充実した研修


  • 学生・初期研修医教育
  • 専門医教育への情熱
  • 多彩な専門医養成プログラム
  • 充実した関連病院群の紹介
  • 専門に特化した研修関連施設
富山大学第3内科では、学生やローテーションの研修医に対して、さまざまな講義やグループ実習、内視鏡・エコーの実技指導などに取り組んでいます。

01 SWEETs会

スイーツ写真
毎回、「おいしいSWEETsをいただきながら、おいしく勉強しよう!」をコンセプトに始めました。毎回異なるテーマでグループワーク、実技シミュレーションなどを行っています。参加はどなたでもOK! 興味のある方は遠慮なく参加ください。国試対策、初期研修医の日常臨床に役立つ内容から最新の話題まで、みんなで楽しく勉強しています。


02 腹部エコー講習会

エコー写真
医学部生に対しては、3週間のBSL実習期間に1度エコーセミナーが実施されています。また、実際の臨床の場でエコーを使いたい研修医へは「研修医イブニングセミナー(手技セミナー)」を通して、またローテーターの研修医に対しては研修期間中に指導医からのエコー指導を受けることができます。今後、エコーセミナー用の「冊子」も充実させていく予定です。



03 内視鏡シミュレーター講習会

内視鏡SIM写真
医学部5年生のBSL実習では、上部消化管・下部消化管内視鏡検査実習では、各種シミュレーターで体験してもらっています。実際に内視鏡に触ることができる絶好の機会です!また内視鏡に興味があり、物足りない場合には個別で対応していますのでお気軽に声をかけてください。研修医に対してはシミュレーターで十分練習したあと、指導医とともに実際の内視鏡検査を行います。


04 中心静脈穿刺講習会

IVH講習会風景
侵襲性や偶発症の発生が高いと思われる内容については、事前にシミュレーターを用いることで、道具の準備・手技の手順などを習得することが可能です。「研修医イブニングセミナー(手技セミナー)」で年に2回程度実施し、第3内科からもインストラクターとして毎回数名でお手伝いしています。


05 研修医ポートフォリオ

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第3内科では症例の豊富さ・手技の多さで、行き届いた指導体制は、県内トップクラスと自負しています。そこでせっかく経験した内容でも月日が経つにつれて忘れてしまうものです。当科では、担当症例、カンファレンス発表、内視鏡検査、エコー検査、腰椎穿刺、中心静脈穿刺、骨髄穿刺、胸腹水穿刺などの項目に分けて、実施した回数を記録してもらっています。当然やりっぱなしではなく、指導医によるフィードバックも行い、充実した研修が送れるように配慮しています。


06 内視鏡医養成ポートフォリオ

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内視鏡専門医になるためには、内視鏡学会が求めている基準をクリアする必要があります。入局1年目(3年目医師)では研修医の時よりもより高度な内容が要求されます。 内視鏡実施件数、助手の経験数、治療内視鏡の介助・施行医とレベルに合わせて研修していくとき、実際の経験数をチェックし指導医とともに研修を進めていくためのツールとして活用して欲しい。


01 専門性を重視したチーム制


第三内科の病棟での研修は、専門性を重視したチーム制をとっています。血液専門、消化管専門、肝・胆・膵専門、腫瘍内科(がん薬物療法専門)の診療チームがあり、各チームは卒後10年目以上の教官(助教以上)、5~10年目の医員、その下に後期研修医と初期研修医とから構成されています。研修医は孤立することなく複数の指導医から学ぶことができます。

02 専門医の取得に断然有利


第三内科には日本内科学会指導医、日本消化器病学会指導医(2名)、日本消化管学会指導医(1名)、日本消化器内視鏡学会指導医(4名)、日本肝臓学会指導医(3名)、日本血液学会指導医(1名)、専門医(4名)、日本臨床腫瘍学暫定指導医(3名)、がん薬物療法専門医(4名)など、多くの学会の指導医がいます。

