻 和人      
副会長 <医>土井 正行 <看護>上野 仁    
理 事 土岐 善紀 宮津 健次 金森 智徳 堀井 芳美
  新敷 吉成 杉木 実 市川 真紀 阿部 真也
  樋口 悠子 山本 博道 井角 一太 富澤 岳人
  安田 剛敏 井村 孝志    
顧 問 山本 克弥     (以上18名)
監 事 <医>竹内 正志 <看護>作道 実   (以上2名)

〔順不同敬称略〕

就任にあたり、以下、新理事・監事5名より言葉をいただきました。

令和4年度 新理事(医学科) 市川 真紀

 この度、理事に就任させていただきました市川真紀と申します。息子は医学科の4年生です。息子の入学時の後援会総会で、入学生の保護者から新理事2名を決めることになった際、その意向がありながら挙手できませんでした。我が家には家族や親戚縁者に医師を含め医療従事者は誰もおらず、私たちは東京出身です。私は現在東京在住で都内の出版社で編集者をしておりますので、お呼びでないような気がしたのです。
 その後、送られてくる後援会だよりで、理事の少なくない方が医療従事者で富山県ご在住かご出身であることを知り、ならばかえって畑違いの私のような者の声、視点があってもよいのではないかと思い直し(開き直り)、事務局に問い合わせました。コロナ禍で理事会自体の開催が困難だった時期を経て数ヶ月後、たまたまご事情で理事を退任された方がいらしたので、その代わりに就任することとなりました。微力ながら、学生たちが患者の心身の痛みのわかるあたたかい医療者となるよう応援してまいりたいと思います。


令和4年度 新理事(医学科) 富澤 岳人

 この度、長男が医学科に入学にさせていただいたご縁で、理事に就任いたしました富澤岳人と申します。私自身も富山医科薬科大学の出身で、子供が本学に入学できたこと大変嬉しく思っております。以前に、富山大学病院に在籍していたので、少し先輩風を吹かせて杉谷キャンパスや大学病院のことを話して聞かせることができたのも感慨深いものがありました。
 このコロナ禍で、受験生達は、高校時代などに経験できるはずであったものの多くを諦めざるを得なかったであろうと思います。そんな中でも、受験勉強をやり遂げ、合格を勝ち得た新入学生の皆様には心からおめでとうと言いたいです。入学後は、少し気を抜いて遊ぶのもいいと思いますが、大学生時代にしかできない勉強があるのも事実です。月並みの言葉ですが、よく遊び、よく学ぶことができる大学生時代を送れるように、理事として微力ながら協力できればと考えています。


令和4年度 新理事(医学科) 安田 剛敏

 このたび医学科に入学させていただきました娘の保護者として理事に就任させていただきました安田剛敏と申します。自宅は富山市にあり、地元の国立大学医学科に入学し就学させていただいていることは、家族の大きな喜びと安堵となっています。
 医学科に入学した意味は、医師国家試験に合格し良い医師となり、医療を通じて社会貢献するためのマイルストーンだと思っています。そのためには、良い環境のもとで勉学に励むのはもちろんですが、大学時代にしかない自己管理できる時間をサークル活動や社会活動などに有効に活用してもらいたいと思っています。
 現状では未だ出口が見えないコロナウイルス感染症との共存の中、学生活動が心身共に健康で有意義に行えるように、保護者として微力ながら支援していきたいと思っています。何卒よろしくお願いいたします。


令和4年度 新理事(看護学科) 井村 孝志

 この度、長女が看護学科に入学させていただいたご縁で理事に就任することとなりました井村と申します。
 私は、普段、医療従事者の方と関わらせていただく機会があまりありませんが、以前、公立病院の事務局に勤務したことがあり、医療従事者の方々の日々のご苦労を間近で感じるとともに、根底にある医療に対する高い使命感にも触れ、たいへんなお仕事だな、と感じておりました。
 そのような中、娘が看護師を志すということで、親としてはたいへん誇らしく思うとともに、きちんとついていけるのだろうか、と不安にも思っております。
 幸い、このコロナ禍ではありますが、大学の方々のご尽力により、対面授業を継続していただいており、娘は毎日、元気に学校に通っております。
 甚だ微力ではありますが、医学部の学生の皆さんが充実した学生生活を送れますようお手伝いができればと考えております。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


