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トレーニングと研修

このページは、富山大学脳神経外科 facebook ページ を再構成したものです。

富山大学医学部・謝恩会 2017年3月23日

2017年3月23日、富山大学医学部の卒業式ののち謝恩会が開催され、脳神経外科からは黒田、桑山、赤井、永井、秋岡の5名が参加させていただきました。
晴々として和やかで、とてもいい会でした。卒業する115名の諸姉諸兄の明るい未来を祈念するとともに、彼らが大海原のような医療医学の世界に積極果敢に漕ぎ出してほしいと願うばかりです。

写真は、既に脳神経外科医を志してくれている松田憲幸くんとの一枚です。

Graduation Party of Faculty of Medicine, University of Toyama

A photo with Dr. Noriyuki Matsuda who will be a neurosurgeon in very very near future!

参加者の集合写真

脳神経外科医とキャリアを語る会 2017 2017年2月18日

今年も本学において、ベッドサイドでの実習を終えたばかりの医学部5年生を対象とした「先輩医師とキャリアを語る会」を開催しました。会の前半では、新専門医制度や専門医取得後のキャリアアップについての講演をさせていただきました。

その後の2次会、「脳神経外科医とキャリアを語る会」には、学生3名が参加してくれました。脳神経外科医の公私にわたるキャリアについて深更までディープに語り合うことができました。

今後、彼らが脳神経外科を志して逞しく成長し、少しでも多くの患者さんを救ってくれるよう、われわれは最大限のサポートを提供したいと覚悟を決めております。

Boys and girls, be ambitious!

We discussed a lot about the career and life of neurosurgeons with medical students who would like to be neurosurgeons in very near future until the midnight. We are keen to educate and support them so that they can be excellent neurosurgeons in the future. Boys and girls, be ambitious!

参加者の集合写真

バイパス・ブートキャンプ 2016 2016年12月9日

本年11月29日(火) 14:00〜18:00、約6ヶ月ぶりに当科医局にて「バイパス・ブートキャンプ」を開催させていただきました。合計8台の手術顕微鏡のもと、医学生、研修医、スタッフドクターがそれぞれの技量に応じて、親水性ポリマーで作られた1〜2 mm径のチューブを用いて端側吻合などに挑戦しました。各自の実力に応じて、通常のバイパスあるいは深部バイパスに挑戦して腕を競いました。このトレーニングはバイパス手術の技術向上のみならず、通常の顕微鏡手術の基本的テクニックに習熟する上でも重要なステップです。なかなか上手にできなかった学生時代、時間があれば当科の研究室で練習していた研修医が、今夜はすっかり上達した腕前を披露してくれて、とても嬉しかったです。

一人で静かに鍛錬するもよし、たまには皆でワイワイ楽しく高め合うのもよし、としましょう。

Bypass Boot Camp 2016

On November 29, 2016, we had Bypass Boot Camp 2017 after the regular works. Totally 15 doctors and one medical student tried the simulation of bypass surgery under surgical microscope, using 1- to 2-mm-diameter silicon tubes. We were very happy to see that our residents showed us their skillful technique after several year training since their medical student era.

練習中の写真

脳神経外科医への道 Vol. 33 2016年10月27日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 33

22016年10月27日、当科の客員教授のお二人に富山までお越しいただいて、医学生・研修医の皆さんに以下の「脳神経外科・特別講義」を担当していただきました。

上記のタイトルに関するお話もさることながら、お二人とも約45年にわたって脳神経外科の一線で活躍されてきた医師としての生き様と情熱、そして「魂」を医学生・研修医の皆さんに伝えて下さいました。お二人の本日の講義が長きにわたって彼らの記憶に残ることを祈っています。

上山先生、井須先生、どうもありがとうございました!

On October 27, 2016, Prof. Hiroyasu Kamiyama and Prof.Toyohiko Isu visited Toyama and gave the lectures to our medical students and residents. The titles of their lectures were "Surgical therapy for complicated cerebral aneurysms" and "Surgical therapy for peripheral nerve entrapment disorders", respectively. Both of them talked hot on their spirits and passions as the neurosurgeons. I hope that their hot talks would be vivid in the memories of our students and residents.

集合写真

脳神経外科医への道 Vol. 32 2016年10月5日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 32

2016年9月29日〜10月1日、サンディエゴを経て福岡で開催された日本脳神経外科学会・第75回学術総会に参加してきました。

今回も多数のスタッフや研修医が日頃の診療や研究の成果を発表させていただきました。そのうち、大学院生、研修医の発表の概略をお知らせいたします。

彼らもだんだん度胸がついてきたようで、実に堂々とプレゼンテーションしてくれました。将来が実に楽しみです。

Boys and girls, be ambitious!

We joined the 75th. annual meeting of the Japan Neurosurgical Society in Fukuoka between September 29 and October 1, 2016. Our PhD students and residents presented the results from their basic or clinical research. We will continue to support all of them so that they would be great scientific neurosurgeons in near future!

集合写真

富山マイクロ手術道場 2016 2016年9月23日

ちょっと時間が経ってしまいましたが.... 2016年9月3日(土) 13:00〜17:00、恒例となりました富山マイクロ手術道場をANAクラウンプラザホテル富山にて医学生、研修医、脳神経外科医を対象に開催させていただきました。

今回は、栗田浩樹先生(埼玉医科大学国際医療センター脳卒中外科・教授)、河野道宏先生(東京医科大学脳神経外科・教授)、上山博康先生(禎心会病脳疾患研究所・所長)にお越しいただき、脳卒中および脳腫瘍の外科の教育や高難度手術について魂のこもったレクチャーを披露していただきました。県内の老若男女を問わず、大変エキサイティングな外科手術の真髄に触れることができたものと思います。

これらのイベントを通して、聴衆の先生方が脳神経外科手術の思想や手技をさらにん高めることができるとすれば嬉しい限りです。

Toyama Microsurgical Training School

We had "Toyama Microsurgical Training School" on September 3, 2016. Two neurosurgeons at our department presented their recent progress of surgery for cerebral aneurysm and carotid artery stenosis, respectively. Then, three expert neurosurgeons from Saitama, Tokyo, and Sapporo gave us the lectures on vascular neurosurgery, surgery for cerebella-pontine angle tumor, and complex cerebral aneurysms. We could learn about the philosophy and advanced technique for neurosurgical disorders. Boys and girls, be ambitious!

打ち上げ時の集合写真

NEUROSURGERY WEEK
脳神経外科手術解剖セミナー
Cadaver Dissection Course 2016 2016年8月27日

去る8月25日(木)〜26日(金)、富山大学解剖学(一條裕之教授)の多大なるご協力のもと2日間にわたって脳神経外科手術解剖セミナーを開催させていただきました。例年どおり当科の富田隆浩が担当し、のべ10名あまりが参加しました。

研修医の先生たちには基本的な前頭側頭開頭やシルビウス裂の剥離、頚部頚動脈脈の露出、後頭下開頭などを学んでもらったほか、指導医を中心に orbitozygomatic approach, transcavernous approach, anterior & posterior petrosal approach, occipital transtentorial approach などをじっくりと勉強させていただきました。

これらの機会を利用して、各人が手術伎倆・治療成績をさらに向上させてくれることを強く願っています。

We held Cadaver Dissection Course 2016 on August 25-26, 2016. Dr. Takahiro Tomita at our department managed the whole part of this dissection course. We strongly hope that this annual cadaver dissection course would help us to further improve clinical results of daily neurosurgical practice.

集合写真
スナップ写真1 スナップ写真2 スナップ写真3

富山マイクロ手術道場 2016 2016年8月16日

2016年9月3日(土) 13:00〜17:00、恒例となりました富山マイクロ手術道場をANAクラウンプラザホテル富山にて医学生、研修医、脳神経外科医を対象に開催させていただきます。

これまでさまざまな形式で試行錯誤して開催してまいりましたが、今回は以下の構成で開催させていただきます。医学生や研修医にとっては大変エキサイティングな外科手術の真髄に触れることができ、脳神経外科医にとっては各自の技量に応じて明日から役立つ手術の思想や手技を学ぶことができると考えています。ぜひ、この機会をご利用下さい!

Toyama Microsurgical Training School

We will open Toyama Microsurgical Training School on September 3, 2016. Two neurosurgeons at our department will present their recent progress of surgery for cerebral aneurysm and carotid artery stenosis, respectively. Then, three expert neurosurgeons from Saitama, Tokyo, and Sapporo will give us the lectures on vascular neurosurgery, surgery for cerebella-pontine angle tumor, and complex cerebral aneurysms. We will be able to learn about the philosophy and advanced technique for neurosurgical disorders. This meeting is open for medical students, residents, and neurosurgeons. Boys and girls, be ambitious!

脳動脈瘤の術中写真

脳神経外科医への道 Vol. 31 2016年7月15日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 31

この3ヶ月あまりの間、5名の医学部6年生がスチューデント・ドクターとして脳神経外科の長期臨床実習を選択して来てくれました。

この日は、臨床実習を終えた彼らの慰労会を賑々しく開催させていただき、当科のスタッフ、レジデントとともに楽しいひとときを過ごすことができました。

彼らの多くが来年から立山のように高い志を以って脳神経外科とニューロサイエンスの世界に飛び込むことを決めてくれており、われわれは両手をあげて歓迎するとともに、富山湾のように深〜い愛情を以って時には厳しく時には優しく一緒に前進したいと考えております。

彼らの前途に祝福あれ!!!!!

Totally 5 medical students studied neurosurgery as student doctors for 6 weeks. Most of them are keen to be neurosurgeons. Of course, we always welcome them. We would also like to advance clinical neurosurgery and neuroscience together with them in very near future!

All the best for them!

集合写真

バイパス・ブートキャンプ 2016 2016年6月7日

本年6月7日(火) 18:00〜22:00、約6ヶ月ぶりに当科医局にて「バイパス・ブートキャンプ」を開催させていただきました。合計8台の手術顕微鏡のもと、親水性ポリマーで作られた1〜2 mm径のチューブを用いて端側吻合して、完成したあとは皆が見つめるモニター下で赤い水を流してその完成度を確認しました。各自の実力に応じて、通常のバイパスあるいは深部バイパスに挑戦して腕を競いました。このトレーニングはバイパス手術の技術向上のみならず、通常の顕微鏡手術の基本的テクニックに習熟する上でも重要なステップです。なかなか上手にできなかった学生時代、時間があれば当科の研究室で練習していた研修医が、今夜はすっかり上達した腕前を披露してくれて、とても嬉しかったです。

一人で静かに鍛錬するもよし、たまには皆でワイワイ楽しく高め合うのもよし、としましょう。

Bypass Boot Camp 2016

Today, we had Bypass Boot Camp 2016 after the regular works. Totally 15 doctors and one medical student tried the simulation of bypass surgery under surgical microscope, using 1- to 2-mm-diameter silicon tubes. We were very happy to see that our residents showed us their skillful technique after several year training since their medical student era.