大学病院はこれらの認定施設になっていますので、認定医、専門医の取得に断然有利です。 すべての専門医取得の基盤になる日本内科学会認定内科医の取得は、卒後3年目終了時に可能となります。(後期研修医プログラム参照)

消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医、血液学会専門医の取得は、後期研修開始後4年~5年目に、その後専門性に応じて日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医、肝臓学会専門医の取得が可能です。

03 検査技術の早期習得


第三内科では研修早期から消化管内視鏡、腹部エコー、消化管造影検査などを習得させ『手に職を』持つことを徹底しています。

卒後4年目終了時には、上部消化器内視鏡検査、下部消化器内視鏡検査、ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造)検査が一人でできるようになります。6年目以上の医局員ほぼ全員が、消化器内視鏡専門医です。消化器内科医・血液内科医は内科医ですので、総合内科専門医の取得も推進しています(取得可能)。

04 救急医療への対応


第三内科の病棟は重症の患者が多いため、中心静脈の確保や気管内挿管の頻度が高く、患者の急変に対応できる能力がつきます。また、救急患者の中で最も多い症状である『腹痛』への適切な対応能力が育成され、全身管理のできる臨床医になれます。

05 積極的な学外研修の導入

入局後3年目以降は、日本のトップレベルの施設へ積極的な医師の派遣を実行しています。

◆当科には国立がんセンターで5年間研修した細川 歩 医師(診療教授)を中心にした腫瘍内科チームがあり、がん薬物療法の専門を習得するため、定期的に国立がんセンター・東病院に研修に行くことができます。最近では、梶浦新也 医師 (特命助教) が国立がんセンター・東病院で研修を終えて、平成20年6月末に帰局し、研修成果を病棟で存分に発揮しています。

◆また、早期消化器癌(食道癌、胃癌、大腸癌など)などの消化器内視鏡治療(ESDなど)も積極的に施行していますが、さらにレベルアップを希望する医師のために、消化器内視鏡治療の専門施設に医師を派遣しております。実績として、静岡県立静岡がんセンターの内視鏡科(小野裕之部長)への派遣を行い、若い医師の希望を実現しています。

◆当科の血液チームで、骨髄移植(造血器幹細胞移植)を行っていますが、さらなるレベルアップのため、2年間を1クールとして骨髄移植症例の多い札幌北楡病院へ医師を派遣しています。H17~H19まで宮園卓宜医師(助教)、H19-~H20末まで和田暁法医師が派遣先で研修を終え、血液内科診療の柱となっています。

熱い心があれば、日本・世界最高レベルの研修が可能です!!

最初のステップ 大学での1年(卒後3年目)


 専門研修の1年目(卒後3年目)は、基本的に富山大学附属病院医員として大学で勤務し、消化器・血液の基礎を徹底的に学びます。大学病院では、疾患ごとの診療グループ(血液、腫瘍内科、消化管、肝臓)が設けられ、それぞれのグループでは指導医・主治医・研修医がチームとなって診療・教育に当たります。週1回の血液カンファレンス、消化器カンファレンス、肝臓カンファレンスのほかに、外科とのキャンサーボードを通して、内科・外科で治療方針検討しています。 また、週1回は医局全体でのカンファレンスを開催し、最新の知識習得のための抄読会、スタッフが中心となって行うセミナー、重要な症例に対して検討会を行うなど、教育面の指導体制がしっかりとしています。 さらに各種技術の習得(内視鏡検査、超音波検査、消化管造影検査、血管造影検査)にも十分な指導を行っています。


専門医コースの選択 (卒後4年目)


