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診療の紹介

 

はじめに

 

 「神経科精神科」では、脳と心の健康に不調をきたした場合の、診断と治療を行っています。初診、一般再来のほかに、各種専門外来を開設し、各年代層の精神障害に対して、専門的に対応するようにしています。また、富山県の精神科救急の輪番にも参加しています。これは、大学病院の神経精神科としては、全国的にも珍しいことですが、救急への対応は医療の出発点であると考えています。当診療科の特徴を挙げるとすれば、児童思春期外来では、教育現場とも連携し、児童思春期にみられる精神障害の診断と治療および指導を行っています。気分障害については、きめ細かい対応をしています。もの忘れ外来では、認知症に対して、脳画像、認知機能検査をおこない、認知症の早期診断、早期治療に力を入れています。
 当診療科でもっとも力を入れているのは、統合失調症への取り組みです。統合失調症はしばしば慢性の精神疾患で、全国の精神科病院の入院患者の約6割は統合失調症圏の障害で占められています。それだけに、その病態の解明、早期診断と早期治療法の開発が求めれています。そこで、当科では、統合失調症とそのリスクのある状態に対し、脳画像、認知機能、臨床心理学的検査等の精査を行い、薬物療法のほか、認知リハビリテーションにも取り組んでいます。検査は予約になりますが、まずは、受診していただくか、紹介していただければ、と思います。
 神経精神科では、臨床心理士、作業療法士、看護師などとのチーム医療がとくに重要です。当科は、このような関連分野の専門家との連携を重視しています。また平成16年度から開始された新医師臨床研修制度により、当科にも2年目の医師が、23名ずつ、12ヶ月間のローテーションで回ってきています。これに伴い、実質的に教室のスタッフ全員が、チームカンファレンスを含む何らかの形で研修医の指導に当たっています。この制度は、他科に進む医師が精神科への理解を深め、精神科に進む医師には内科を含め基本的臨床能力を身につけてもらうために大変良いシステムと思われます。当科がこのような研修病院であることも患者様と家族の方々にはご理解をいただければ、幸いです。

 

外来診療

 

 神経精神科の外来は、附属病院の2階の右側奥にあります。毎日、初診12室、一般再来2室のほか、各種の専門外来を開いています。専門外来としては、児童思春期、ものわすれ、心のリスク、リエゾン、心身症、精神保健、臨床薬理、神経心理外来があります。月曜日には、児童思春期の患者様を対象とした初診も開いています。診療室は、9室が毎日フル稼働しています。
 平成18年度の外来の受診患者数は、1日平均95.5人で、新患は1日平均4.3人、再来患者は1日平均91.2人でした。これは10年前の平成5年度のほぼ2倍に相当する数です。新患の内訳では、症候性を含む器質性精神障害(16.9%)、精神作用物質による精神および行動の障害(2.9%)、統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害(6.1%)、気分障害(18.7%)、神経症性障害、ストレス関連性障害および身体表現性障害(21.6%)、生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群(6.4%)、成人の人格および行動の障害(2.4%)、精神遅滞(2.3%)、心理的発達の障害(4.0%)、小児期および青年期に通常発症する行動および情緒障害(4.9%)、精神障害、他に特定できないもの(0%)、その他(13.8%)(以上、国際疾病分類第10版の分類による)でした。

 

病棟診療

 

 神経精神科の病棟は東2階で、43床です。平成16年度からの国立大学法人化に伴い、トイレの改装・消灯時間の変更など、患者様のニーズにより沿った取り組みが行われました。平成元年から専門の作業療法士により、毎週火曜日に病棟の1室で作業療法を行っており、患者様の退院から社会復帰への橋渡しとして重要な役割を果たしています。
 平成20年度の病床稼働率は97.1%で、平均在院日数は75.2日でした。入院患者は196名で、その内訳は、症候性を含む器質性精神障害(3.5%)、精神作用物質による精神および行動の障害(2.9%)、統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害(23.1%)、気分障害(28.9%)、神経症性障害、ストレス関連性障害および身体表現性障害(13.3%)、生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群(6.4%)、成人の人格および行動の障害(4.6%)、精神遅滞(1.2%)、心理的発達の障害(0.0%)、小児期および青年期に通常発症する行動および情緒障害(0.6%)、精神障害、他に特定できないもの(0.0%)、その他(6.4%)でした。

 

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診療担当医一覧 (平成284月現在)

 

職名

医師名

専門分野

科長
(教授)

鈴木 道雄

 統合失調症、認知症(ものわすれ、心のリスク)

副科長

(医局長)

  高橋  努

 精神科全般(心のリスク)

診療准教授

高橋  努  

 

講師

(外来医長)

樋口 悠子

 精神科全般(精神薬理、リエゾン、心のリスク)

講師

(病棟医長)

高柳陽一郎

 精神科全般

診療指導医

松岡  理

 精神科全般(ものわすれ)

助教

瀬尾 友徳

 精神科全般

診療指導医

竹内 正志

 精神科全般、睡眠障害(臨床脳波)

助教

古市 厚志

 精神科全般、(リエゾン;緩和ケア)

助教

木戸 幹雄

 精神科全般

助教

西川祐美子

 精神科全般

医員

山口 幸志

 精神科全般

医員

笹林 大樹

 精神科全般

医員

中村美保子

 精神科全般

医員

陸田 典和

 精神科全般