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診療活動

このページは一部を除き、 富山大学脳神経外科 facebook ページ を再構成したものです。

もやもや病に対する脳血行再建術 2015年8月18日
Bypass Surgery for Moyamoya Disease

デンマークからのアンデルセン一家と

長男ルイスは昨年11月、当科での右側のバイパス手術を無事に乗り越えて元気に過ごしていましたが、この夏、左側の病期が進行して発作を繰り返し始めたため、再度来日してもらって左側のバイパス手術を実施しました。本日、すっかり元気になって帰国前の外来を訪れてくれました。この秋からは大好きなフットボールを再開してもらう予定です。

2012年6〜7月、やはり当科で両側のバイパス手術を実施した次女ビクトリアちゃんは、毎日のように出現していた頭痛や四肢脱力の発作もすっかり消失して、今は元気に小学校に通っています。

彼らが健やかに成長して人生を謳歌してくれることを強く願っています。

*彼ら一家から了解を得て、このサイトで紹介させていただいております。

Photo with Andersen Family from Denmark

Luis successfully underwent bypass surgery on the right side in our hospital in November 2014. However, he started to develop transient ischemic attack due to disease progression in the left side this summer. Again, he successfully underwent bypass surgery on the left side in our hospital in July 2015. Now, he is in much better condition and will come back to Denmark very soon.

His sister, Victoria also underwent bypass surgery on both sides in our hospital 3 years ago. Now, she is almost free from headache/weakness attacks and is very active in her school.

We strongly hope that they will grow up in good condition and enjoy their life.

* We have uploaded this report to the website by permission of their parents.

アンデルセン一家との写真

富山大学・双六岳夏山診療所 2015 2015年8月9日

本年も7月25日〜8月26日の間、富山大学は北アルプスのほぼ中心に位置する双六岳にて夏山診療所をボランティアにて運営しております。2年前より所長を務めている黒田も7月25日〜29日の5日間、山上での診療を担当してきました。本年はこれまでのところ天候に恵まれているようです。例年のごとく、医師、看護師、山岳部/ワンダーフォーゲル部の学生が中心となって、感冒、打撲、疲労のほか、急性高山病(AMS)、脱水、熱中症などに罹患した登山客の皆さまのために随時診療にあたっております。

この診療活動は、本年も県内外を問わず多数の病院や職員、岐阜県警の皆さまのご理解ご協力に支えられて成り立っております。また、昨年からは日本登山医学会の山岳診療委員会が本格的に活動を開始して、全国の山岳診療所のネットワークが形成されつつあります。この場をお借りして皆さまに御礼申し上げます。来年以降もご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。
http://www.med.u-toyama.ac.jp/sugoroku/index-j.html

University of Toyama serves medical practice at Mountain Clinic on Mt. Sugoroku (2,600m) as volunteers between July 25 and August 26 in this summer. Mt. Sugoroku is located at the center of Japanese Alps.

双六診療所の外観写真 槍?の写真 星空の写真朝焼けの写真

We Are The Neurosurgeons! ... Spring 2015 2015年4月7日
富山大学脳神経外科「2015年春の布陣」

火曜日朝8時からの総回診の一コマ。ナースステーション、リハビリテーション部(PT/OT/ST)、薬剤部の皆さんが朝早くから参加して意見を交わしてくれます。いつもありがとうございます。

この春、髙 正圭先生は小児神経学を学ぶためにパリに旅立ちました。卒後3年めとなった山本修輔先生、白石啓太朗先生、加茂徹大先生がついに本格的に脳神経外科医として始動しました。卒後2年めの川﨑小百合先生が当科での初期研修を開始しました。ピッカピカの新卒、田邊 望先生、浜田さおり先生、丸山邦隆先生も脳神経外科医になる決意を胸に秘めて待望の初期研修を開始しました。田邊先生、浜田先生は医師としての第一歩を脳神経外科からスタートさせました。丸山先生は救急部からスタートです。

この春からスタッフドクターはついに3名欠員(!)となりましたが、一同、診療・研究・教育いずれの分野でもさらなる飛躍を目指します!

Many residents have joined our residency program at Toyama University Hospital this April. We strongly hope that all of them would be practical and scientific neurosurgeons and support a lot of patients with neurosurgical disorders in very very near future.