集合写真 実習写真2 実習写真1

脳神経外科医への道 Vol. 30 2016年5月3日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 30

過日、日本脳卒中学会+日本脳卒中の外科学会+日本スパズムシンポジウムの合同会議Stroke2016に参加してきました。富山大学脳神経外科からも多数の演題を発表させていただきましたが、なかでも、2年め研修医の丸山邦隆先生、田邊 望先生、3年め研修医の瀬川莉恵子先生、4年め研修医の山本修輔先生、白石啓太朗先生、加茂徹大先生の「Young TOYAMA Team」はとてもよくガンバってくれました。彼らは発表した演題を次々と論文としてまとめてくれており、実に将来が楽しみです。今後も当科のスローガンである「文武両道」をめざし、脳神経外科医としての「技」「科学」「心意気」を果てしなく高めてほしいと考えています。

We, the member of Department of Neurosurgery, Toyama University Hospital, joined the annual meeting of Stroke 2016 in this April. Our residents presented their data on carotid stenosis, moyamoya disease, intracranial dural AVF, and cerebral aneurysm. We are pleased to support them to grow up as "scientific" neurosurgeons in very near future!

集合写真 宴会写真

脳神経外科医への道 Vol. 29 2016年4月7日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 29

今春、富山大学脳神経外科に入局した研修医・瀬川莉恵子先生が執筆した初めての論文が、先月、和文雑誌「脳神経外科」に掲載されました。 脳血管内治療にて治療した後大脳動脈紡錘状動脈瘤の症例報告です。まだまだほんの第一歩ではありますが、誰にとっても人生初めての論文が出版されるということは実に嬉しいもので、次のアカデミック・ワークへの重要なステップになると信じています。実際、現在、彼女は頚動脈狭窄症に関する英文論文の執筆を開始しています。将来が楽しみですな。Girls, be ambitious!

当科では、卒業時から脳神経外科医を目指す研修医を対象に、卒後2年間の初期臨床研修の期間中から中部地区や全国での学会で精力的に発表して、一つ一つをきちんと論文として世に問う姿勢を身につけるよう指導しています。

Dr. Rieko Segawa, a resident at our department, has published her first case report, entitled "Successful Stent-Assisted Coil Embolization of Fusiform Aneurysm in P2 Segment of Posterior Cerebral Artery: A Case Report" in a Japanese neurosurgical journal, No Shinkei Geka last month. We will support her continuous efforts and growth as a neurosurgeon. Girls, be ambitious!

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26965064

Successful Stent-Assisted Coil Embolization of Fusiform Aneurysm in P2 Segment of Posterior Cerebral Artery: A Case Report.

Segawa R, Kashiwazaki D, Akioka N, Koh M, Kuwayama N, Kuroda S
No Shinkei Geka. 2016 Mar; 44(3): 227-31

Abstract

We report a case of a fusiform aneurysm in the P2 segment of the posterior cerebral artery treated with stent-assisted coil embolization. A 44-year-old woman presented with an unruptured fusiform aneurysm in the left posterior cerebral artery. Stent-assisted coil embolization was performed using a "down-the-barrel" view to preserve the parent artery. The postoperative course was uneventful, and MRI showed no evidence of cerebral infarct. The patient was discharged 12 days after surgery, with no neurological deficit. Complete occlusion of the aneurysm and patency of the parent artery were observed on MR angiography at a 3-months follow up. Stent-assisted coil embolization can therefore be an effective alternative to parent artery occlusion in P2 segment fusiform aneurysms of the posterior cerebral artery.

掲載雑誌を手に写真

脳神経外科医への道 Vol. 28 2016年3月30日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 28

この一年間、当科で「修行」した研修医二人が4月から次の舞台での研修を開始します。白石啓太朗先生は砺波総合病院で、加茂徹大先生は富山日赤病院でそれぞれ医師として4年めの春を迎えます。この一年間、富山大学附属病院で厳しく楽しく身につけた知識と技術をさらに向上させて、われわれを驚かせてくれることを大いに期待しています。

それにしても教室のメンバーが少ないですね。これでフルメンバーです。この面子で今月は30件以上の手術をこなしていますから疲れるはずですね。この春からメンバーが増えて、さらにパワーアップすることを期待しています。

Boys and girls, be ambitious!

Two of our residents, Dr. Shiraishi and Dr. Kamo will temporally move to our affiliate hospitals for further training as neurosurgeons. We strongly expect that they will further advance their knowledge and skills during the next one year.

現在のフルメンバー集合写真

脳神経外科医への道 Vol. 27 2016年3月25日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 27

この春、脳神経外科を志す二人の若者が富山大学を巣立ちます。一人は富山大学、もう一人はかの地で脳神経外科医としての一歩を踏み出します。まずは卒業&国家試験合格、おめでとう!そして、毎日ワクワクの脳神経外科の世界へようこそ!
彼らの前途洋々たる未来と脳神経外科に乾杯!

Two medical students who are keen to be neurosurgeons have graduated from Faculty of Medicine, University of Toyama this March. We are pleased to support both of them to be excellent neurosurgeons in very near future.

卒業生2人と共に

富山大学IVRハンズオンセミナー開催 2016年3月24日

先日、当医局にて富山大学IVRハンズオンセミナーを開催しました。 初期・後期研修医6名、脳血管内治療学会専門医取得を目指す医師1名、インストラクター4名が参加して、Mentice社の血管内治療シミュレーター(VIST)を用いた脳動脈瘤塞栓術の模擬治療を体験しました。かなり実臨床に近い感覚で、臨場感にあふれた治療手技のトレーニングを行うことができました。脳血管内治療の繊細さ・難しさを自分の手で感じることができ、今後の臨床に大いに役立つ経験となりました。
今後も継続して行っていきたいと思います。

We had a hands-on seminar for interventional neuroradiology at Department of Neurosurgery, Faculty of Medicine, University of Toyama on Saturday, March 19, 2016. Six residents, and 5 staff doctors joined this seminar and tried simulated endovascular treatment of cerebral aneurysms using Vascular Interventional Simulation Trainer (VIST, Mentice co.).

セミナーでのスナップ写真

脳神経外科医への道 Vol. 26 2016年2月24日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 26

富山大学医学部では3年生が「基礎配属」と称して、基礎あるいは臨床の講座のうち希望する講座で4週間、勉強しています。本年2月も4名の学生さんが当科を希望して実習に参加してくれました。彼らは4週間にわたっておよそ30件の手術を見学したほか、病棟での実習を一生懸命こなしてくれました。時間が空いている時も医局で一生懸命、勉強していました。4週間の総括を兼ねて、皆でランチを楽しみました。彼らがすくすくと成長して脳神経外科の未来を担ってくれることを切に願っています。

Four medical students have finished one-month early clinical clerkship at our department this February. We will cheer them to be excellent neurosurgeons in very very near future!

ランチでの集合写真

脳神経外科医とキャリアを語る会 2016 2016年2月20日

富山大学附属病院は、ベッドサイドでの実習を終えたばかりの医学部5年生を対象とした「先輩医師とキャリアを語る会」を開催しました。会の前半では、新専門医制度や専門医取得後のキャリアアップについての講演をさせていただきました。

その後の2次会、「脳神経外科医とキャリアを語る会」には、学生5名が参加してくれました。脳神経外科医の公私にわたるキャリアについて深更までディープに語り合うことができました。

今後、彼らが脳神経外科を志して逞しく成長し、少しでも多くの患者さんを救ってくれるよう、われわれは最大限のサポートを提供したいと覚悟を決めております。
Boys and girls, be ambitious!

We discussed a lot about the career and life of neurosurgeons with medical students who would like to be neurosurgeons in very near future until the midnight. We are keen to educate and support them so that they can be excellent neurosurgeons in the future.
Boys and girls, be ambitious!

2次会での集合写真

脳神経外科医への道 Vol. 25 2016年1月30日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 25

2016年1月29〜30日、東京で第39回日本脳神経CI学会、第21回日本脳神経外科救急学会が同時に開催されました。黒田は行ったり来たりでしたが、柏崎大奈先生と浜田さおり先生には第39回日本脳神経CI学会に集中してもらいました。

柏崎先生は、シンポジウム「頚動脈狭窄症の診断・治療と脳循環の評価」にて「内頚動脈狭窄症のプラーク形成は血管内皮前駆細胞と新生血管の相互作用により進行する」と題して発表しました。このデータはまもなく Journal of Neurosurgery に掲載されます。

昨年3月に卒業したばかりの浜田先生は、学生の頃から脳神経外科を強く志してくれています。今回が医師になってから初めての学会発表となりました。今回は「ガンマナイフ照射後11年経過した AVM の摘出を行なった一例」を発表しました。いろいろと反響があって今後の糧になったと信じています。
Boys and girls, be ambitious!

Prof. Kuroda, Dr. Kashiwazaki, and Dr. Hamada joined the 39th. Annual Meeting of the Japan Society for CNS Computed Imaging in Tokyo. Dr. Kashiwazaki and Dr. Hamada presented their recent papers. Especially, in spite of her first-ever presentation, Dr. Saori Hamada succeeded it. I would like to support young neurosurgeons to develop their clinical and scientific activities over the world.
Boys and girls, be ambitious!

