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第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第1日目 4月8日(金)C会場: 富山全日空ホテル 3階 ホワイエ

ポスター 1: 手術機器・手術法の開発と工夫 14:45〜15:15 発表3分、討論2分

座長: 伊関 洋

1C1-2

Metal-PFTE複合めっきを応用したBipolar forcepsの開発
Performance of bipolar forceps with Metal-PTFE complex metal.

三上 毅 MIKAMI Takeshi
南田善弘、宝金清博

札幌医科大学 脳神経外科

【目的】近年の脳神経外科手術において双極電気凝固装置(bipolar coagulator)は、最も不可欠な器具である。われわれは凝固物の生成と付着度の計測方法を考案し、forceps先端金属としてはどのような物理、化学的性質が重要かを明らかにしてきた。現在凝固付着に関与する様々な要素のうちぬれ張力(撥水性)に着目し、Metal-PTFE複合めっき技術を応用したforcepsの開発に取り組んでいる。Metal-PTFE複合めっきとは金属マトリックス中に機能性微粒子を分散共析させたもので、金属のもっている導電性を保ちながら撥水性や非粘着性という特性を持っている。【方法及び結果】先端に各種の金属とPFFEの複合めっきを行ったBipolar forcepsを試作し、先に報告した計測方法により凝固物の生成と付着度を計測した。さらにMetal-PTFEの性質として塩水により親水性に変化してくる性質は、手術中に想定される生理食塩水による持続イリゲーションや等張マニトール溶液によるイリゲーションでは違いが生じるかも検討した。結果としてはMetal-PTFE複合めっきを用いたBipolar forcepsは、従来の金めっき製品より有意に高い撥水性と非付着性を有することがわかった。【結語】さらに臨床的な使用条件を考慮し最適な金属と複合させ、その特性に関する検討を行っていく。


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