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第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第2日目 4月9日(土)C会場: 富山全日空ホテル 3階 ホワイエ

ポスター 4: 症例報告・その他 14:10〜14:40 発表3分、討論2分

座長: 小野純一

2C2-1

開頭術ドレーピングにおける液漏れ防止の工夫
Draping technique to avoid fluid leakage in cranial surgery

望月崇弘 MOCHIZUKI Takahiro
清水 曉、宇津木聡、鈴木祥生、岡 秀宏、藤井清孝

北里大学 脳神経外科

目的:術野から覆布の下へ漏れる洗浄水や血液は、術野外の部位、手術室を汚染するうえ、術者を不快にする。今回、その対策として以前に発表した開頭術ドレーピング法 (Shimizu et al.: Modified draping to avoid fluid leakage in cranial surgery. Technical Note. Neurol Med Chir 41: 466-468, 2001)を簡便化したものを報告する。方法:テント上開頭術は、創腔が浅く液体を保持しづらいため、これを主な対象とした。頭皮を消毒、乾燥させ、全面ドレープU型・上下用(ホギメデイカル)を直接頭皮に接着し、液体が落下する方向をオイフテープにて補強する。最後にアイオバン スペシャルインサイズ ドレープ(3M)を術野に貼る。結果:水密効果は概ね良好であったが、部分剃毛例や耳介直前部など、テープの糊代が狭い部分では効果が劣り、術野外に漏れることがあった。感染は経験していないが、ドレーピングに若干の手間と時間を要する点が短所であった。考察:従来のプラスチックドレープの上にイリゲーションパウチを貼る方法では、ひとたび創縁からドレープの下層に液漏れすると、術野外を汚染していた。本法では、術野の液体を確実にパウチで受けることになり、汚染の減少と術後の清掃のワークロード低減に寄与することができる。


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