発表ポスターの前での写真

ベルリン留学報告記 Vol. 5 2015年12月8日
Report from Dr. Satoshi Hori in Berlin Vol. 5

2014年4月からベルリンのシャリテーに留学している堀 聡先生からの留学レポート第5報が届いたので掲載させていただきます。彼は来春、2年間の留学を終えて帰国する予定です。

ベルリンより留学報告記第5弾を送らせていただきます。冬も本番を迎え、ベルリンでは寒さが徐々に厳しくなってきています。一方、街はクリスマスムード一色で、奇麗な光景が広がっています。

さて、今回はこちらで参加したイベントについて報告したいと思います。去る10月18〜21日に、スペインのマドリードで開催された EANS2016 に参加し、私は、「微少出血と脳卒中再発との関連性」について発表してきました。昨年も参加したこの EANS は、ヨーロッパ最大規模の学会で、最新の知見に関する発表だけでなく、教育的要素を含んだ発表も多数行われるため、知識の整理や手術手技のコツを学ぶにあたっても役立つ点が魅力です。諸外国の先生方の発表を聞き、大変勉強になるとともに、大いに刺激を受けました。

また、11月6, 7日には、留学先のシャリテー内で「Visiting Professor」という会合が催されました。これは毎年シャリテーが行っている行事で、海外から Professor 1名を招待し、初日は講演を拝聴し、2日目は Cadaver コースを行うという企画です。今年は Miami から Jacques J Morcos 教授が招かれました。 Morcos 教授は脳血管外科と頭蓋底外科を専門とされ、豊富な手術経験をお持ちです。初日の講演では、頭蓋底の知識をもとに、その外科解剖と手術アプローチについて非常に分かりやすいスライドと、多くの手術動画で説明していただきました。2日目の Cadaver コースでは、企業の協力のもと5献体が用意され、4-5人のグループに分かれて、 Morcos 教授の指導を仰ぎながら Orbitozygomatic approach および Far lateral approach を行いました。講演会で得た知識を基に、献体で実際に各アプローチを行うことで、各構造物の見え方や取り扱いの理解をさらに深めることができました。実際の手術を行う前に、このような Cadave rコースであらかじめ各種アプローチを習熟しておく事の必要性を、あらためて痛感しました。

気が付けば2年間の留学生活も残り数ヶ月となりました。まだまだ今でも試行錯誤の日々ですが、現在では有り難いことに、毎日の予定手術に自分を組み込んでもらい、準スタッフのような形で活動させて頂いています。特に多忙なスケジュールの日は、術前準備(体位取り、消毒、ドレーピング、機械設置など)から、そして時には(わずかながらではありますが)手術進行を1人で行わせていただく事もあります。このような活動を通して、シャリテーの手術スタイルをかなり細かいところまで理解できるようになりました。並行して現在進行中の論文作成、臨床データ整理を行いながら、残りの留学生活を集中して駆け抜けたいと思っています。

Dr. Satoshi Hori is studying at Department of Neurosurgery, Charité, Berlin under the direction of Prof. Peter Vajkoczy since April 2014. This is the 5th. report from him.

Cadaver コースでのスナップ 写真

第二回富山大学脳神経外科バイパス・ブートキャンプ 2015年11月10日
The Second Boot Camp 2015 for Bypass Surgery at Department of Neurosurgery, Toyama University Hospital

2015年11月10日、当科医局にて第二回バイパス・ブートキャンプ2015を開催しました。学生5名、卒後1〜3年めのレジデント2名、大学院生2名、スタッフ4名が参加してくれました。今回のテーマは「深部バイパス」。

それぞれの力量に応じて「合格!」をもらうまで、simple suture, end-to-end anastomosis などに挑戦しました。以前も書いた通り、一人で黙々とトレーニングするのもいいけど、たまには皆で一緒にトレーニングするのも寂しくなくていいかもしれません。これからも課題を変更しつつ、こういった企画を随時開催したいと考えています。

We had the second "Boot Camp" for bypass surgery at Department of Neurosurgery, Faculty of Medicine, University of Toyama on Monday, November 10, 2015. Five medical students, two residents, two PhD students, and four staff doctors join the camp and enjoyed "deep" bypass procedure under surgical microscope, using a special silicon tube.
Boys and girls, be ambitious!

練習中の写真1 練習中の写真2

脳神経外科医への道 Vol. 24 2015年10月23日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 24

2015年10月22〜24日、第7回日韓脳卒中学会にて釜山に来ています。黒田はシンポジウムにて「Novel MR diagnosis of moyamoya disease」と題した発表をさせていただきました。また、当科の白石啓太朗先生(卒後3年め)は、「Impact of carotid endarterectomy on mild (≤50%) carotid stenosis with unstable plaque」と題して初の国際学会での発表に臨んでいます。昨夜の Banquet やその後のパーティでは、白石先生が一生懸命、英語を使って海外の先生たちと積極的に交流している姿を見て大変頼もしく思った次第。これからも若者がどんどんと海外で交流の輪を広げることができるよう支援したいと考えています。Boys and girls, be ambitious!

Prof. Kuroda and Dr. Shiraishi present their recent papers in Busan at the 7th. Japan-Korean Joint Stroke Conference. In spite of his first-ever international conference, Dr. Shiraishi has actively interacted with foreign neurologists from Korea and Uzbekistan. I would like to support young neurosurgeons to develop their clinical and scientific activities over the world.
Boys and girls, be ambitious!

発表ポスターの前での写真 会場を背に記念写真

脳神経外科医への道 Vol. 23 2015年10月1日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 23

去る9月28日(月)、第31回神経疾患を学ぶ会を終えたのち、研修医の壮行会を開催させていただきました。 10月から山本修輔(卒後3年め)は砺波総合病院に、田邊 望(卒後1年め)は済生会富山病院に、浜田さおり(卒後1年め)は糸魚川総合病院に旅立ちます。それぞれの病院で研鑽を積んで成長したのち、再び大学に戻ってきてくれることでしょう!期待しています!

10月から大学の病棟もちょっと淋しくなりますが、卒後3年めの白石啓太朗、加茂徹大は引き続き大学の病棟を気合を入れて守ってくれます。これからもどんどん成長してもらうつもりです!

当科では卒後1年めから脳神経外科医として診療・研究のトレーニングを積めるように研修プログラムを構築しています。

We enjoyed a send-off party for our residents on Monday, September 28. We are expecting that our residents will be except neurosurgeons as not only clinicians but also neuroscientists in very very near future!

歓送会での写真

脳神経外科医への道 Vol. 22 2015年9月26日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 22

去る9月25日(金)〜26日(土)、名古屋で開催された日本脳腫瘍の外科学会にて、当科より永井正一、富田隆浩、田邊 望の3名が発表させていただきました。この春卒業して初期臨床研修を始めたばかりの田邊は「動眼神経麻痺と三叉神経痛を伴った Meckel’s cave dermoid cyst の一例」を発表しました。脳神経外科医を志す彼にとっては初めての学会デビューとなりましたが、いつも通り堂々と立派に発表してくれました。これからも脳神経外科医としての志と矜持を胸に頑張ってくれるものと期待しています。われわれも真剣にサポートします。写真には、永井、富田、田邊に加えて、北海道大学脳神経外科の小林浩之先生も参戦してくれました。彼はこの3年間、内視鏡を用いた下垂体手術を当科で指導してくれています。感謝!

Yesterday, Dr. S. Nagai, Dr. T. Tomita, and Dr. N. Tanabe presented their recent papers in Nagoya City at the annual meeting of Japanese Congress for Brain Tumor Surgery. In spite of his first-ever presentation, Dr. Tanabe could successfully do it. I would like tol further support his clinical and academic works in Toyama.

* Photo with Dr. Hiroyuki Kobayashi from Hokkaido University, Japan.

発表したポスターの前でのスナップ写真

脳神経外科医への道 Vol. 21 2015年9月12日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 21

昨日9月12日(土)、名古屋で開催された日本脳神経外科学会・中部支部会にて当科より高 正圭、加茂徹大、川崎小百合の3名が発表させていただきました。加茂、川崎は初めての学会発表でしたが、堂々と立派に発表してくれました。また、当科の山本修輔は、前回の中部支部会で発表した「類もやもや病における頭蓋内動脈の3D-CISS所見」にて、昨日、優秀論文賞を受賞しました。現在、米国のジャーナルに投稿中です。

若い世代が診療のみならず学術分野においても飛躍できるよう、これからもサポートしていきたいとあらためて強く思った一日でした。

Yesterday, Dr. M. Koh, Dr. T. Kamo, and Dr. S. Kasawaki presented their recent paper in Nagoya City at the meeting of Chubu Branch of The Japan Neurosurgical Society. In spite of their first-ever presentation, Dr. Kamo and Dr. Kawasaki could successfully do it. At the same time, Dr. Shusuke Yamamoto at our department received an award of Chubu Branch of The Japan Neurosurgical Society for his recent research on 3D-CISS findings in patients with quasi-moyamoya disease (moyamoya syndrome). The data have been submitted to the journal. I will further support their clinical and academic works in Toyama.

* Photo with Prof. Wakabayashi from Nagoya University.

賞状を手に名大中林教授とツーショット写真 支部会後の宴会スナップ写真

ベルリン留学報告記 Vol. 4 2015年8月30日
Report from Dr. Satoshi Hori in Berlin Vol. 4

2014年4月からベルリンのシャリテーに留学している堀 聡先生からの留学レポート第4報が届いたので掲載させていただきます。

留学2年目に突入して早4ヶ月が過ぎました。ベルリンの夏は本当に過ごし易く、心地いいかぎりです。

2年目となり、日常生活、仕事の流れ・システム、いずれにおいても少し余裕が出てきたこと、また病院スタッフにも認知されてきたこともあり、色々な面で活動し易くなってきました。1年目も自分なりに試行錯誤しながら精一杯やってきたつもりですが、逆に考えますと、シャリテーの様に多くの留学生が入れ替わり立ち替わり来る施設において、ある程度認められるには最低1年はかかるものなのかなと感じております。

やるべき仕事も徐々に増え、日々の手術には精力的に参加させて頂き、特に私が興味を持っているバイパス手術においては、ほぼ全例第一助手として参加しています。ここChariteでは、もやもや病患者に施行した標準的な血行再建術の効果が不十分であった場合、追加治療としてradial arteryグラフトを用いたバイパス手術を一つのオプションとして施行しており、その有効性を経験しています。これに関してまとめた論文が最近、World Neurosurgery誌に受理されました。また、Chariteにおける微小血管減圧術の手術法に関してまとめた論文は、教授のチェックを受けているところです。さらに、黒田教授とVajkoczy教授との打ち合わせにより行う事となった、富山大とChariteとの共同研究にも携わらせて頂いており、まだデータチェックの段階ですが、興味深い結果が出るものと信じております。このように学術面でも徐々にではありますが、前進を感じています。

このページでも既出ですが、去る7月2日〜4日にベルリンで第4回国際もやもや会議が開催されました。私はChariteからの演題として”EC-IC bypass with radial artery graft”を、富山大からの演題として”Surgical anatomy and preservation of middle meningeal artery during bypass surgery for moyamoya disease”をそれぞれ発表しました。本学会では、臨床・基礎系ともに多くの演題が用意され、各施設の多様な考え方を学ぶ良い機会となりました。とにかく気候もディスカッションも熱く、情報量満載の3日間でした。もやもや病の学会という事で、日本からも多くの脳外科の先生方がベルリンに集いました。当科から参加された黒田教授、柏崎先生とも久々にお会いでき、大変有意義でした。また、過去にChariteに留学経験のある先生方ともお会いする事ができ、おいしいドイツビールを片手に、留学話や近況を語り合い、大いに交流を深める事が出来ました。このような他大学の先生方とつながりができたのも留学を通じての大きな財産ですし、今後皆で切磋琢磨し、脳神経外科の発展に貢献することができたらなと思います。

慣れて来た留学生活とはいえ、「まだまだ、一歩一歩」といった感じですが、引き続き精力的に活動して行きたいと思います。

Dr. Satoshi Hori is studying at Department of Neurosurgery, Charité, Berlin under the direction of Prof. Peter Vajkoczy since April 2014. This is the 4th. report from him.