令和4年度 新監事(医学科) 竹内 正志

 この度、長女が医学科に入学させていただいたご縁で医学部後援会の監事に就任することになりました、竹内正志と申します。私は2002年の富山医科薬科卒で神経精神科に入局し、現在富山市で心療内科・精神科を開業しております。娘が自らの意思で母校富山大学を選び、無事就学させていただいていることは、親族一同の大きな喜びとなっております。
 私が大学にいたときは、一般教養のカリキュラムを受講している期間は余裕があり、部活やマージャンに明け暮れていた毎日でした(遊び惚けていたのは私だけだったかもしれません)。それから月日がたち、富山大学の医学教育は国際基準に適合したカリキュラムとなっており、娘は勉学で毎日忙しそうにしております。
 保護者一同、一致団結し、子供達が富山に誇れる医療従事者として活躍できますように、微力ながらお手伝いをさせていただければ幸いです。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

令和4年度医学部後援会総会開催【R4.4.8(金)】

 今年度は2年ぶりに対面での開催となりました。
 以前は、ハガキによる出欠確認を行っていましたが、今年度は、会報送付時の案内にQRコードを添付し、そちらから出欠の連絡をしていただきました。
 初めての試みではありましたが、うまく機能しており、今後もこの方法で行っていきたいと考えています。
 しかしながら、「返答がない場合は、委任されたものと見なします。」と記載したこともあり、出欠の返答がない会員の方もおられ、課題となりました。お手数ではありますが、住所の確認も同時に行っておりますので、今後は、返答にご協力願います。

 さて、総会は山本会長の開会のご挨拶から始まりました。山本会長はご子息のご卒業に伴い今総会で退任でした。最後に「慌てず、焦らず、諦めず」という会長の座右の銘を披露され、退任の挨拶も兼ねられました。
 続いて、関根医学部長よりご挨拶をいただきました。その中で医学部の現状について学部案内を引用しながらお話されました。本学部では2023年問題に対応するべく、既に2018年3月に本学の医学教育は国際基準に適合していると認定されており、現在は7年に一度の更新に向けて準備中であることなど興味深いお話がありました。また、コロナ禍でもオンラインでの演習等を実施するなど授業の質を維持できるような取り組みを続けていることも述べられました。

 総会は、以下の議事について審議が行われ、それぞれ承認されました。①は山本会長の進行、②以降は新会長により進行されました。

 

①令和3年度富山大学医学部後援会決算について

→ 令和3年度富山大学医学部後援会決算書
→ 令和3年度医学部後援会事業費決算書

 

②令和4年度の会長の選出について

 3月27日(日)に行われた令和3年度第2回理事会で田尻和人理事が新会長に選出された旨が伝えられ、総会で承認を受けました。なお、山本旧会長は顧問として引き続きご協力いただくことも決まりました。

 

③令和4年度後援会予算(案)について

→ 令和4年度富山大学医学部後援会予算
→ 令和4年度医学部後援会事業費予算

 

④役員(理事・監事)の選出について

 今年度は、医学科より2名、看護学科より1名の新理事、加えて医学科1名の監事も選出となります。立候補される方がおられなかったため、県内出身者より会長一任で選出とする旨承認されました。(理事会に来学していただくことをふまえ、県内出身者に限定とさせていただくことをご了承ください。)なお、新入会員理事・監事は決まり次第お知らせいたします。
 新入会員選出以外の役員は以下のようになっております。

《令和4年度 理事役員紹介》 ※継続役員のみ
会 長 田尻 和人      
副会長 土井 正行 上野 仁    
理 事 土岐 善紀 宮津 健次 金森 智徳 堀井 芳美
  新敷 吉成 杉木 実 市川 真紀 阿部 真也
  樋口 悠子 山本 博道 井角 一太  
顧問 山本 克弥     (以上15名)
監事 作道 実     (以上1名)

〔順不同敬称略〕

⑤医学部後援会会則の改正について

 コロナウイルス感染拡大等の影響により、総会や理事会が開催できない場合、会長に開催方法について一任すること(Web開催、書面決議など)で後援会の機能を保てるよう、会則を改正することが提案され、承認されました。