総回診後に病棟の前での集合写真

もやもや病に対するバイパス手術 2014年11月12日

Bypass Surgery for Moyamoya Disease

もやもや病に罹患して頭痛や脱力の発作を繰り返していたデンマークの男児が、来日して当科でバイパス手術を受けました。術後、発作は消失して手術から二週間後の11月11日(火)、当院を無事退院しました。デンマークからの治療依頼は、2012年以降、今回が二例目です。

A 9-year-old boy from Denmark successfully underwent STA-MCA double anastomosis and indirect bypass for moyamoya disease in our hospital. Headache and weakness attacks completely resolved after surgery, although these attacks frequently occurred before surgery. He was discharged from our hospital two weeks after surgery. He is the second case that was consulted from the pediatrician in Denmark.

http://mainichi.jp/area/toyama/news/20141112ddlk16040319000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/science/20141112-OYT1T50079.html
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=5444
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20141111170533
http://webun.jp/item/7136775

Photo from 北日本新聞 webun

退院時のスナップ写真

We Are The Neurosurgeons! ... Autumn 2014 2014年10月28日
富山大学脳神経外科「2014年秋の布陣」

総回診の一コマ。ナースステーション、リハビリテーション部(PT/OT/ST)、薬剤部の皆さんが朝早くから参加して意見を交わしてくれます。いつもありがとうございます。

この夏、高 正圭先生は脳神経外科専門医となりました。新たな飛躍を期しています。山本修輔先生は来春、当科へ入局します。これから約半年、当科で初期臨床研修の総仕上げとなります。桑山直也先生、他業務のため残念ながら撮影に参加できませんでした。

この秋からスタッフドクターは2名欠員となりましたが、一同、診療・研究・教育いずれの分野でもさらなる飛躍を目指します。

総回診後に病棟の前での集合写真

富山大学・双六岳夏山診療所 2014 2014年8月26日

本年も7月26日〜8月26日の間、富山大学は北アルプスのほぼ中心に位置する双六岳にて夏山診療所を運営させていただきました。ここの標高は2,600mです。

本年も医師、看護師、医学生が中心となって、感冒、打撲、疲労のほか、急性高山病(AMS)、脱水、熱中症などに罹患した登山客の皆さまのために随時診療にあたりました。富山大学脳神経外科および関連病院からも、黒田、永井、堀、梅村の4名がボランティアとして診療に従事しました。

本年も県内外を問わず多数の病院や職員、岐阜県警の皆さまのご理解のもと、診療にあたることができました。この場をお借りして皆さまに御礼申し上げます。来年以降もご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。

写真は双六岳夏山診療所の診察室です。

http://www.med.u-toyama.ac.jp/sugoroku/index-j.html

Drs. Kuroda, Nagai, Hori and Umemura from our department worked at Mountain Clinic on Mt. Sugoroku (2,600m) as volunteers in this summer. Mt. Sugoroku is located at the center of Japanese Alps.

双六診療所内の写真

We Are The Neurosurgeons 2013年12月2日

当院の手術棟の改修工事が終わりに近づくとともに、新しい手術顕微鏡がついにフル装備で導入されました。これを機会に、当科のメンバー一同、今まで以上に Science & Art の高みを目指して、患者さんの治療に専念したいと思います。

新手術室にて集合写真

病棟新メンバー 2013年11月19日

この10月から富山大学脳神経外科のメンバーが一部変更となりましたので、最近の総回診の一コマとともにお知らせいたします。

以前にも掲示させていただきましたが、当科の総回診には、朝が早いにも関わらず、ナース、リハビリテーションスタッフ、薬剤師の皆さんが自主的に参加してくれています。われわれドクター内での議論を直接聴いていただくばかりでなく、入院患者さんの治療方針について各スタッフが意見を出し合ったり、その場で治療方針を共有できる点で、われわれにとっても大変有意義な時間を共有できる場となっています。