Photo of Dr. Satoshi Hori at International Moyamoya Meeting in Berlin.

IMM でのスナップ 写真

NEUROSURGERY WEEK Vol. 2 2015年8月30日
第5回富山マイクロ手術道場
The 5th. Toyama Microsurgery Colosseum

去る8月29日(土)、「脳動脈瘤手術」をテーマに第5回富山マイクロ手術道場を開催させていただきました。今回の道場では、当科のメンバーから基本的手術手技の修練過程を呈示してもらったほか、わが国屈指のエキスパートである本郷一博先生、菊田健一郎先生をお迎えして、脳動脈瘤手術の真髄についてご講演いただきました。ご講演のあとは、脳神経外科を志す学生や研修医たちとの交流会にもご参加いただきました。

前日までの脳神経外科手術解剖セミナーと合わせて、手術伎倆や治療成績のさらなる向上をメンバー全員で目指したいと考えています!

これらのセミナーを通して、各人が手術伎倆・治療成績をさらに向上させてくれることを強く願っています。

We held the 5th. Toyama Microsurgery Colosseum at OARKS Canal Park Hotel Toyama. Two Expert Neurosurgeons, Prof. K. Kikuta from Fukui and Prof. K, Hongo from Matsumoto kindly visited Toyama and gave us special lectures on microsurgery for cerebral aneurysms.

参加者の懇親会での集合写真

NEUROSURGERY WEEK Vol. 1 2015年8月30日
脳神経外科手術解剖セミナー
Cadaver Dissection Course 2015

去る8月27日(木)〜28日(金)、富山大学解剖学(一條裕之教授)の多大なるご協力のもと、本年は2日間にわたって脳神経外科手術解剖セミナーを開催させていただきました。例年どおり当科の富田隆浩が担当し、のべ15名あまりが参加しました。

本年は、まず1日目に研修医の先生たちに基本的な前頭側頭開頭やシルビウス裂の剥離、頚部頚動脈脈の露出、後頭下開頭などを学んでもらい、2日目は指導医を中心に orbitozygomatic approach, transcavernous approach, anterior & posterior petrosal approach, occipital transtentorial approach などをじっくりと勉強させていただきました。

これらのセミナーを通して、各人が手術伎倆・治療成績をさらに向上させてくれることを強く願っています。

We held Cadaver Dissection Course 2015 on August 27-28, 2015. Dr. Takahiro Tomita at our department managed the whole part of this dissection course. We strongly hope that this annual cadaver dissection course would help us to further improve clinical results of daily neurosurgical practice.

参加者の集合写真
参加者の写真 参加者の写真 参加者の写真

脳神経外科医への道 Vol. 20 2015年8月6日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 20

当科の研修医・山本修輔先生が書いた症例報告が Surgical Neurology International 誌に掲載されたのでお知らせします。血行力学的脳虚血をともなう総頚動脈閉塞症に対する脳血行再建術のオプションとして、術前画像の読影がきちんとしていれば、浅側頭動脈−中大脳動脈吻合術 (STA-MCA anastomosis) を応用できる症例が存在していることを報告しました。山本修輔先生は卒後3年めですが、これが2本めの英文論文となりました。この調子で診療、研究に邁進してほしいものです。

Yamamoto S, Kashiwazaki D, Akioka N, Kuwayama N, Kuroda S.
Surg Neurol Int. 2015 Jun 25;6(Suppl 9):S304-8. doi: 10.4103/2152-7806.159377. eCollection 2015.

Superficial temporal artery to middle cerebral artery anastomosis for neovascular glaucoma due to common carotid artery occlusion.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26167375

Dr. S. Yamamoto, a resident at our department, has published his second English-written article in Surgical Neurology International. Following is the abstract:

Background: Common carotid artery (CCA) occlusion sometimes requires surgical revascularization to resolve persistent cerebral/ocular ischemia. High-flow bypass is often indicated in these cases, using the interposed graft such as saphenous vein and radial artery. However, high-flow bypass surgery is invasive and may provide excessive blood flow to ischemic brain. In this report, we present a case that developed neovascular glaucoma due to CCA occlusion and was successfully treated with superficial temporal artery to middle cerebral artery (STA-MCA) anastomosis.

Case Description: A 61-year-old male complained of left visual disturbance and was admitted to our hospital. He underwent carotid endarterectomy for left internal carotid artery stenosis in previous hospital 1-year before, but he experienced left visual disturbance after surgery. Postoperative examinations revealed that the CCA was occluded. His visual disturbance gradually progressed, and he was diagnosed as neovascular glaucoma. None of ophthalmological therapy could improve his symptoms. Blood flow measurement showed an impaired reactivity to acetazolamide in the left cerebral hemisphere. Cerebral angiography demonstrated that the left STA was opacified through the muscular branches from the left deep cervical artery. Therefore, he successfully underwent left STA-MCA double anastomosis. His visual acuity improved and new blood vessels around the iris markedly decreased 3 months after surgery.

Conclusions: Precise radiological examination may enable standard STA-MCA anastomosis even in patients with CCA occlusion.

STA-MCA 吻合後の術野写真 術前後のCBF の比較

脳神経外科医への道 Vol. 19 2015年7月13日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 19

当科の髙 正圭先生がパリでの短期留学を終えて帰国したので、彼の留学記を掲載させてもらいます。彼なりに収穫の多い留学となったようです。

【パリ留学報告記】

富山大学脳神経外科 髙 正圭

2015年3月末〜6月末までの約3ヶ月間、皆様のご助力のおかげをもちまして、パリに小児神経外科を勉強するため留学できました。ここでパリ3ヶ月間の留学生活を紹介できればと思います。

留学先であるNecker病院はパリ15区に位置し、世界初のこども病院で毎日多くの患者さんが日中夜を問わず来院します。Necker病院で行われていた手術は、小児脳腫瘍を始め、血管障害、水頭症など富山大学でも日常見ている疾患だけではなく、当院では比較的頻度の低い二分脊椎や頭蓋骨早期癒合症など中々見る機会に恵まれない疾患に対して、毎週途切れることなく手術を実施していました。いまでも印象に残っているのは、Necker病院での初手術見学症例が症候性頭蓋骨早期癒合症(Apert症候群)であったことであります。脳神経外科専門医の試験勉強中にこの疾患を勉強しましたが、見る機会はあるのだろうか?と思っていた疾患が1症例目で出会えた時は興奮しました。これ以外にも珍しい疾患が手術予定に組み込まれていると知るごとに興奮し、当院でも馴染みのある小児脳腫瘍の症例も日本との違いに驚き、そして勉強させられました。これらの経験は私にとって貴重なものになっております。

しかし個々の治療方針、手術術式も大変勉強になりましたが、私が最も感銘を受けたのは世の中へ自分の意見を論文にして発表していく姿勢でありました。これはNecker病院のスタッフだけではなく、residentや留学生たちも同様でありました。幸いなことにパリでは、イタリア人とモロッコ人の脳神経外科医とブラジル人の形成外科医と親交を深めることができました。彼らは絶えず何かを発信する準備をしつつ手術も勉強する、まさに「文武両道」の精神で日々頑張る姿を間近で見て、肌でその迫力を感じてこれたことが一番の収穫ではないかと思っております。帰国して2週間が経過しようやく自身の生活環境が元に戻ってまいりました。この熱い気持ちが冷めない様、日々精進して参りたいと思います。

繰り返しになりますが、約3ヶ月間、諸先生がたにご迷惑をおかけしつつも、暖かいご支援のおかげをもちまして、パリで貴重な経験ができました。これがさらに実りあるものにするために日々精進して参ります。

Dr. Masaki Koh visited Necker Hospital in Paris for these 3 months and learned a lot about pediatric neurosurgery there. All of us are sure that he will be an excellent neurosurgeons for the children with neurosurgical disorders.

パリの夜景エッフェル塔の写真 手術室での写真 パリの夜景ルーブル美術館の写真

脳神経外科医への道 Vol. 18 2015年6月25日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 18

過日、脳神経外科の選択臨床実習を無事に終えた6年生諸君(平田陽子さん・城 泰輔くん)、この3ヶ月間に当科での初期臨床研修をいったん修了した研修医諸君(川崎小百合Dr・浜田さおりDr・丸山邦隆Dr)の慰労会を開催しました。なごやかで笑いの絶えない時間を堪能させてもらいました。

席上、先日の第一回バイパス・ブートキャンプに参加してくれた学生、研修医の諸君に修了証も授与させていただきました。

来月も当科での初期+後期臨床研修を続ける諸君(白石啓太朗Dr・加茂徹大Dr・山本修輔Dr・田邊 望Dr)とともに、また頑張ります!

皆が明日の脳神経外科の発展を支えてくれることを思いっきり期待しています!

We enjoyed a dinner given in recognition of the clinical clerkship and early residency at our department for two medical students and three residents. We strongly hope that all of them would contribute to the continuous development of neurosurgery in very near future!

集合写真 修了証の写真

富山大学脳神経外科バイパス・ブートキャンプ 2015年6月9日
Boot Camp 2015 for Bypass Surgery at Department of Neurosurgery, Toyama University Hospital

過日、当科医局にてバイパス・ブートキャンプを開催しました。学生2名、卒後1〜3年めのレジデント7名、スタッフ4名が参加して、それぞれの力量に応じて「合格!」をもらうまで、simple suture, end-to-end anastomosis, side-to-side anastomosis に段階的に挑戦しました。皆が顕微鏡下の操作に集中してバイパス手術のトレーニングに励んでいると、医局にはいつになく大変静かな時間が流れていました。一人で黙々とトレーニングするのもいいけど、たまには皆で一緒にトレーニングするのも寂しくなくていいかもしれません。これからも課題を変更しつつ、こういった企画を随時開催したいと考えています。

We had a "Boot Camp" for bypass surgery at Department of Neurosurgery, Faculty of Medicine, University of Toyama on Monday, June 8, 2015. Two medical students, 7 residents, and 3 staff doctors join the camp and tried simple suture, end-to-end anastomosis, side-to-side anastomosis under surgical microscope, using a special silicon tube.