 卒後4年目の時点で以下の専門医コースを選択し、目的にあった研修施設で専門分野に特化した研修を行い、限りなく多くの症例数を経験します。

後期研修プログラム

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  1)消化器総合研究コース
  2)消化器内視鏡専門医養成コース
  3)腫瘍内科医養成コース
  4)肝・胆・膵専門医コース
  5)血液総合研究コース
  6)血液専門医養成コース
 基本的には、どのコースを選択しても、約2年間は、症例数・消化器内視鏡検査数の多い第一線の病院(富山赤十字病院、高岡市民病院、済生会富山病院、糸魚川総合病院)で、上部・下部消化管内視鏡検査、内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)、 肝生検など消化器専門医になるために必要な技術・知識を習得する研修を徹底的に行います。卒後6年目には消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、がん治療認定医を取得します。

 各専門医コースによって多少異なりますが、卒後6年目(専門研修4年目)からは、大学院生あるいは医員として富山大学病院にもどり、基礎あるいは臨床研究を開始し、学位の取得を目指します。(卒後10年目までには、ほぼ全員が医学博士を取得しています。)


専門医取得のための第3内科オリジナル到達目標


○卒後3~4年
 1)一般内科医としてのcommon diseaseの対応能力
 2)救急蘇生・呼吸管理(主に重症患者で経験)
 3)中心静脈カテーテル挿入 10件以上/年
 4)上部消化管内視鏡検査 500件以上
 5)下部消化管内視鏡検査 100件以上
 6)腹部エコー検査 500件以上


○卒後5~6年(目指す専門によっては多少経験数が違う)
 1)腹部エコー 1000件以上
 2)上部消化管内視鏡検査 2000件以上
 3)下部消化管内視鏡検査 500件以上
 4)ERCP(診断・治療) 100件以上
 5)治療内視鏡(止血術、ポリペクトミー、EMRなど)
 6)血管造影検査・血管内治療
 7)ラジオ波焼灼療法
 8)allo およびauto造血幹細胞移植 10症例以上


○取得可能な認定医・専門医

 1)日本内科学会認定内科医:初期研修2年+内科教育病院での研修1年以上
 2)がん治療認定医:認定研修施設での2年以上の研修、認定内科医取得が必須
 3)日本消化器病学会専門医:会員歴継続4年以上、認定内科医取得が必須
 4)日本消化器内視鏡学会専門医:会員歴継続5年以上、認定内科医取得が必須
 5)日本消化管学会 胃腸科認定医:会員歴継続3年以上
 6)日本肝臓学会専門医:会員歴継続5年以上、認定内科医取得が必須
 7)総合内科専門医:新専門医制度に対応した研修が可能です。
 8)カプセル内視鏡認定医:当院はカプセル内視鏡指導施設です。


 ▼富山大学附属病院の卒後研修についてはこちらをご覧ください。
卒後研修センター


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 ▼富山大学附属病院の後期研修についてはこちらをご覧ください。
専門医養成支援センター


