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第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第1日目 4月8日(金)A会場: 富山全日空ホテル 3階 鳳

一般演題 2: 手術手技機器の開発と工夫 (2) 10:15〜10:45 発表5分、討論2分

座長: 甲村英二

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脳血管障害に対する術中Navigationの有用性と問題点の検討
Usefulness and limitation of navigation system for surgery of cerebrovascular diseases

久門良明 KUMON Yoshiaki
長戸重幸、渡邉英昭、岩田真治、大上史朗、大西丘倫

愛媛大学 医学部 脳神経外科

【目的】術中Navigationは、主として脳腫瘍手術に用いられる。今回、我々は、脳血管障害に対する手術におけるNavigationの有用性と問題点について検討したので報告する。【対象・方法】Navigation system(Stealth Station)を用いて行った脳血管障害13件(脳動脈瘤:4、脳動静脈奇形ないし硬膜動静脈瘻:6、血管腫:3)を対象とした。一部の症例で、術中エコーとStealth StationをリンクしたSonoNav systemを用いたSynchronized navigationを行った。【結果】 (1) Navigation systemを用いることにより、開頭時から病変の位置を予想でき、開頭範囲や深部病変に対する到達経路を計画するのに有用であった。開頭後は髄液排除等による脳シフトが起こり、位置情報は不正確となった。 (2) Synchronized navigationを用いることにより、real time imageが得られ、Navigation画像と比較することで、脳シフトの程度や脳シフト下での病変や血管を確認するのに有用であった。(3)末梢性脳動脈瘤の位置確認、脳動静脈奇形のfeeder等の血管確認、血管腫の位置確認に有用であった。【結語】脳血管障害に対する手術では、脳シフトが生じ得るため、Synchronized navigationによるreal time imagingは有用であった。


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