スナップ写真1 スナップ写真2 スナップ写真3

富山大学脳神経外科バイパス・ブートキャンプ 2015年6月3日
Boot Camp 2015 for Bypass Surgery at Department of Neurosurgery, Toyama University Hospital

脳神経外科医、レジデントを対象に「バイパス・ブートキャンプ」を以下の要領にて開催します。

実体顕微鏡や手術器具、10-0ナイロン糸などのほか、実際の脳血管に近い特性を有する特殊シリコンチューブ、深部縫合練習キットを豊富に準備しています。ぜひご参加下さい。

場所:富山大学医学部脳神経外科 医局
日時:2015年6月8日(月)PM17:30〜∞
連絡先:脳神経外科医局 内線 7348(担当:黒田)

We will hold a "Boot Camp" for bypass surgery at Department of Neurosurgery, Faculty of Medicine, University of Toyama on Monday, June 8, 2015. Let's be a bypass master!

実体顕微鏡と脳の模型の写真

脳神経外科医への道 Vol. 17 2015年5月7日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 17

先日、脳神経外科+北2階病棟の新人歓迎会を開催いたしました。深遠なる脳神経外科の世界に身を投じてくれた新たな同志、山本修輔先生(H25卒)、白石啓太朗先生(H25卒)、加茂徹大先生(H25卒)、田邊 望先生(H27卒)、丸山邦隆先生(H27卒)、浜田さおり先生(H27卒)に加えて、2ヶ月間、当科をローテーションしてくれている川崎小百合先生(H26卒)、新人の看護師さん6名の将来を皆で祝福させていただきました!彼らが将来、富山県のみならず、世界に貢献できる脳神経外科医になれるよう、われわれも襟を正して彼らを指導しなければなりません。気をひきしめて取り組みます。この会に出席して下さったリハビリテーション部、薬剤部、手術部の皆さん、どうもありがとうございました!

We held a Welcome Party for 7 residents and 6 nurses who started their works at our department this April. We have to educate them so that they will be able to contribute to the developments of neurosurgery and neuroscience over the world in the future.

集合写真

脳神経外科医への道 Vol. 16 2015年4月28日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 16

本日、医学部6年の学生さんが当科での1ヶ月間にわたる長期臨床実習を無事に修了しました。三週間ちょっとの短い期間ではありましたが、28件全ての手術をじっくりと学んでもらいました。スペシャル・レクチャーなども含めて、脳神経外科の奥深さや面白さをたっぷりと堪能してもらえたと思います。われわれは、近い将来、脳神経外科医となることを夢見ている彼らに対して絶大なるエールを送ります。
Boys and girls, be ambitious!

The medical student has finished one-month clinical clerkship at our department. We will cheer her to be an excellent neurosurgeon in very very near future!

集合写真

脳神経外科医への道 Vol. 15 2015年4月26日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 15

2015年4月25日(土)、金沢にて開催された第88回日本脳神経外科学会中部支部会・学術集会にて、当科の柏崎大奈が優秀論文賞を受賞しました。論文タイトルは『Size ratio は小型脳動脈瘤の破裂を予測できる』です。Stroke に掲載されています。これを機に、診療・研究・教育などなど、ますますどんどん、さらに励んでほしいですね!

Dr. Daina Kashiwazaki at our department received an award of Chubu Branch of The Japan Neurosurgical Society for his recent research on morphological predictors of rupture in small (< 5mm) intracranial aneurysms. The data have been published in Stroke. He will further study and work hard.
* Photo with Prof. Wakabayashi from Nagoya,

名大若林教授と受賞盾を手にする柏﨑の写真

脳神経外科医への道 Vol. 14 2015年3月23日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 14

1) 医師国家試験合格祝賀会!

脳神経外科を志す3人の若者(田邊くん、丸山くん、浜田さん)が富山大学医学部を卒業、さらに医師国家試験にも見事一発合格しました!彼らの前途が明るく輝くものとなるよう、渾身の力を込めて応援するつもりです。

2) 髙 正圭先生留学壮行会!

髙 正圭先生が4〜6月、短期間ながらフランス・パリ病院に留学して小児神経外科の真髄を学んできます。留学前の宿題だった論文も全て執筆して投稿してくれました。今後、彼は小児外科と血管外科の二刀流で走り続ける予定です。

3) ついに後期研修スタート!

この春から3人の若者(山本先生、白石先生、加茂先生)が満を持して当科での後期研修をスタートさせます。脳神経外科医への道は決して平坦ではありませんが、彼らならば大丈夫でしょう!精一杯サポートさせてもらいます!

4) 旭 雄士先生送別会

この春、当科で長らく機能的神経外科を担当していた旭先生が転出します。長い間お疲れさまでした。今後、柏崎先生が当科の機能的神経外科を担当します。パーキンソン病、振戦などの患者さんで手術が必要な方がいらっしゃれば、いつでもご紹介下さい。

Now, three medical students have graduated from Faculty of Medicine, University of Toyama and passed National Medical Practitioners Qualifying Examination. We will continue to support them so that they can be scientific, skillful, and heart-warming neurosurgeons in very near future.

Drs. Yamamoto, Shiraishi, and Kamo will start their residency program of neurosurgery this April. Boys, be ambitious!

Dr. Koh will visit Paris this weekend and learn pediatric neurosurgery for three months. We hope he can be an extraordinary specialist of pediatric neurosurgeon very soon.

会の集合写真

脳神経外科医への道 Vol. 13 2015年3月7日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 13

本年2月、医学部3年生の4名が当科での早期臨床実習に来てくれました。彼らは4週間にわたって30件あまりの手術、病棟での実習を一生懸命こなしてくれました。時間が空いている時も医局で懸命に勉強する姿には心打たれるものがありました。写真は4週間の実習を終えた日の打ち上げ会の模様です。

Four medical students have finished one-month early clinical clerkship at our department this February. We will cheer them to be excellent neurosurgeons in very very near future!

打ち上げの集合写真

ベルリン留学報告記 Vol. 3 2015年2月1日
Report from Dr. Satoshi Hori in Berlin Vol. 3

2014年4月からベルリンに留学している堀 聡先生からの留学レポート第3報が届いたので掲載させていただきます。

ベルリンより留学報告記第3弾を送らせていただきます。2015年を迎えて早1ヶ月が過ぎましたが、ベルリンの新年は、まるで戦場にいるかのような街中に響き渡る花火で幕を開けました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、日本では当たり前のように経験してきた疾患でも、ヨーロッパでは馴染みの薄いものもあります。その代表は頚動脈狭窄症で、それに対する頚動脈内膜剥離術やステント治療が、主に血管外科医または神経放射線科医によって施行されているからです。昨年、ヨーロッパ最大規模の学会であるEANS2014に参加しましたが、頚動脈狭窄症のセッションで手術ビデオを物珍しく眺めている先生方も少なくありませんでした。また、もやもや病に関しても認知度は上がってきているとはいえ、まだまだ温度差を感じます。私は、「もやもや病の手術における中硬膜動脈の温存法」についてポスター発表し、何人かの先生と簡単なディスカッションを交わしましたが、その中で、そもそももやもや病の手術治療はどのような事をするのかを質問した先生もいました。このように、日本で大きく展開している分野は世界をリードしていく気持ちで活動していく必要があると思いますし、また逆に日本ではあまり経験しないような事を国際学会に参加することで知り、刺激を受けることは大切であると感じました。

日本ではエビデンスの構築や社会からの監視を理由に、標準的ではない手術治療を敬遠する風潮があることは否めないと私自身は感じていますが、ここChariteでは既存だけにとらわれず、新しい方法・独自の方法に挑戦し(もちろん無茶をしているという事ではなく、論理的な考えの基に、です)、またその考え方や有効性を世に発信する努力を行っており、これは新たな発展のためにも学ぶべき姿勢であると思います。そのような中、私は、動脈硬化性病変・もやもや病に対するhigh flowバイパス術の利用に関して論文としてまとめさせて頂き、現在投稿に向け最終チェック中です。また平行して、三叉神経痛や顔面けいれんに有効とされる微少血管減圧術におけるCharite独自のやり方に関してもまとめている最中です。複数のプロジェクトをこなす過程で、様々な視点・思想を深く理解することができ、大変勉強になり興味深いです。引き続き、できる限りたくさんのプロジェクトを完遂し、世に発信して行きたいと思います。

Dr. Satoshi Hori is studying at Department of Neurosurgery, Charité, Berlin under the direction of Prof. Peter Vajkoczy since this April. This is the second report from him.

Photos

(Left) Dr. Satoshi Hori at EANS2014 meeting in Prague.
(Right) Cover of recent issue of Acta Neurochir (Wien) showing ICG videoangiography during bypass surgery for moyamoya disease from the article by Hori S. et al.

EANS2014のE-POSTER の前での堀の写真 堀の論文の写真が Acta Neurochirurgia の表紙を飾った

脳神経外科医への道 Vol. 12 2015年1月27日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 12

今春、富山大学脳神経外科に入局する初期研修医・山本修輔先生が執筆した初めての論文が、先週、欧州の医学誌 Case Report in Neurologyに掲載されました。感染性硬膜下血腫の症例報告です。まだまだほんの第一歩ではありますが、人生初めての論文を英文で書くあたり、今後の彼の活躍を大いに期待させてくれます。本日、彼は勢いに乗って、新たな英文論文を他の医学雑誌に投稿しました。

Boys, be ambitious!
http://www.karger.com/Article/FullText/371841

Dr. Shusuke Yamamoto, a junior resident at our department, has published his first case report, entitled "Chronic Subdural Hematoma Infected by Propionibacterium Acnes: A Case Report" in an open-access European journal "Case Report in Neurology" last week. He has submitted another English-written case report to another journal today. We expect his continuous efforts and growth as a neurosurgeon. Boys, be ambitious!

論文を手に持つ山本の写真 論文の写真

脳神経外科医への道 Vol. 11 2015年1月14日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 11

富山大学脳神経外科に身を投じることを堅く決心している3名の6年生を招いて、先日、医師国家試験合格壮行会を開催しました。たっぷり栄養とガソリンを補給してもらいましたので、これから来月の国家試験に向けて、さらに勉強のペースを上げてもらえるものと信じています。

彼ら3名が立派な脳神経外科医となる日が今から楽しみです。われわれは彼らに惜しみないエールを送り続けたいと思います。

We invited three medical students to a send-off party for National Examination for Medical Practitioners. Now, they are studying very hard to pass the examination in February. We believe that they will be skillful and scientific neurosurgeons in very near future.

