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第18回日本老年脳神経外科学会・第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


4月8日(金)富山全日空ホテル 3階 鳳

合同シンポジウム: 高齢者の手術手技における問題点と工夫 8:30〜9:40 発表6分、討論2分、総合討論20分

座長: 神野哲夫、榊 寿右

1A1-3

硬膜穿刺法による2泊3日の慢性硬膜下血腫治療
Two nights hospital stay surgery for chronic subdural hematoma by subdural tap

小佐野靖己 OSANO Seiki
権藤学司、高田寛人、石渡祐介

湘南鎌倉総合病院 脳神経外科

目的:慢性硬膜下血腫に対して当施設では平成15年9月より血管内留置針を用いた硬膜穿刺法を第1選択として、2泊3日を標準入院期間とする治療を行っている。同法にて治療した60例の治療成績と同法のメリットについて考察して報告する。対象、方法:平成15年9月から平成16年10月まで当施設で行った成人慢性硬膜下血腫への硬膜穿刺法の初回手術例60例(平均年齢76.8ア9.8歳、両側9例、片側51例)を対象とした。手技としては、手動にてburr holeを1個作成し、14G血管内留置針で硬膜を穿刺する。留置針外筒を血腫腔内に挿入、留置して洗浄は行わずに閉鎖式ドレナージ回路に接続する。結果:平均入院日数は4.7日、術後2日以内に退院した例は40例(67%)であった。平均手術時間は片側例で16.4分、両側例で27.6分であった。再手術例は9例(15%)、合併症は2例(3.3%)にみられた。結論:硬膜穿刺法のメリットは手術時間の短縮、合併症が少ないことである。同法による2泊3日の慢性硬膜下血腫治療は、医療の質の向上と効率化に十分寄与するものと考える。


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