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お知らせ・新着情報

2024.01.04
2024年度研究ゼミナールの日程案を掲載しました
 
2024.01.04
2024年度抄読会の日程案を掲載しました

2023.01.04
2023年度研究ゼミナールの日程案を掲載しました
 
2023.01.04
2023年度抄読会の日程案を掲載しました
 
2011.03.30
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新着情報一覧

活動紹介

活動の歴史と現在の体制

富山大学医学部看護学科は1993(平成5)年に、大学院看護学専攻(修士課程)は1997(平成9)年に、国内では比較的早く開設しました。また2018(平成30)年までは県内唯一の看護系大学でした。看護学の知の拠点として国立大学に課せられた使命をこの地で担うとともに、県内への高度な看護実践能力を有する人材輩出をも担う存在です。開設当時は「人間科学・基礎看護学」「臨床看護学」「地域・老人看護学」からなる3大講座制でしたが、2008(平成20)年4月から11講座に再編し、本講座も「地域看護学講座」となりました。

教育内容の紹介

学士課程では、東西医薬学の融合を理念に、慈愛の精神にあふれ、高い技術をそなえた医療人の育成をめざしています。本講座では地域看護学・地域包括ケア・ヘルスケアシステム関連の学部学科目を担当しており、具体的には保健師の基礎教育です。さらに永く住み慣れた生活の場から対象者をとらえられる地域包括ケアと施設内看護実践者の養成をめざします。大学院教育では、より質の高い看護実践と、それに寄与する研究を計画実施できるよう指導にあたっております。

研究活動の紹介

本講座では地域看護学領域のうち、とくに行政機関・企業に所属した保健師活動の研究と、「住み慣れた家庭・地域生活の場において提供する看護援助」の質向上に向けた研究、地域住民個別・集団の健康生活上の援助ニーズ把握とその方略に関する研究に取り組んでいます。研究テーマには、家庭訪問援助、ヘルスケアシステム、地域保健事業の評価、地域職域連携、地域集団の健康評価と対策、地域包括ケア、地域共生社会づくりなどがあります。

地域の保健活動の現場とのつながり

県内保健所・市町村の保健師、訪問看護ステーションの看護職との良好な関係性に努めています。本講座スタッフは看護職の業務研究指導、現任教育講師など担うとともに、保健医療福祉の各事業計画策定・運営委員、産業保健推進関連相談員等の委嘱も受け、そこでの役割を通じて県内地域看護・地域包括ケア領域の実践を支え、質を高めるための助言もお伝えしております。これらを基盤に本講座スタッフと保健師・訪問看護師との協働により、看護実践向上に寄与する研究的取り組みへと発展させたいと考えています。

※看護系大学・研究所からのメッセージ74, 保健師ジャーナル(医学書院)Vol.67(2),p177,2011.より抜粋・一部改変