第16回日本神経内視鏡学会 抄録
The 16th Annual Meeting of the Japanese Society for Neuroendoscopy

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第2日目、12月5日(土)B 会場(2階 203, 204) 9:10〜10:00

一般口演 3: 脊髄・脊椎

座長: 水野順一

2B-O3-3

脊椎内視鏡における基本とピットフォール
Basics and Pitfalls of Endoscopic Spinal Surgery

宮本達也 (MIYAMOTO Tatsuya)、西村泰彦、中尾直之 1、水野順一 2、加藤庸子 2、佐野公俊 2

和歌山向陽病院 脳神経外科、和歌山県立医科大学 脳神経外科 1、藤田保健衛生大学 脳神経外科 2

現在、本邦の脊椎脊髄外科において脊椎内視鏡は整形外科医を中心に使用されており、脳神経外科医の使用状況はまだごく一部に留まっている。これは、脳神経外科医が脳神経外科手術の基本として顕微鏡手術に慣れ親しんでいることで、内視鏡から得られる恩恵が少ないと誤解していることと、高いとされるlearning curveをclearするための訓練の機会と指導者が少ないことによると考えられる。我々の施設では2000年以降、脊椎内視鏡を腰椎レベルから導入し、その後変性疾患である腰部脊柱管狭窄症にまで適応を拡大、2007年以降は頸椎レベルまで、その適応範囲を拡大してきている。今回、これまでの経験をふまえて、脊椎内視鏡の入門疾患である腰椎椎間板ヘルニアに対する後方摘出術を例に脊椎内視鏡の基本手技について紹介し、その利点と欠点を、恩恵が少ないとの誤解を解くために報告したい。またlearning curveをclearするための一つの知識として、術中合併症では最多でありリカバリーが最難である硬膜損傷時の、内視鏡下硬膜修復術をピットフォール回避法として紹介する。

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