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第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第2日目 4月9日(土)C会場: 富山全日空ホテル 3階 ホワイエ

ポスター 3: 手術支援機器・その他 14:10〜14:40 発表3分、討論2分

座長: 清木義勝

2C1-2

脳神経外科手術における術中超音波画像診断装置の有用性
The usefulness of intraoperative ultrasound in neurosurgery

青山 剛 AOYAMA Takeshi
寺坂俊介*,牛越 聡*,河村麻衣子,千葉昌彦,大瀧雅文

帯広厚生病院 脳神経外科、手稲渓仁会病院*

【目的】穿頭で使用できる小型のブローブを導入し術中超音波画像診断を経験したので,その有用性,注意点など報告する.【使用機種】本体:Aloka Pro Sound SSD-3500 Probe;電子セクタプローブUST-5268P-5 (3-7.5MHz可変式)【症例】脳室穿刺21例,脳内血腫吸引9例,脳腫瘍5例(うち位置確認3例,オンマイヤ−チューブ留置2例),脳膿瘍2例,急性硬膜下血腫1例,頚椎前方固定術2例の合計28例.【結果】脳室穿刺では脳室の位置および挿入されるチューブが観察でき,適切な位置に挿入できた.くも膜下出血の急性期では高周波数での脳室の観察が困難であり,適切な周波数の選択が必要となったが,これは脳表の出血で超音波が減衰するためと考えられた.脳内血腫吸引では血腫を見ながら穿刺吸引でき,最大量の除去が可能であった.脳腫瘍摘出術では存在部位および腫瘍残存の確認が行えた.オンマイヤチューブおよび脳膿瘍のドレーン留置では嚢胞の中心部に先端を留置できた.急性硬膜下血腫では穿頭にて血腫を除去したが,十分な減圧を確認できた.前方固定では神経根が除圧されていることを確認できた.【結論】術中超音波画像診断を行うにあたり,多少の慣れは必要ではある.しかし,簡便で安価に使用でき,リアルタイムに処置の様子がわかるため脳外科手術でも有用である.


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