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第14回脳神経外科手術と機器学会 抄録


第2日目 4月9日(土)C会場: 富山全日空ホテル 3階 ホワイエ

ポスター 4: 症例報告・その他 14:10〜14:40 発表3分、討論2分

座長: 小野純一

2C2-5

超高齢者症候性未破裂内頸動脈瘤の一例
A case of 90 years old woman with a symptomatic unruptured internal carotid aneurysm

和田裕千代 WADA Hirochiyo
小林 聡、黒崎修平、狩野友昭

深谷赤十字病院 脳神経外科

動眼神経麻痺で発症し、開頭クリッピング術を施行した内頸動脈後交通動脈分岐部動脈瘤の超高齢者の一例を報告する。【症例】90歳女性。平成16年5月1日より右眼瞼下垂があり、5月7日より右顔面痛と頭痛があった。5月8日眼科を受診し、紹介され当科を受診。3D−CTAにて右内頸動脈瘤と右中大脳動脈瘤を認めた。家族と相談の後、5月9日クリッピング術を施行した。【方法】手術は右前頭側頭開頭にてシルビウス裂を静脈を損傷しないよう注意深く開き、trans-sylvian approachとfrontobasal approachを併用し動脈瘤を確認後、内頸動脈瘤と中大脳動脈瘤のクリッピングを行った。【結果】術後新たに加わった神経症状は無く、術後のクリップの状態を3D−CTAにて確認し、5月27日退院。【結論】超高齢者ではシルビウス裂が拡大しており、比較的容易に静脈を保存してのアプローチが可能である。超高齢者というだけで手術適応から除外しなくても良いと考えられる。


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