第16回日本神経内視鏡学会 抄録
The 16th Annual Meeting of the Japanese Society for Neuroendoscopy

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第2日目、12月5日(土)B 会場(2階 203, 204) 9:10〜10:00

一般口演 3: 脊髄・脊椎

座長: 水野順一

2B-O3-5

脊髄係留症候群に対する内視鏡支援下係留解除術の有用性
Neuroendoscope-assisted microsurgery in unthering surgery for tethered cord syndrome

馬場庸平 (BAMBA Yohei)、埜中正博、中島 伸、山崎麻美

独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター 脳神経外科

【目的】今回我々は、脊髄脂肪腫および術後の癒着に伴う脊髄係留解除術おける内視鏡支援の有用性について報告する。【対象】2009.6 以降、当院にて施行された小児脊髄脂肪腫(dorsal type 2例、再手術2例)および脊髄髄膜瘤術後癒着(1例)に伴う脊髄係留症候群の患者5名。【方法】当院では、皮膚切開より顕微鏡下にて手術を施行する。病変部頭側の正常硬膜部より硬膜切開を施行し、尾側へと脂肪腫および癒着組織を剥離する。この際、OLYMPUS 硬性内視鏡(70°)を、くも膜の破綻部より硬膜管内へと導入し、硬膜管より剥離部を見上げるようにして、神経根の存在を確認した。また腰仙部病変の場合には、硬膜管の広がりを内部より確認することで、尾側への剥離の必要な範囲を確認した。【結論】 今回我々の開発した、小児脊髄係留症候群に対する内視鏡支援下脊髄係留解除術は、背側からでは確認しにくい神経根の位置・硬膜管の広がりを剥離操作の前に確認することができ、神経根を温存した安全な剥離操作可能であった。

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