このチームが一丸となって、これまで以上に高度で優しい医療、世界の最先端を担う研究、ますます魅力的な教育を目指して邁進したいと思います。

黒田 敏【教授】 脳卒中の外科、もやもや病、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、頚動脈狭窄症、脳腫瘍、脳循環代謝、再生医療
桑山直也【准教授(診療教授)】 脳血管内治療、硬膜動静脈瘻、頚動脈狭窄症、脳動脈瘤、脳動静脈奇形
浜田秀雄【講師(診療准教授)】 小児神経外科、神経内視鏡、脳血行再建術
永井正一【講師(診療准教授)】 脳腫瘍の外科・集学的治療、下垂体腫瘍、脳腫瘍の基礎研究
松村内久【助教(診療准教授)】 脳卒中の外科、脳血行再建術、脳動脈瘤、顕微鏡手術、手術鋼製器具の開発
富田隆浩【助教】 脳卒中の外科、脳腫瘍の外科、頭蓋底外科、再生医療
旭 雄士【助教】 機能神経外科、パーキンソン病、不随意運動、脊髄電気刺激、脳脊髄液減少症、神経内視鏡
秋岡直樹【助教】 脳血管内治療、脳卒中の外科、硬膜動静脈瘻、頚動脈狭窄症、脳動脈瘤、もやもや病、脳循環代謝
柏崎大奈【助教】 脳血管内治療、脳卒中の外科、機能神経外科、硬膜動静脈瘻、頚動脈狭窄症、脳動脈瘤、もやもや病
高 正圭【医員】 チーフレジデント、脳神経外科一般
白石啓太朗【研修医】 脳神経外科一般
佐藤 光【大学院生】 脳虚血の基礎研究、脳神経外科一般
高岩亜輝子【言語聴覚士】 神経心理検査、言語療法、高次脳機能障害、頚動脈狭窄症

病棟新メンバーを含めた集合写真

双六岳夏山診療所 表彰式 〜 Summer Rescue 2013年11月14日

この30年あまり、富山大学医学部は北アルプスの中心部である双六岳で夏山診療所を開設しています。本年も約1ヶ月間に約100名の登山者の診療、救護を実施しました。この夏、双六岳の近くで発生した重症患者さんの救護活動に対して、本日、長野県警から表彰状をいただきました。

夏山診療所の責任者を務めている当科の黒田が代表して、村口 篤医学部長、山岳部の学生さんとともに表彰状を受け取らせていただきました。長年、ボランティアで山岳診療に従事していただいた医療者、学生の皆さまには、この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。

また、この夏山診療所でも、毎年のように医師、看護師を中心とする医療者の不足に悩まされております。皆さまの暖かいご理解ご協力を賜われれば幸いです。

詳しくは以下のURLをご参照下さい。
http://www.med.u-toyama.ac.jp/sugoroku/index-j.html

We, Summer Rescue Team at Mt. Sugoroku (2,860m) received an official commendation for rescuing a climber with severe head injury today. In the summer season, we take care of about 100 climbers who suffer acute sickness, including trauma, acute mountain sickness and medical disorders in the high mountains.

長野県警から表彰状を受け取る黒田等の写真

富山大学・双六岳夏山診療所 2013 2013年8月11日

本年も7月25日〜8月26日の間、富山大学は北アルプスのほぼ中心に位置する双六小屋に隣接する夏山診療所を運営しております。本年も医師、看護師、医学生が中心となって、感冒、打撲、疲労のほか、急性高山病、脱水、熱中症などに罹患した登山客の皆さまのために随時診療にあたっております。来年以降も関係者皆さまのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

写真は、新穂高温泉から双六岳にいたる小池新道の花見平での一葉です。咲き乱れる高山植物、池塘、双六岳の景観は一見の価値があります。

新穂高温泉から双六岳にいたる小池新道の花見平での写真

富山大学 双六小屋夏山診療所 2013年5月26日

昨年も掲載いたしましたが、富山大学は、北アルプスのほぼ中心に位置する双六岳に設置された診療所に、毎年夏期の登山ピーク期間中、ボランティアの医師と看護師、富山大学杉谷キャンパス山岳部の学生などで構成される医療スタッフを派遣して、夏期のピーク期間中、登山者の病気・ケガなどの治療に当たっています。昨年は計94名の登山者の診療にあたりました。

昨年より当科もこの診療所の運営を一部担当しており、本年度からは、当科の黒田がこの診療所を主宰する富山大学双六山岳会の代表を務めております。本年は7月25日〜8月26日の間、8班に分かれた医療チームが山に入る予定です。富山大学医学部に関係のある皆さまで、ご興味をお持ちの方は以下のURLを通してご連絡下さい。

http://www.med.u-toyama.ac.jp/sugoroku/index-j.html

写真は、双六岳直下のコルに建てられた双六山荘(右)と双六小屋夏山診療所(左)です。

双六岳直下のコルに建てられた双六山荘と双六小屋夏山診療所の写真

教授総回診 2013年3月26日

大学の教授総回診と言えば、多くの場合、医師のみで実施していると思いますが、昨年来、毎週火曜日朝8時から始まる富山大学脳神経外科の総回診には、医師のほかに理学療法士、言語療法士、薬剤師、看護師など多岐にわたる職種の方々が参加してくれています。約一時間ほどかけて入院患者さんの経過について討議したのち、全員で病棟を回診します。さまざまな問題をその場で解決することができるので、患者さんの経過を皆で共有して治療方針を決定していくプロセスが大変スムーズで、われわれにとっても大変助かっています。