壮行会での記念写真

脳神経外科医への道 Vol. 10 2015年1月10日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 10

昨日、第23回北陸IVNR研究会が金沢にて開催されました。この研究会は、当科の桑山直也が中心になって北陸地区の血管内治療を発展させるべく長年かけて育ててきたものです。

今回は15題の一般演題に加えて、岡山大学IVRセンター准教授・副センター長の杉生憲志先生をお招きしてご講演いただきました。脳動脈瘤に対する血管内治療の最近の進歩についての素晴らしいご講演でした。

また、昨日の研究会では、当科に身を投じて脳神経外科の道を志す若き初期臨床研修医 3名も堂々と一般演題を発表しました。彼らは既に一つ一つの仕事を着実にこなして、一歩一歩、心技体を兼ね備えた脳神経外科医への道を歩み始めています。われわれには、彼らとともに切磋琢磨しながら、彼らの努力と向上心を精一杯サポートする覚悟があります。

*写真は杉生先生からいただいたものです。どうもありがとうございました。

The 23rd. Hokuriku Interventional Neuroradiology Conference was held in Kanazawa. Our three residents successfully presented their clinical data at oral sessions there. We will thoroughly support their passions and efforts to be excellent neurosurgeons in very near future.
* Photo courtesy of Prof. Sugiu from Okayama.

杉生先生を交えて記念写真

脳神経外科医への道 Vol. 9 2014年12月19日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 9

当科の柏崎大奈が日本定位・機能神経外科学会から機能的定位脳手術の技術認定をいただきました。北陸三県では、当科の旭に次いで二人めの技術認定です。今後も当科はパーキンソン病に対する深部脳刺激療法(DBS)などの治療に専念してまいります。

The Skill Qualification Committee of Japan Society of Stereotactic and Functional Neurosurgery approved Dr. Daina Kashiwazaki as a qualified neurosurgeon. There are only two qualified neurosurgeons in Hokuriku area, including Toyama, Ishikawa, and Fukui Prefectures. We will continue to make an effort to treat the patients who need stereotactic and functional neurosurgery.

認定証を手に記念写真

脳神経外科医への道 Vol. 8 2014年12月10日
The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 8

最近、当科の研修医がめきめきとレベルアップしています。

今夏、脳神経外科専門医となった高 正圭先生は、脳腫瘍、脳動脈瘤などの手術を通して、周術期管理、開頭、顕微鏡手術など、トータルな実力を身につけてきました。手術中の姿もだんだん板についてきました。短期間ながら来春からパリに留学する予定ですが、その準備も着々と進めていることと思います。

卒後2年めの初期研修医、山本修輔先生は、高先生とともに日々の周術期管理に精を出す一方、黒田たちの温かくも厳しい監督のもと、前頭側頭開頭を見事に完遂するまでに成長しています。

今後の彼らのさらなる成長がとても楽しみです。

Dr. Koh and Dr. Yamamoto are the residents at Department of Neurosurgery, Toyama University Hospital. They are working hard eight days a week, and are also learning a lot at our ward and surgical theater.

手術中の髙のスナップ写真 手術中の山本のスナップ写真

ベルリン留学報告記 Vol. 2 2014年11月15日

Report from Dr. Satoshi Hori in Berlin Vol. 2

2014年2月からベルリンに留学している堀 聡先生からの留学レポート第2報が7月に続いて届いたので掲載させていただきます。

ベルリンより留学報告記第2弾を送らせていただきます。時が経つのは早いもので、ベルリンで冬を迎えようとしています。厳しい寒さに不安はありますが、街中ではいたるところでクリスマスマーケットの準備が進められ、これから楽しみな時期でもあります。

最近では、アシスタントとして手術に参加させていただく機会も増え、間近でChariteの手術手技を勉強しています。(脳神経外科に限りますが)日本の医療レベルと比べて根本的な違いや差があるかというと、ほとんどありません。しかしながら、どのような方法で特色を出しているのかという点で違いはあります。Chariteのような膨大な手術件数をこなすには方法論が必要です。シンプルな手法で、かつそれを実行できる術者が行なうという事です。Chariteでは教授を中心に経験あるスタッフのみが手術に入り、完全に役割分担がなされています。体位やアプローチも可能な限りシンプル、低侵襲な方法を選択しています。時にそれは熟練した術者でないと行なうことができない手術となりますが、患者さんにとってはメリットでもあり、色々と模索した結果現在のスタイルがベストと考えている様です。「このアプローチでもここまで見えるのか」などと驚く事もしばしばで、一般的な(と私が思っていた)手技のみにとらわれず、それをModifyし常に新しい方法を考えている姿勢は学ぶべき点だと思いました。その一方で、細かな止血操作や静脈温存に日本人ほどのこだわりを感じる事はなく、また例えばバイパス手術は基本的にシングルバイパスを行なうなど、明らかに結果に影響しないと思われる範疇であれば割り切って時間をかけません。そして手術は上手いですが、少々大胆です。1例1例に時間をかけて、少しでもマイナスとなりうる可能性があるならばそれを避けるという考え、そしてそこから多くの学びや発見を得ようとする姿勢、手術手技の繊細さに関しては日本人の方がこだわりがあると思います。しかしながら、これはどちらが優れているという事ではなく、どこに重きを置いて、どの特色で勝負して行くかが大切であるという事だと思います。その違いを実際に体験できている事は、私にとって大きな財産であり、今後は両方面からの考えが抵抗なく出来るのではないかと思っています。

またドイツと日本で決定的に違う事は、患者さんでしょうか。それは性格や体格という事ではなく「出血の少なさ」です。こちらに来た当初から思っていた事なのですが、皮下や硬膜外スペースからの出血が日本人と比べて明らかに少ない印象で、それほど止血に時間をかけているわけでもないのに(基本的に硬膜の吊り上げ縫合(止血目的)も行いません!)、開頭後の術野が赤くないのです。最近では手術のアシスタントに入ると閉創を任されたりすることも多く、またこの前は開頭をやらせて頂く機会もあったのですが、日本人と比べると出血コントロールが容易なのを実際に感じています。人種の違いなのかどうか分かりませんが、面白い事実だと思います。

諸外国の留学生から、「なぜ留学に来たの?日本の医療レベルは高いし、学ぶ事はないでしょ?」とよく言われますが、どんでもない。このような違いを実際に体験する事が留学の意義の一つであると私は思います。次回(おそらくすぐに)はこちらで参加した学会の内容や、現状の課題などを中心に報告できればと思います。

Dr. Satoshi Hori is studying at Department of Neurosurgery, Charité, Berlin under the direction of Prof. Peter Vajkoczy since this April. This is the second report from him.

Photo with Prof. Peter Vajkoczy and Dr. Satoshi Hori at operating theater.

術中スナップ写真

Boys & Girls, Be Ambitious ! Be Nice Doctors ! 2014年9月7日

この春、当科での1ヶ月間の臨床実習を乗り越えた6年生は、9月から卒業試験に突入しました。当科での実習を記念して、当科ヴァージョンのスクラブをプレゼントさせてもらいました。

彼らが卒業試験・国家試験を難なくクリアして、富山の地で医道を志した誇りを胸に、来年から医師として精一杯歩んでほしいと願ってやみません。

Our medical students will start to work as doctors in the next April. We deeply hope their happiness and success in the future.

スクラブを着ての集合写真

第2回頭蓋底手術解剖セミナー(第4回マイクロ手術道場) 2014年9月7日

去る8月28日(木)〜29日(金)、当科の富田隆浩先生が中心となって、頭蓋底手術解剖セミナーを開催しました。本セミナーでは、本年も解剖学教室の一條教授、押川先生に一方ならぬご協力を賜わりました。また、昨年、本セミナーを立ち上げた際には、福島県立医科大学脳神経外科の斉藤 清教授に多大なるご助力をいただきました。この場をお借りして、あらためて御礼申し上げます。

この2日間、当科および関連病院のメンバーが取り組んだ主な手術アプローチは以下の通りです。

  1. Orbit-zygomatic approach
  2. Anterior trans-petrosal approach
  3. Posterior trans-petrosal approach
  4. Trans-choroidal fissure approach
  5. Others

富田隆浩先生曰く、
「ドリルによる頭蓋底の削除では、その範囲の把握だけでなく、観察する角度の重要性、数㎜の削除の違いによって生じる不具合等、大変勉強になりました。小脳テントを切開し、滑車神経から下位脳神経に至る術野を展開できた時の感激は格別のものがあり、臨床で活かせるよう決意を固めました」

今後も定期的に本セミナーを開催することで、当科から一人でも多くの「息の長い本当の意味での外科医」を育成したいと考えています。

We held 2nd. Cadaver Dissection Seminar for Skull Base Surgery for two days. Dr. Takahiro Tomita at our department organized this seminar with extraordinary supports by Prof. H. Ichijo at Department of Anatomy, Graduate School of Medicine and Pharmaceutical Sciences, University of Toyama.

参加者の集合写真 富田が顕微鏡を覗いている写真

神経ハンズオンセミナー開催 2014年9月7日

9月6日、当科医局にて、医学生・研修医向けのハンズオンセミナーを開催しました。今回は、1) 血管内治療シミュレーター(VIST)を用いた脳動脈瘤塞栓術・頚動脈ステント留置術の模擬治療、2) 腰椎穿刺モデルを用いた腰椎穿刺・脊髄ドレナージ手技のトレーニング、3) ダイヤモンドバーを用いた骨削除体験 を行いました。

受講生だけでなく、インストラクターもつい夢中になってしまい、あっという間に時間が経過してしまいました。

こういった企画を通じて、脳神経外科の手技・手術に関心を持つ方が増えてくれることを期待します。

セミナーのスナップ写真

初期臨床研修@富山大学脳神経外科 2014年8月26日

松本かおる先生が本年7〜8月の2ヶ月間、当科での初期臨床研修プログラムを無事にこなしてくれました。彼女にとっては2つめの診療科のローテートでしたが、この2ヶ月間で医師としてもだいぶ逞しくなりました。と同時に、脳神経外科の醍醐味を十分に肌身で感じてもらえたと考えています。これからも延々と続く「医師道」を心身ともに元気に歩んでほしいと思います。Good luck!

この送別会には、北海道大学脳神経外科の小林浩之講師も飛び入り参加してくれてくれました。

Dr. Kaoru Matsumoto has now finished the 2-month junior resident program at our department. We wish for her constant growth as a medical doctor.

送別会での集合写真

脳神経外科医への道 Vol. 7 2014年8月12日

The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 7

当科の髙 正圭先生が日本脳神経外科学会の専門医試験に見事に「一発合格」を果たしました!

髙先生は大学病院でチーフレジデントの激務をこなしながら、日毎夜毎、勉強した成果を発揮してくれました。今後は脳血管外科、小児神経外科を専攻して、ますます臨床、研究に邁進する予定です。

われわれも髙先生の成長を力一杯バックアップするとともに暖かく見守っていきたいと考えています。

Dr. Masaki Koh at our department has passed the examination of Japanese Neurosurgical Board last week! We hope that he will be an extraordinary specialist of cerebrovascular surgery and pediatric neurosurgery in very near future!

