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ご挨拶

教授のひと言

私は本学の前身である富山医科薬科大学医学部に一期生として入学し、2013年より富山大学附属病院小児科講座の三代目の教授として富山県内外の小児科診療の向上に努めています。
富山大学附属病院小児科の第一の使命は、富山県ならびに周辺地域における小児医療を充実させると共に高度医療を提供することです。そのため、小児総合内科、小児循環器内科、小児発達神経科、そして周産母子センターという4つの部門に種々の領域の専門医を配置して、重症なお子さんや難治性疾患に対応できる体制をとっています。また、比較的軽症なお子さんや一般的な慢性疾患につきましては、地域の基幹病院やクリニックと病診連携をとりながら、適正な医療が提供できるように努めています。
教授 足立 雄一
教授 足立 雄一

ただ、専門性を求めるあまり、最近では医療が高度に細分化されすぎた弊害も出始めています。そこで、当小児科では「All For Children: 未来ある子どもたちのために ~今できること、これからできること~」をモットーとして、全人的な医療が提供できるように心がけています。

大学の第二の使命は研究です。現在、当科ではアレルギー・呼吸器、循環器、新生児・未熟児、血液・悪性疾患、神経・発達グループなどが臨床に直結する研究を続け、その成果を国内外に発信しています。そして、第三の使命は教育です。医学生や研修医の教育に留まらず、専門医の育成や女性医師への支援、さらに地域の医療従事者の方への最新の医学知識の提供などを行っています。これらの研究や教育には、実際の患者さんのご協力が必要です。ご協力頂く際には詳しく説明させていただきますので、そのような折には地域の小児医療レベルの向上のため、また小児医学の進歩のためにご協力をお願いします。

メッセージ
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