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女性医師支援

女性医師の声

女性医師の声 1

2007年に富山大学を卒業し、初期臨床研修を終えて2009年に富山大学小児科に入局しました。これまで、小児科にかかわらず、他科の先生でも、子供を育てながら、 時間をやりくりして働いている女性医師の姿は、将来の自分の目標でもあり、すてきだな~と思ってきましたが、正直、私の場合、初期臨床研修中も小児科医として働き始めてからも、 “女性医師”ということをあまり意識せずに過ごしてきました。しかし、ついこの間、これまでに感じたことがなかった複雑な思いを体験しました。 妊娠が発覚した時のことです。いつでも子供はほしいと思っていたので素直に嬉しかったのですが、いざ仕事の話になると、やはりまわりの先生方に少なからず迷惑をかけてしまう現実・・ 少しでも手伝いたい検査も入れなかったり・・妊娠はもっと先の方がよかったかも・・自分のキャリア志向に気づかされたり・・そんな考えはこどもに申し訳ないと思ったり・・ こんな感じで悶々として、改めて、子育てしながら頑張っている女性医師のみなさんの偉大さを実感しました。いろいろ悩みましたが、今は、女性、男性かかわらず、それぞれ自分のペース、 スタイルで進んでいくのだから、私は私のペースでやっていこうと思っています。富山大学の場合、施設内に保育所があったり、 病児保育があったりととても女性医師を支える仕組みが整っています。 これから、そういったサポートをうまく使って、今もこれからも支えてもらっているまわりの方々にいつか恩返しができるように頑張っていこうと思っています。

女性医師の声 2

私は平成11年に富山大学を卒業し、同年小児科医局に入局しました。医師として10年目を迎え、いままでで一番医局の有難さがわかったのが妊娠、出産の時でした。丁度外の病院に出向していた時のことです。妊娠がわかって喜んだのも束の間、すぐに切迫早産になり、ひどいつわりに悩まされました。(いやほんと死ぬかと思った)そのため夜間の救急にも参加できなくなり、2か月以上安静臥床に・・。そのとき、一緒に働いていた先生方がサポートしてくださいました。また、医局の先生方が代わりに出向してくださったり、私の専門外来を肩代わりしてくださったり・・・本当にいろいろ助けていただいて、言葉では言い表せないほど感謝しています。
お陰様で無事に丸々とした子を出産し、今度は院内保育や病児保育があり、働きやすい大学病院に戻してもらいました。今は仕事も育児も楽しくて、本当にここの医局に入って良かったと実感しています。もしサポートしてくれる医局に属さずに妊娠していたら、退職せざるを得なくなり、復帰もできなかったかもしれません。
助けてくれた皆に御恩を返せるように、また次に入ってくる後輩の女性医師を支えられるように、育児も仕事も頑張っていこうと思っています。

女性医師の声 3

2004年に自治医科大学を卒業し、2006年に富山大学小児科へ入局、2009年から新生児科医を目指して富山大学附属病院NICUでの勤務が始まりました。
翌年の2010年、まだまだ勉強したいさかりに出産となりましたが、周囲の協力もあり産後3ヶ月でNICUに仕事復帰することが出来ました。
子育てとの両立は大変ですが、メリハリがあって、子どもへの愛情はむしろ高まりました。 富山大学では、院内保育園以外に病児保育やベビーシッター利用ができ、出産しても働きたい女性にとって、なかなか恵まれた環境だと思っています。 もちろん、医局の仲間の子育てに対する理解に日々助けられています。出産後もキャリアアップしていきたいと願う女医の皆さん、一緒に働くママになりませんか?

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