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第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第1日目 4月8日(金)B会場: 富山全日空ホテル 3階 飛鳥

一般演題 5: 脊椎 Instrumentation の正しい使い方 15:20〜16:05 発表5分、討論2分

座長: 中川 洋

1B3-5

胸椎手術におけるinsturmentationの重要性
Instrumentation surgery for thoracic fusion

浅見尚規 ASAMI Naoki
脇坂信一郎

宮崎大学 脳神経外科

目的:胸椎手術におけるinstrumentation手術における有用性とpitfall,complicationを検討した。対象:平成15年1月から平成16年10月まで経験した24例の胸椎instrumentation手術。男女比6:4。平均年齢は63歳。感染症:6例、外傷:4例、変性疾患:12例、腫瘍:2例。手技;全例、腹臥位にて椎弓根スクリューを挿入後、減圧を行った。変性疾患には固定範囲、病変によりTransforaminalに到達し椎体間固定を併用した。結果:手術手技による症状増悪はなかった。instrumentationによる合併症はなかった。スクリューの位置が椎体を逸脱した症例が上位胸椎では10%に達したがそのためによる骨癒合不全、内臓損傷はなかった。考察:胸椎は本来術後不安定性が起きにくいと言われているが、脊髄の圧迫を後方から除圧することで関節面に少なからず破壊が生じ、硬膜管の後方移動も伴い思いもかけない症状の出現を起こすことがある。後方からのinstrumentationは減圧を心おきなく行うことができ、かつ術後の早期の離床もはかれ、正確な設置技術を身に付ければ有用と考えられた。手術手技の詳細を動画と画像で解説したい。


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