第16回日本神経内視鏡学会 抄録
The 16th Annual Meeting of the Japanese Society for Neuroendoscopy

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第1日目、12月4日(金)A 会場(3階 メインホール)17:30〜18:30

実物展示: 新しい手術機器の開発

座長: 名取良弘

1A-EX-1

軟性鏡に対する内視鏡固定器の開発
The development of the endoscopic fixation device for the flexible scope

石崎竜司 (ISHIZAKI Ryuji)、桑野 愛、田代 弦

静岡県立こども病院 脳神経外科

現在、硬性鏡に対しては内視鏡固定器が使用されているが、軟性鏡では機動性を考慮してフリーハンドでの操作を行われることがほとんどである。今回、我々は軟性鏡に対する固定器を新たに開発し、改良を加えながら使用したので報告する。固定器はベッド自体に固定する振り子式バランスタイプで、軟性鏡の位置をバランスの可動性により変えることが可能である。通常は右手でUDアングルの操作を行い、左手で挿入部をつかんで固定して挿入深度を調節する。同時にこの部を指先でひねる事によりトルックスをかけて軟性鏡を回旋させ、UDアングルの可動方向を細かく変えたり、軟性鏡自体の横への動きを作り出すことができる。穿孔の位置や軟性鏡の挿入部の回旋や屈曲、UDアングルの使用による機動性に今までのところ問題は生じていない。逆に軟性鏡を手で支える必要がないために、1.長時間の手術が可能、2.UDアングルの使用の必要がなければ片手(右手)がフリーになる、3.固定されているので助手が処置具を挿入しやすいなどの利点がある。実際に2本のビデオスコープと固定器を使用して、両側前角からアプローチして第3脳室内腫瘍摘出を行った症例も呈示し、今後の可能性について検討・報告する。

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