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教育方針

 疾病の発生原因についての多くの知見が集積されるに従い,病気を未然に防ぐことに関心がもたれるようになり,医学の分野では 「予防医学」 が大きな地位を占めています。
 近年の医学研究の課題は,病気の側からだけでなく,健康の側からみる学問や健康の維持増進をめざす学問,すなわち 「健康科学」 が重要となっています。
 保健・医療・福祉の一元化のもとで,医師が医療のみならず,地域住民の健康増進や福祉に寄与することも期待されています。このような状況下,対人保健サービスに関するあらゆる分野に関心を向け,健康弱者の立場に立って医療にあたる医師の育成が求められています。

 多くの医学生が臨床に進むことを念頭におきつつ,時代に即した社会医学教育を行うことが必要です。将来どのような現場で医療に携わるにせよ,医師として,社会医学・公衆衛生学の視点から対応できる思考力の涵養・態度を身につけることが重要となっています。

 公衆衛生学講座では,Public Health Mind と幅の広い視野を持てるような人材を養成し,かつ国際的な視点を持てる教育をめざしています。医療におけるこれまでの公衆衛生学的アプローチの成果を vivid に伝え,社会医学的な切り口から基礎医学と臨床医学とを有機的に統合する教育を指向しています。

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