→ 富山大学医学部後援会会則新旧対照表

《 山本会長 退任のご挨拶 》

 以上で総会は滞りなく行われ、閉会となりました。その後、医学部教員との懇談会があり、学科ごとに卒業生の進路状況や国家試験合格状況について説明がありました。

 

* 卒業生の進路状況、国家試験状況

【令和3年度卒業生の進路状況】

→ 医学科卒業生
→ 看護学科卒業生

【令和3年度国家試験合格状況】

→ 第116回医師国家試験
→ 第111回看護師・第108回保健師・第105回助産師国家試験

 

* 令和4年度学生行事予定

医学科学生行事予定
看護学科学生行事予定
国家試験日程

第71回 西日本医科学生総合体育大会

西日本所在の大学の医学部および医科大学の医科学生相互の親睦をはかり、スポーツの奨励発展に寄与することを目的とし、関西医科大学が代表主管校となり、2019年8月5日(月)~8月19日(月)に開催されました。(スキーは3月20日~27日)

☆競技結果
総合 優勝 愛媛大学 29位 富山大学
  準優勝 徳島大学    
  第3位 名古屋大学    
種目 優勝 本学 個人成績など
硬式テニス(男子) 愛媛大学    
硬式テニス(女子) 和歌山県立医科大学    
ソフトテニス(男子) 長崎大学  
ソフトテニス(女子) 神戸大学    
サッカー 近畿大学
関西医科大学
(同率一位)
   
準硬式野球 大阪市立大学    
バスケットボール(男子) 大阪市立大学
名古屋大学
(同率一位)
   
バスケットボール(女子) 鳥取大学
琉球大学
(同率一位)
   
バレーボール(男子) 名古屋市立大学    
バレーボール(女子) 三重大学    
バドミントン(男子) 島根大学 2位  
バドミントン(女子) 佐賀大学    
弓道(男子) 名古屋大学 3位 個人5位
優秀射技賞
弓道(女子) 徳島大学 12位  
柔道 徳島大学    
卓球(男子) 名古屋市立大学 8位  
卓球(女子) 三重大学    
ボート(男子) 京都大学    
ボート(女子) 岐阜大学    
陸上競技(男子) 鳥取大学 団体総合2位 ・トラック部門2位
その他個人入賞多数
陸上競技(女子) 三重大学   個人入賞複数あり
ヨット 香川大学    
水泳(男子) 愛媛大学   個人入賞複数あり
水泳(女子) 福井大学    
合気道 神戸大学    
空手(男子) 岡山大学    
空手(女子) 九州大学    
剣道(男子) 和歌山県立医科大学    
剣道(女子) 香川大学    
ハンドボール 京都府立医科大学    
ラグビー 九州大学    
ゴルフ(男子) 名古屋市立大学    
ゴルフ(女子) 名古屋市立大学    
スキー(男子) 名古屋大学 8位  
スキー(女子) 大阪医科大学 11位  
《バドミントン部》 2位となり全国大会出場

富山大学医学部創立40周年記念式典について

 富山大学医学部は,昭和50年10月に「医学,薬学の一体化並びに西洋の近代医学と和漢薬を中心とした東洋医学の融合」という設立理念の下,我が国で唯一の医科薬科大学医学部として設置され,平成17年10月に富山医科薬科大学,旧富山大学,高岡短期大学の3大学の再編・統合を経て,現在の富山大学医学部となり,このたび40周年を迎えました。

 平成28年11月25日,杉谷キャンパス医薬イノベーションセンター「日医工オーディトリアム」において,富山大学医学部創立40周年記念式典,記念講演会が行われ,医学部後援会を代表して宮垣副会長が出席しました。

 式典は,北島医学部長の式辞に続き,文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室の佐藤室長,富山県の蔵堀厚生部長,医学部同窓会の足立理事長から祝辞があり,富山県内外の関連病院長ほか地域の大学関係者や同大名誉教授ほか教職員が出席しました。

 式典後,同会場にて,フルートとハープの演奏や,大阪大学免疫学フロンティア研究センターの坂口特任教授から「制御性T細胞による免疫疾患の制御に向けて」と題した講演会が行われ,出席者が熱心に耳を傾けていました。