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第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第2日目 4月9日(土)C会場: 富山全日空ホテル 3階 ホワイエ

ポスター 4: 症例報告・その他 14:10〜14:40 発表3分、討論2分

座長: 小野純一

2C2-3

Right occipital transtentorial approachにて摘出した中脳海綿状血管腫の1例
Right occipital transtentorial approach for the midbrain cavernous angioma: A case report

田宮 隆 TAMIYA Takashi
岡内正信、新堂 敦、川西正彦、三宅啓介、松本義人、河井信行、長尾省吾

香川大学 脳神経外科

脳幹部海綿状血管腫は、再出血率も高いが手術リスクも高く、治療に苦慮することが多い。今回、出血で発症した中脳海綿状血管腫をoccipital transtentorial approachにて摘出した症例を経験したので、ビデオで供覧する。症例は、69歳、女性。めまい、歩行障害で発症し当科入院した。意識は正常、神経学的には垂直性眼振と体幹失調、構音障害を認めたが、眼球運動障害や複視は認めなかった。放射線学的検索にて、中脳から橋の背側にかけて直径約 2 cmの出血した海綿状血管腫と中脳に静脈性血管腫を認めた。保存的加療を行ったが、失調症状の改善は認めず、1ヶ月後に血腫の増大を認めた。このためright occipital transtentorial approachにて、海綿状血管腫の摘出を行った。滑車神経の上方、下丘の右外側部に切開を行い、海綿状血管腫に到達し全摘した。術後、眼球運動障害や複視は認めず、体幹失調、構音障害は軽度改善した。


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