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第18回日本老年脳神経外科学会・第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


4月8日(金)富山全日空ホテル 3階 鳳

合同シンポジウム: 高齢者の手術手技における問題点と工夫 8:30〜9:40 発表6分、討論2分、総合討論20分

座長: 神野哲夫、榊 寿右

1A1-6

70歳以上の閉塞性脳血管障害患者に対する血管内手術の治療成績の検討
Evaluation of endovascular surgery for occlusive cerebrovascular disease of older patients

中久木卓也 NAKAKUKI Takuya
波多野武人 荻野英治 青山貴子 村上 守 塚原徹也

独立行政法人 国立病院機構 京都医療センター 脳神経外科

目的:70歳以上の閉塞性脳血管障害患者に対する脳血管内手術の有用性を検討した。対象および方法:当院において2002年から現在までに70歳以上の患者で慢性期に頭蓋外閉塞性脳血管病変に血管内治療行った66例(内頚動脈起始部46例、鎖骨下動脈8例、椎骨動脈起始部12例)を検討した。結果:PTA ステント留置(60例)PTA(6例)を行い初回で良好な拡張が得られたのが65例であった。鎖骨下動脈閉塞1例で再施行を要したが2回目で良好な拡張が得られた。周術期の合併症は穿刺部の偽性動脈瘤2例(うち1例は外科的修復を要した)心筋梗塞1例狭心症1例であった。術操作による症候性の脳梗塞を起こしたものはなかった。追跡期間中に症候性の再狭窄あり再度血管内治療をおこなったものおよび治療部位に起因する脳梗塞発作を認めたものは皆無であった。結論:70歳以上の高齢者でも血管内治療は安全で有用であると思われた。冠動脈病変の合併は若年者より高いと考えられより慎重な管理は必要と考えられた。頭蓋内病変に関しても今後は検討を加える予定である。


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