ピースサインをする Dr 髙を囲んで医局で集合写真その1 ピースサインをする Dr 髙を囲んで医局で集合写真その2

ベルリン留学報告記 Vol. 1 2014年7月12日

本年4月からベルリンに留学している堀 聡先生からの留学レポートが届いたので掲載させていただきます。

この度、2014年4月よりドイツ・ベルリンのCharité大学病院・脳神経外科へ留学させて頂いております。Charitéは、もともと東西ベルリンに存在した2つの大学医学部が統合されてできたドイツ最大規模の大学病院で、脳神経外科の年間手術件数は約4000件と、手術を学ぶには申し分のない施設です。主任教授であるPeter Vajkoczy先生は、当科・黒田教授と以前から親交があり、また私が興味を持っているバイパス手術等、脳血管障害の外科を専門とされていることなどから、Charitéを留学先に決めました。

Charitéの一日は、朝7時の病棟回診からスタートし、7時半から朝カンファレンス、そしてICU回診を経て、8時半から手術が始まります。Vajkoczy教授は専門の脳血管障害以外にも、良性・悪性脳腫瘍、頭蓋底、脊椎・脊髄までほぼ全ての領域の手術を執刀されます。豊富な手術経験を裏付けるかのように、例えばクリッピング(2件)、STA-MCAバイパス、聴神経腫瘍摘出術、微小血管減圧術が夕方には全て問題なく終了するなど、そのテクニック・スピードには驚かされる毎日です。私は主に教授の手術を中心に見学(時々アシスタントとして参加)させて頂き、主要な手術のビデオライブラリーの作成を任されています。アプローチ・顕微鏡操作において、日本で経験して来た事とは異なる点も多く、「なぜそうするのか?」を常に考えるようになりました。そして多くの件数を経験することで、自然と術野の解剖学的イメージが沸きやすくなってきているのを実感しています。

Charitéでは手術だけでなく、臨床研究も積極的に行われています。各スタッフが疾患別のチームに所属し、テーマを決めて研究を行っています。私は、もやもや病チームに参加させて頂き、「もやもや病の再発例に対するhigh-flowバイパスの有効性」を研究テーマとして与えられ、該当症例を集積・検討中です。

また、留学を通じてただ医学の勉強だけでなく、いかにして外国人とコミュニケーションをとり、周囲に溶け込んで行けるかの重要性を感じています。Chariéには私以外にも様々な国から留学生が来ており、異国の友人もできました。ドイツだけでなく各国の文化・脳神経外科事情を知る事ができ、大変刺激を受けています。富山大学からも短期で学生2名が勉強に来られ、いい経験になったのではないかと思います。

今回の報告は概要が中心となりましたが、今後もう少し具体的な活動報告を発信していきたいと思います。

Dr. Satoshi Hori is studying at Department of Neurosurgery, Charité, Berlin under the direction of Prof. Peter Vajkoczy since this April. This is the first report from him. Photo with Prof. Vajkoczy and Ms. Megumi Nakano, a medical student of University of Toyama.

スナップ写真

脳神経外科医への道 Vol. 6 2014年7月7日

The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 6

4月の三人、5月の二人に続いて、6月は五人の医学部6年生が当科での1ヶ月間にわたる長期臨床実習を無事に修了しました。6月は手術件数がやや少なかったですが、その分、28件全ての手術をじっくりと学んでもらえたものと思います。修了式では個性豊かな彼らの夢をたっぷりと語ってもらいました。

Boys and girls, be ambitious!

Five medical students have finished one-month clinical clerkship at our department this June. We will cheer them to be excellent neurosurgeons in very very near future!

慰労会の集合写真

脳神経外科医局説明会2014 2014年6月16日

去る6月12日、豪雨の中、当科の医局説明会を開催しました。医学生6名、研修医3名が参加してくれました。医局にて当科での研修方針を説明したのち、食事会で大いに懇親を深めたのは言うまでもありません。同じ志を胸に秘めた若い仲間が集い、近い将来、世界に大きく羽ばたいてほしいと願っています。

We held an orientation meeting on residency program at our department for medical students and residents last week. Boys and girls, be ambitious!

医局説明会後の集合写真

脳神経外科医局説明会2014 2014年5月31日

医学生、研修医の皆さんを対象に脳神経外科医局説明会を開催します。富山大学で脳神経外科を専攻すると、どのような方針のもと、臨床教育がなされるのか、どのような専門医の資格を獲得することができるのか、大学院での基礎研究はどのような戦略のもと実施されているのか、どうしたら充実した留学生活を送ることができるのか、などについて皆さんの疑問について分かりやすく説明します。

2014年6月12日(木)18:00〜19:00
脳神経外科医局カンファランスルーム
そのあとはダウンタウンでの食事会も用意してあります

医局説明会のポスター

脳神経外科医への道 Vol. 5 2014年5月28日

The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 5

先月4月の3人に引き続いて、今月は2人の医学部6年生が当科での1ヶ月間にわたる長期臨床実習を無事に修了しました。今月はゴールデンウィークの影響もあって実習期間はほぼ3週間だけでしたが、その間に実施した34件全ての手術をじっくりと学んでもらいました。修了式には市内の病院で研修中の山本修輔先生も駆けつけてくれました。この1ヶ月間の実習が彼らの将来の大きな糧となってくれれば嬉しい限りです。

Boys and girls, be ambitious !

Two medical students have finished one-month clinical clerkship at our department this May. We will cheer them to be excellent neurosurgeons in very very near future !

2人の6年生との集合写真

脳神経外科医への道 Vol. 4 2014年5月2日

The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 4

昨日、3人の医学部6年生が当科での1ヶ月間にわたる長期臨床実習を無事に修了しました。この1ヶ月間、33件全ての手術をじっくりと学んでもらいました。われわれは、近い将来、脳神経外科医となることを夢見ている3人に対して絶大なるエールを送ります。

Boys and girls, be ambitious!

Three medical students have finished one-month clinical clerkship at our department. We will cheer them to be excellent neurosurgeons in very very near future!

3人の6年生との集合写真

脳神経外科医への道 Vol. 3 2014年3月29日

The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 3

脳神経外科を志す二人の若者がこの4月から医師としての第一歩を踏み出します。彼らは2年間の初期臨床研修を経て、決して平坦ではないものの、充実感、ワクワク感、やりがいに満ち溢れた脳神経外科「道」を意気揚々と胸を張って歩んでくれるものと確信しています。彼らの前途に大いなる希望と幸あれ!

Two medical students have graduated from their medical schools and got medical license this March. They are starting to take a step forward the long and winding road to be neurosurgeons. Boys and girls, be ambitious !

初期研修医(男性陣)との集合写真 初期研修医(女性陣)との集合写真

脳神経外科医とキャリアを語る会2014 2014年3月6日

先日、医学部4〜5年生を対象とした「脳神経外科医とキャリアを語る会」を開催させていただきました。学生6名が参加してくれて、脳神経外科医の公私にわたるキャリアについて深更までディープに語り合うことができました。今後、彼らが脳神経外科を志して逞しく成長し、少しでも多くの患者さんを救ってくれるよう、われわれは最大限のサポートを提供したいと覚悟を決めております。

Boys and girls, be ambitious!

参加者との集合写真

医学部3年生の臨床実習2014 2014年3月6日

富山大学医学部には、3年生が4週間にわたって基礎あるいは臨床の講座で実習を体験する「基礎配属」なるコースがあります。

今回は四人の学生が脳神経外科のコースに参加してくれました。大学での病棟、外来、手術の見学に加えて、顕微鏡下でのマイクロ手術シミュレーションをたっぷりと経験してもらいました。また、一週間、市中病院での脳神経外科診療も見学してもらいました。

この「基礎配属」では、医学部へのレポート提出は義務づけられていませんが、四人の学生にはレポートを提出してもらいました。初めて本格的に医療や研究に接することができた彼らが何を感じて、自分の将来の医師像をどのように思い描いているのか、ひじょうに分かりやすい内容でした。これからも彼ら四人が順調に成長して立派な医師になることを切に願っています。

レポートの写真

「脳神経外科医とキャリアを語る会」を開催します 2014年2月20日

本年3月1日(土)、富山大学医学部は5年生を対象に「先輩医師とキャリアを語る会」を開催します。その後、この会に引き続いて、当科は「脳神経外科医とキャリアを語る会」を開催いたします。脳神経外科医として生きていく際の研修、診療、研究、人生設計、喜びなど、脳神経外科医のキャリアの全てについて興味のある医学部学生諸君の積極的な参加を期待しています。

会場など詳細については、当日、先立って開催される「先輩医師とキャリアを語る会」にてご案内いたします。

血管吻合の術中写真

富山ストローク・プログラム(後期研修医募集) 2014年1月25日

当科が2012年から掲げるスローガン「文武両道」を具現化するための第一歩として、今春より全国の後期研修医を対象とした「富山ストローク・プログラム」をスタートさせます。富山大学と済生会富山病院・脳卒中センターを舞台に、脳血管外科・脳血管内外科の基本を集中的にトレーニングするとともに、脳卒中の臨床研究を国際的医学雑誌を通して発信するための知識と技能を身につけてもらうことで、将来、国内外の脳卒中の分野で活躍し得る人材を育成するのが目標です。

卒業年次、研修期間、研修開始時期は問いません。富山大学脳神経外科への入局、同門会入会は不要です。詳細は、以下のリーフレットをご参照下さい。このリーフレットは全国の臨床研修病院にも送付しております。

リーフレットの写真1リーフレットの写真2リーフレットの写真3

脳神経外科医への道 Vol. 2 2013年11月15日

The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon Vol. 2

当科で日夜研修中の高 正圭先生、白石啓太朗先生です。

高先生は卒後6年目です。1年半の関連病院での研修を終えて逞しく成長して還ってきてくれました。チーフレジデントとして活躍中で、今後のさらなる発展が楽しみです。

白石先生は卒後1年目です。この2ヶ月半、脳神経外科疾患の勉強をするとともに基本手技、手術、プレゼンテーション能力の習得に努めてもらっています。年明けには全国学会での発表が目白押しです。

