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第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第1日目 4月8日(金)B会場: 富山全日空ホテル 3階 飛鳥

一般演題 7: 手術手技機器の開発と工夫 (3) 16:40〜17:10 発表5分、討論2分

座長: 寺本 明

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新しい手術用立体視ビデオ顕微鏡
The newest model of 3D-video microscope for surgery

清木義勝 SEIKI Yoshikatsu
大石仁志、大塚隆嗣、周郷延雄、狩野利之、本多 満*

東邦大学 医学部 脳神経外科、東邦大学 医学部 総合診療科*

従来の手術用顕微鏡による長時間の手術は術者や助手に大きな肉体的負担を強いてきた。中でも、眼、頭頚部、腰部への負担は非常に大きい。この問題を解決すべく、我々は4年前から手術用立体視ビデオ顕微鏡システムを開発し、1号機で78例の臨床経験を報告してきた。今回、さらに開発を進め、液晶モニターを用いた新しい手術用立体視ビデオ顕微鏡を開発したので報告する。方法:1号機のような既存の手術用顕微鏡を利用せず、二つの高性能CCDカメラを内蔵した新型手術用顕微鏡を作製し、時分割装置を内蔵した液晶3Dモニターから表示される画像を立体視しながら手術を行った。結果:1)2003年4月に新2号機を完成し、改良後、現在までに6例の臨床経験を得た。2)これまでのものに比べ、システム自体が大変コンパクトとなり、画像の解像度も良好で、モニターの厚さは薄く、持ち運びも大変容易となった。また、モニターまでの距離や角度を術者自身の好みに合わせて、自由に設置することが出来るようになった。助手用モニターは必要に応じて上下左右の反転した画像をより簡単に得ることが出来るようになった。3)新しい顕微鏡装置本体は1kgとコンパクトで軽く、操作も簡単である。結論:1.長時間の手術であっても術者、助手の姿勢は矯正される事無く、今まで以上に自由で、肉体的疲労度は格段と減少した。2.特に、眼性疲労はこれまでのシステムに比べ著しく軽減された。


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