富山医科薬科大学 > 脳神経外科学 > 第18回老年脳外・第14回CNTT > 第14回CNTTプログラム

第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第1日目 4月8日(金)C会場: 富山全日空ホテル 3階 ホワイエ

ポスター 2: 画像・高齢者 14:45〜15:15 発表3分、討論2分

座長: 清水惠司

1C2-4

慢性硬膜下血腫非洗浄ドレナージ術の治療成績
Results of non-irrigation hematoma drainage for chronic subdural hematoma

田中雅樹 TANAKA Masaki
栗田浩樹、鳥居正剛、熊切 敦、塩川芳昭

杏林大学 医学部 脳神経外科

【目的】当科では慢性硬膜下血腫に対する治療として、洗浄ドレナージ術と非洗浄ドレナージ術の選択は、無作為前向き研究の結果より非洗浄ドレナージ術を選択している。2001年1月から2004年5月までに同法にて治療した連続93症例の治療成績を検討した。【方法】93症例の内訳は男性66例、女性27例、平均年齢は77.0±12.2歳であった。74例が片側例であり、19例が両側例であった。8例に再発を認め再手術を行った。再発率は8.5%であった。再発症例は8例とも男性であり、平均年齢80.5±6.74歳、非再発症例の平均年齢は76.7±12.6歳であった。年齢に対して非再発群と再発群の間に有意な差は認めなかった。性別に対しても有意な差は認めなかった(p=0.06)。また、片側か両側かに対しても有意な差は認めなかった(p=0.74)。手術から再手術までの期間は最小12日間、最長121日間であり、平均39.5日間であった。【結論】慢性硬膜下血腫非洗浄術後の再発に対して、年齢、性別、片側か両側かといった、患者側の因子からは統計的有意差を認めることができなかった。今後は術中、術後所見を含め検討を進める。


富山医科薬科大学 > 脳神経外科学 > 第18回老年脳外・第14回CNTT > 第14回CNTTプログラム