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関連病院の特徴と当科出身指導医数 (2015.04現在)
病院名 所在地 規模 特色など 指導医数
高岡市民病院 高岡市 476床 高岡市の中心に位置し、厚生連高岡病院と並ぶ中心的な病院。消化器内科はすべて当科からの派遣、症例数も多く、消化器病専門医や消化器内視鏡専門医の研修病院として人気。 5
高岡ふしき病院 高岡市 199床 高岡市の北部に位置し、消化器内科医はすべて当科からの派遣、地域に密着した医療や検診などの医療も研修できる。 3
厚生連高岡病院 高岡市 681床 高岡市の中心に位置し、地域がん連携拠点病院であるとともに、3次救急を担う中心的な病院。消化器内科は6名のうち4名が当科からの派遣医師。症例数も多く、消化器病専門医や消化器内視鏡専門医の研修病院として人気があり、消化器癌の化学療法の症例も多い。 4
済生会高岡病院 高岡市 270床 高岡市の南部に位置し、消化器内科医はすべて当科からの派遣、症例数も多く、消化器病専門医や消化器内視鏡専門医の研修病院。 2
射水市民病院 射水市 199床 射水市の公的病院として、重要な役割を果たしている。消化器内科3名のうち、2名が当科からの派遣医師。症例が多く、内科の研修に適した病院。 2
済生会富山病院 富山市 250床 富山市の東部に位置し、消化器内視鏡センターをもつ。消化器内科医5名はすべて当科からの派遣。症例数も多く、消化器病専門医や消化器内視鏡専門医の研修病院として人気。 3
富山赤十字病院 富山市 485床 富山市を代表する総合病院、消化器内科医7名はすべて当科からの派遣。症例数も多く、消化器病専門医や消化器内視鏡専門医の研修病院として人気。 5
富山労災病院 魚津市 300床 魚津市の中核病院で、地域がん連携拠点病院でもある。消化器内科4名のうち、3名が当科からの派遣医師。 2
厚生連糸魚川総合病院 新潟県 糸魚川市 269床 新潟県糸魚川市の中核病院。消化器内科医はすべて当科からの派遣、症例数が非常に多く、消化器病専門医や消化器内視鏡専門医の研修病院として人気。多くの肝臓専門医を擁し、肝疾患の診療のレベルも高い。 4
厚生連上越総合病院 新潟県 上越市 308床 新潟県上越市の中核病院。消化器内科3名のうち、2名が当科からの派遣医師。症例が多く、内科の研修に適した病院。 1
専門に特化した研修関連施設 (2015.04現在)
施設名 所在地 特色など 派遣実績
国立がん研究センター研究所 東京都 中央区 国立がんセンターにあるがん研究所。日本のがん研究の最先端の研究が可能。2007年4月から3年間大学院生を1名派遣し、DNAのメチル化の研究で世界的な成果を達成。2010年までに2名を派遣し、学位を取得している。現在も胃癌とピロリ菌研究の第1線を担って大学病院で活躍中。 2
自然科学研究機構生理学研究所 愛知県 岡崎市 岡崎統合バイオサイエンスセンターは生理学的な研究では、世界最高レベルの研究が可能。2008年から1名を派遣し消化管運動の研究を行った。現在も消化管レセプターの研究で活躍中。 1
北海道大学 札幌市 北海道大学病院の血液内科での研修は、血液専門医を目指すだけではなく、血液疾患の基礎研究、臨床研究臨床について十分に研修することができる。2009年年度に1名を派遣し、大学で血液内科の第一線で活躍している。 1
手稲渓仁会消化器病センター 札幌市 肝・胆・膵領域では、日本のトップレベルの診療実績。肝・胆・膵の専門を目指す専門医研修先として、提携している。 0
札幌北楡病院 札幌市 造血幹細胞移植(骨髄移植)の実績は、日本でトップクラスの移植専門病院。血液専門医の養成のための研修が十分にできる。2005年から1人が2年間ずつ、現在までに3名の医師が研修を受け、大学で移植医療の最前線で活躍している。 1
国立がん研究センター中央病院 東京都中央区 日本のがん診療の中心施設。腫瘍内科の養成のため、がん化学療法の専門知識・技能を習得。現在まで3系の派遣実績があり、腫瘍内科の要として活躍している。 3
国立がん研究センター東病院 千葉県柏市 日本のがん診療の中心施設の1つ。腫瘍内科の養成のため、がん化学療法の専門知識・技能を習得。また、内視鏡治療も同時に研修可能。以前から派遣実績があるが、2008年に1名、2010年にも1名派遣し大学病院でのがん診療の中心的役割を担っている。 2
静岡がんセンター 静岡県駿東郡 静岡県立がんセンターでは、消化器内視鏡による最先端の治療を研修。特に内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の習得が可能である。 1
愛知県がんセンター研究所 愛知県千種区 主に血液悪性腫瘍(主に白血病と悪性リンパ腫)の病因・病態の解明とその臨床応用をめざした研究を行っています。 1

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