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放射線基礎医学講座

研究課題

(1)アポトーシス機構の解明とその制御

 放射線および温熱による癌細胞致死効果の増強をめざしアポトーシス機構の解明とその増強方法を検討している。特に細胞内酸化ストレス制御によるアポトーシス修飾効果について調べている。低線量放射線の影響や環境汚染物質によるアポトーシス影響に関する研究も行っている。


(2)超音波の生体作用と治療応用

 超音波は画像診断に必須の技術として用いられているが、その生体作用は未解明な点が多い。近年、超音波医科学で進展著しいのは超音波造影剤の開発と治療への応用である。超音波造影剤は微小気泡(マイクロバブル)であり、材質の工夫により薬剤送達にも利用できる。マイクロバブル製剤による超音波照射効果の増強および超音波を用いた薬剤効果の増強を目標としている。


(3)遺伝子導入および遺伝子発現の制御

 特に超音波を用いた遺伝子導入方法の改良について研究を行うとともに、既存の遺伝子導入法との併用効果を検討している。また各種物理的ストレスによる遺伝子発現の変化(生命科学先端研究センターとの共同研究)について調べるとともに、特異的応答プロモータの開発を行い、その機構を検討している。


(4)新規合成薬剤の分子機能解析

 本学薬学部および富山県立大学との共同研究により、新規合成薬剤について主にアポトーシス指標にその機能を調べている。またCEOの支援を受け、和漢薬の成分について、その分子機構を検討している。


富山大学大学院医学薬学研究部(医学)
放射線基礎医学講座

〒930-0194 富山市杉谷2630