中林師長は、長らく当科の北2階病棟を担当して多大な貢献をしてくれましたが、大変残念なことに、この4月から他の病棟に異動となります。本日は中林師長との最後の総回診でした。

北2階病棟ナースステーション前にて

教授総回診のスタッフ集合写真

ビクトリアちゃん・その後 2012年9月17日

本年8月3日、当科に入院してバイパス手術を受けたのち元気に退院したデンマークのビクトリアちゃん(5)。当科の黒田敏医師がスウェーデン出張ののち、デンマークでビクトリアちゃんに会って診察するとともに、その後のようすを確認してきました。

現在、デンマークに帰国してからも頭痛や手足の力が抜ける発作はすっかり消失しており、幼稚園にも元気に通っています。手術前は毎日のように起こる発作のため、ビクトリアちゃんはいつもグッタリと疲れ切っていましたが、現在は大好きな乗馬や水泳を楽しむ毎日を送っています。

当科を退院する際のようすは以下のURLなどで報道されました。

http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012080301002378.html
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/TH20120804411.htm
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120806141838747

ビクトリアちゃんと黒田教授の写真

北アルプス夏山診療所 2012年8月29日

富山大学は、北アルプスのほぼ中心に位置する双六岳に設置された診療所に、毎年夏期の登山ピーク期間中、ボランティアの医師と看護師、富山大学杉谷キャンパス山岳部の学生などで構成される医療スタッフを派遣して、夏期のピーク期間中、登山者の病気・ケガなどの治療に当たっています。
http://www.med.u-toyama.ac.jp/sugoroku/index-j.html

本年より当科もこの診療所の運営を一部担当しています。この双六小屋診療所の様子は、平成24年8月28日(火)、読売新聞の夕刊でも取り上げられました。

双六診療所の写真

富山大学附属病院にて海外からの患者を受け入れ 2012年8月3日

この項目のみ facebook ページではなく、 富山大学医学部のページ の平成24年8月3日付け infomation のリンク先の PDF ファイル のテキスト部分のみをコピーしたものです。

デンマークからもやもや病の患児を受け入れて脳血行再建術を実施

平成24年8月3日(金)、富山大学附属病院は、もやもや病に罹患した5歳の女 児をデンマークから受け入れて手術を実施し、無事に退院したことを記者会見に て発表しました。会見には脳神経外科の黒田 敏教授のほか、担当医の濱田秀雄 講師、秋岡直樹助教が出席しました。当日、数社のテレビニュースで報道された ほか、翌日、読売新聞、朝日新聞、北日本新聞、富山新聞に記事が掲載されまし た。富山大学附属病院が海外からの患者を受け入れて治療を実施したのは、今回 が初めてです。

この女児は2年前にもやもや病に罹患して脳梗塞を繰り返したため、昨年、ベ ルリンで脳血行再建術を受けましたが、その後、頭痛や手足の脱力発作の頻度が 増加したため、デンマークの小児科医から、もやもや病の豊富な治療経験を持つ 黒田 敏教授に治療の依頼がありました。平成24年6月25日に入院したのち、6 月29日および7月18日の二度にわたって追加的な脳血行再建術を実施しまし た。その結果、毎日のように発生していた頭痛や脱力発作は著しく減少し、術前 は発作による疲労でぐったりしていた女児は、術後、とてもにこやかで活発な状 態にまで回復しました。今後、富山市内でしばらく療養したのち、8月下旬にデ ンマークに帰国する予定です。

もやもや病は、両側の内頚動脈が進行性に狭窄する原因不明の疾患で、小児、 成人ともに罹患することが特徴です。もやもや病は、厚生労働省が難治性疾患克 服事業の対象に指定しており、黒田 敏教授は、長年、この研究班のメンバーを 務めています。もやもや病に罹患した場合、脳の血流を回復するための脳血行再 建術が必要となりますが、この治療の豊富な経験を有する脳神経外科医は日本で もそれほど多くないのが現状です。黒田 敏教授はこれまでに200件以上の治療 経験を有しています。

女児は記者の方々の質問に「デンマークに帰国したら幼稚園に戻って、友人と 遊んだり、大好きな乗馬や水泳を楽しみたい」と答えました。


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