当科のスタッフは無限の可能性を秘めた彼らを温かくも厳しく指導していくつもりです。

手術室での写真

マイクロサージャリー稽古会 2013年10月13日

富山大学杉谷キャンパス剣道部の学生さんたちが夏休みを利用して、顕微鏡手術の「稽古」に参加してくれました。剣道部の稽古+OB会に出席させていただいた際にたまたま会話したのがきっかけとなって、1〜3年生の医学生4名が参加してくれました。まずは実際のバイパス手術のビデオを観てもらってのイメージトレーニングに引き続き、顕微鏡下で1mm径のシリコンチューブを縫合する「稽古」を開始しました。まだ臨床の講義や実習を体験していない彼らにとっては新鮮な経験だったようです。これらの体験を通して、彼らが医師を志すモチベーションを少しでも高めてくれればと願います。

稽古後の集合写真

第一回頭蓋底手術解剖セミナー(第三回マイクロ手術道場)
第一回きときと頭蓋底手術セミナー 2013年9月1日

福島県立医科大学脳神経外科の齋藤 清教授をお招きして、頭蓋底手術の解剖セミナー、講演会を開催しました。解剖セミナーでは、transcavernous sinus approach, anterior/posterior petrosal approach を中心に微小解剖、手術手技を詳細にご指導いただきました。講演会では「頭蓋底髄膜腫に対する手術戦略」と題して、実際にご経験された多数の症例を呈示しながら、手術のポイントや実際について解説していただきました。

齋藤教授が長年かけて培われた頭蓋底手術の知識や技術をわれわれに余すところなく伝授して下さいました。早朝から夜遅くまで頭蓋底手術にどっぷりと浸かることができた一日でした。

お忙しい中、富山でお越しいただいた齋藤教授にあらためて御礼申し上げます。今回の両セミナーの開催にあたっては、当科の富田隆浩先生が獅子奮迅の活躍をしてくれました。

セミナー後の懇親会の集合写真

脳神経外科医への道 The Long & Winding Road To Be A Neurosurgeon 2013年8月22日

当科の林 智秀先生は卒後8年目です。昨年8月、日本脳神経外科学会専門医の試験にもちろん一発で合格しました。

日頃、彼は自宅で卓上顕微鏡を用いてバイパス術手術のトレーニングを重ねてきました。その成果として、◯月◯日、浅側頭動脈-中大脳動脈バイパス術を安全かつ確実に実施することができました。林先生にとっても大きな自信になったことと思います。

果てしのない「外科道」を究めんと、その長く険しい道に日々挑戦し続ける脳神経外科医を、われわれは暖かく、そして厳しく応援していきたいと思います。

写真左は林先生、右は熱血指導中の堀恵美子先生です。

林智秀と堀恵美子の手術中の写真

マイクロ手術のトレーニング Off-the-job Training for Microsurgery 2013年8月21日

脳神経外科手術の大部分で顕微鏡が使用されていますから、顕微鏡下の手術手技を高める努力は脳神経外科医として当然と言えば当然のことです。なかでも1mm前後の血管を吻合するバイパス手術の伎倆を高めることは、脳神経外科における全ての手術手技を向上させる上できわめて有用です。

以前では考えられないことですが、最近ではバイパス手術の練習用に卓上型顕微鏡や柔らかいシリコンチューブを簡単に入手できるようになりました。

当科でも、これまで使用していた通常の卓上型顕微鏡に加えて、この6月、さらに難易度の高い深部バイパス手術のトレーニングに特化した顕微鏡、頭蓋−脳モデルを3セットほどラインアップしました。夜な夜な、大学や市中病院の先生たちが医局に集い、3台の顕微鏡がフル稼働している光景を夢見て...

顕微鏡と頭蓋模型の写真

日本脳神経外科学会 専門医認定試験合格 ! 2013年8月12日

去る8月8日〜10日に実施された日本脳神経外科学会 専門医認定試験にて、当科の谷 真理子医師が「一発合格」しました。

彼女は、2010年4月から当科および済生会富山病院にて後期臨床研修を黙々と続けてきました。東京から富山に移って色々と苦労もしたと思いますが、これまでの努力の甲斐あって、晴れて脳神経外科専門医となりました。ますますの活躍と発展を期待しています。

写真は、手術中の谷医師の一コマです。もちろん右側です。ちなみに、左側は当科の秋岡直樹医師です。

術衣を着て、目しか見えてない谷医師の写真

明日の医療を担う若者たちに想う 2013年7月7日

若者の学問・診療・余暇に対するエネルギーには底知れないものがある。彼らのエネルギーが将来の医療・医学の発展の礎になることは論を待たない。

山本修輔先生はこの春から満を持して脳神経外科医としての一歩を踏み出しました。医師としての最初の2ヶ月間を脳神経外科の研修医として大活躍してくれました。今後2年間の初期臨床研修を通してさらに成長するとともに、その後は脳神経外科医として大きく飛躍できるよう、われわれも惜しみなくサポートするつもりです。

医学部6年生の清水くん、植木くんは脳神経外科でそれぞれ1ヶ月間の長期臨床実習を通して数多くのことを学んでくれました。一年後に医師となる際に当科で学んだことを大いに活用してほしいと願っています。もちろん、彼らが脳神経外科医となってくれることも強く願っています。

スウェーデンから臨床実習のために来学したエミリーは5週間にわたって当科の手術や診療を体験するとともに、もやもや病の外科治療に関して立派な論文を書いてくれました。富山大学の医学生とも大いに親交を深めることができたようです。また、いつでも富山大学に遊びにきてほしいと思います。

研修医1人と医学生3人のスナップ写真

スウェーデンから医学生の臨床実習 2013年5月26日

本年4月末からスウェーデンのルンド大学から医学生が臨床実習のため当科を訪問中です。彼女は「もやもや病の外科治療」についてレポートをまとめて母校で発表すべく、手術の見学などと並行して、もやもや病に関する論文を読んだり、当科での手術ビデオを観るなど、一生懸命にレポートの作成に取り組んでくれています。富山大学の医学生たちとの交流もとても楽しんでいます。

彼女の学習に対する真摯な姿勢を見ていると、かつて医学そして脳神経外科「道」を志した頃の自分を思い出しました。初心に立ち返って、診療・研究・教育に精進することをあらためて強く心に刻む、いい機会となりました。

A medical student has visited our department from Lund University, Sweden for these 5 weeks. She is studying on surgical therapy for moyamoya disease very hard. She will present her report in Lund, Sweden in this June.

黒田教授とのツーショット写真

第2回マイクロ手術道場 2013年3月9日

「第2回マイクロ手術道場」を富山大学脳神経外科の医局にて開催しました。今回のテーマは「Distal Sylvian Approach」。

まずは朝10時から実体顕微鏡を用いた微小血管吻合のハンズオン・セミナーを行ないました。その後、新たに開発された手術鋼製器具を皆で吟味したあと、いよいよ各自が持ち寄った無編集の手術ビデオを皆で観ながらの「稽古」を開始しました。しかし、たまたまクモ膜下出血の患者さんが搬入されたため、急遽予定を変更して手術室と医局とをライブ映像で結んで手術をデモンストレーションする形で実施しました。本道場の師範が手術をして、医局では師範代が研修医や学生さんたちに個々の手術手技についてリアルタイムに解説する形で手術を無事に終了しました。

今回は、医学部の4年生、5年生も積極的に参加してくれました。彼らのモチベーションがますます高まる機会になったとしたら嬉しい限りです。

We held 2nd. Microsurgical "Colosseum (Dojo)" at our department. Everyone tried microvascular bypass procedure, using real skull/brain model. Then, we discussed a lot on distal Sylvian approach for clipping surgery by checking a video recording of surgery by each surgeon. Live demonstration was also performed during emergent surgery for patients with aneurysmal subarachnoid hemorrhage.

スナップ写真

基礎配属 2013年3月9日

富山大学医学部には、3年生が4週間にわたって基礎あるいは臨床の講座で実習を体験する「基礎配属」なるコースがあります。今回は二人の学生Oくん、Sくんが脳神経外科のコースに参加してくれました。大学での病棟、外来、手術を見学に加えて、顕微鏡下でのマイクロ手術シミュレーション、脳腫瘍細胞の培養と薬物治療の実験、市中病院の見学などをこなしてもらいました。あっと言う間の4週間でしたが、二人とも一週間の延長を希望してくれて、昨日、5週間の実習を終えました。

この「基礎配属」ではレポートの提出は義務づけられていないようですが、二人は大量のレポートを作成して提出してくれました。学生が何を考え、何を目指しているのか?われわれに何を望み、何を期待しているのか?医師であり教員でもあるわれわれにとっても大切なヒントが込められたレポートでした。彼らの前途にエールを送るとともに、われわれも新たな気持ちで仕事に励みたいと思います。

Two medical students have finished 5-week clinical clerkship at our department. They are very nice guys. They have worked very hard in our University Hospital and affiliate hospital everyday. They were also very keen on cell culture and microsurgical training. We strongly hope that they continue to study hard and be a scientific and skillful doctors.

基礎配属の二人が提出したレポートの写真

第2回マイクロ手術道場のお知らせ 2012年12月4日

テーマ「クリッピング術のためのシルビアン・アプローチ」

平成25年3月9日(土)
AM10:00〜12:00 バイパス・トレーニングコース
PM13:00〜18:00 マイクロ手術道場
富山大学脳神経外科・医局にて

医学生、研修医、脳神経外科医の先生が対象です。 奮ってご参加下さい!
参加申し込みは、☎076-434-7348、あるいは、nsurgery@med.u-toyama.ac.jpまで。

第2回マイクロ手術道場のポスター

第1回マイクロ手術道場 2012年10月7日

道場後の参加者集合写真
道場の様子の写真

富山マイクロサージャリートレーニングコース 2012年10月7日

顕微鏡下で縫合練習をしている写真その1
顕微鏡下で縫合練習をしている写真その2

Dr. Sandra Vuignier from Switzerland 2012年9月17日

本年8月、スイスの University of Medicine, Geneva から Dr. Sandra Vuignier が見学のため2日間、当科を訪問しました。もやもや病に対するバイパス手術を勉強するとともに、富山が誇る「きときと」の寿司や白エビを堪能していただきました。彼女は名古屋大学、藤田保健衛生大学などを見学したのち、現在は北海道大学を訪問中です。

Dr. Sandra Vuignier from University of Medicine, Geneva, Switzerland visited our hospital in this August. She studied about bypass surgery for moyamoya disease and enjoyed fresh sushi, seafood, and sake here. Now, she is studying at Hokkaido University Hospital.

Dr. Sandra Vuignier との記念写真

第一回富山大学脳神経外科マイクロ手術道場のお知らせ 2012年8月14日

テーマ「脳動脈瘤クリッピング術」
平成24年10月6日(土)15:00〜
富山大学脳神経外科・医局にて

医学生、研修医、脳神経外科医の先生が対象です。奮ってご参加下さい!

ポスターの写真
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