第38回日本小児神経外科学会
The 38th Annual Meeting of the Japanese Society for Pediatric Neurosurgery

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第1日目、6月4日(金)D 会場(2階 201)13:15〜13:45

デジタルポスター 5: 水頭症

座長: 三木 保

P5-3

内視鏡的第3脳室開窓術を施行したBlake’s pouch cystの一例
The case of Blake's pouch cyst treated by endoscopic third ventriculostomy

岡田 誠 (OKADA Makoto) 、大江直行、岩間 亨

岐阜大学 大学院 医学系研究科 脳神経外科学分野

Blake’s pouch cystはDandy-Walker complexに含まれる希な奇形である。今回我々は非交通性水頭症をきたしたBlake’s pouch cyst症例に対して内視鏡的第3脳室開窓術を施行したので報告する。【症例】3歳2ヶ月、男児。主訴は頭囲拡大。精神発達遅延は無いものの頭囲は2歳頃より+2SDを超え、入院時は53.6cmであった。頭部MRIにて全脳室系の拡張、特に第三脳室のballooningと、小脳下部に第4脳室と連絡したcystを認めた。Blake’s pouch cystと診断し、非交通性水頭症に対して内視鏡的第3脳室開窓術を施行した。【手術】手術所見として右モンロー孔は拡大しており、両側乳頭体の離開、第3脳室底の菲薄化が認められた。第3脳室底に生検鉗子および4Fr. Fogarty catheterを用いて開窓した。【術後経過】術後一週間後の頭部MRIでは第3脳室底開窓部にflow signalが確認され、第三脳室の縮小も僅かながら認められた。本疾患に対する治療、特に内視鏡的治療の報告は少ないため、ここに報告する。

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