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第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第1日目 4月8日(金)B会場: 富山全日空ホテル 3階 飛鳥

一般演題 3: 周術期合併症予防及び美容上の配慮 (1) 9:45〜10:20 発表5分、討論2分

座長: 栗栖 薫

1B1-3

当院における無剃毛手術の現状
Non-shaving neurosurgery in our hospital

村山直昭 MURAYAMA Naoaki
小川大輔、寺川雄三、布村克幸、藤重正人、山村明範、中川俊男、端 和夫

新さっぽろ脳神経外科病院

以前より剃毛や剃髪は脳外科手術の常識としてルーチンに行われてきたが、感染予防効果は明らかではなく、近年の報告では術後感染に差がないとするものも多い。無剃毛手術のメリットとしては、早期社会復帰が可能、心理的負担の軽減などがあり、デメリットとしては術前の準備、術中の操作、術後の処置の煩雑さなどがあげられ、また、症例によっては術後感染が増加するとも考えられている。当院では2000年11月より無剃毛手術を行ってきた。初期には早期社会復帰が期待できる、皮膚切開が単純、ドレナージの管理が不要などの条件により症例を選択していたが、現在は可能な限り全例に行っている。そこで今回これまでに行った無剃毛手術を振り返り、さらに当院における実際の手技と手順を述べ、緊急時の手術やドレナージを長期間必要とする症例でも術後感染率は高くなかったのか、早期に社会復帰が見込めない症例でも無剃毛手術のメリットがあったのかなどを検討し、現時点での無剃毛手術の適応と問題点、今後の展望を報告する。


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