第16回日本神経内視鏡学会 抄録
The 16th Annual Meeting of the Japanese Society for Neuroendoscopy

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第1日目、12月4日(金)A 会場(3階 メインホール)17:30〜18:30

実物展示: 新しい手術機器の開発

座長: 名取良弘

1A-EX-4

超小型ハイビジョンモニターの内視鏡手術への応用
Ultrasmall hivision monitor for the neuroendoscopic operation

石川眞実 (ISHIKAWA Mami)、太田 康 1、草鹿 元、加持春菜、篠田宗次

自治医科大学附属さいたま医療センター 脳神経外科、自治医科大学附属さいたま医療センター 耳鼻咽喉科 1

【目的】手術モニターシステムの画質が向上し、ハイビジョンモニターが内視鏡や顕微鏡画像のモニターとして使用できるようになった。さらに、このハイビジョンモニターが約2x1.5cmの大きさまで小型軽量化され、ゴーグルタイプのモニターとして使用可能となった。このゴーグルタイプの超小型ハイビジョンモニターが、内視鏡手術に応用可能かどうか検討した。【方法】超小型ハイビジョンモニターを搭載して製作されたゴーグルタイプの医療用ハイビジョンテレグラス(スカラ社製T7)を、ストルツ製の神経内視鏡システム(Karl Storz)と接続し神経内視鏡からのハイビジョン画像をゴーグルをかけて見ることができるようにした。ゴーグルをかけて1m先の30インチのモニターを見ているのと同様になる。内視鏡単独手術を想定して、このハイビジョンテレグラスを装着し、マイクロ用の器械の使用、はさみでの切開、剥離操作などが解像度などに問題なく可能かどうか試みた。【結果】超小型ハイビジョンモニターテレグラスでは、Karl Storz内視鏡のハイビジョン画像を、ゴーグルをかけてのぞきこまずにほぼ画質を落とさずに見ることができる。また、ゴーグルの下側のスペースがあるため、下方向へ視線を動かすだけで綿をとったりハサミを選んだりなどの手許のマクロ操作がゴーグルをはずさずに可能であった。実際の手術時には、通常のハイビジョンモニターも準備し、ゴーグルタイプのハイビジョンテレグラスに慣れながら手術に有利な部分から応用することも可能である。【まとめ】2x1.5cmの超小型ハイビジョンモニターは、神経内視鏡画像をゴーグルタイプのハイビジョンモニターとして映し出し、覗き込まずに内視鏡手術を行うことができる。さらに、遠隔手術やロボット手術、立体内視鏡への第一歩として今後の有用性に期待できるものと考えられる。

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