情動・運動制御・意思決定・社会行動・痛みの研究

私たちは日夜、情動、記憶、社会行動そして痛みの神経メカニズムの研究に取り組んでいます。様々な感覚情報がどのように脳のなかで処理されて情動が生まれ、それに基づいた行動をとるのかという問いに答えるため、ラットやマウスなどのげっ歯類、ヒトやサルなどの霊長類において感覚・運動・情動・意思決定・記憶そして報酬を司る回路を対象に様々な神経生理学・遺伝学そして計算論的研究手法を組み合わせ、私たち自身の脳だけでなく人工知能を駆使して研究を進めています。
本研究室は、富山大学研究推進機構アイドリング脳科学研究センター(Research Center for Idling Brain Science)の構成研究室です。


国際的・学際的な研究室

前任の西条寿夫名誉教授が1998年に本研究室を興して以来、常に様々な国からの研究者・学生が参加しているのが大きな特徴です(詳しくは、メンバーの頁をご参照ください)。現在もブラジル、モンゴルそしてパキスタンからの留学生を含め、大学院生10名、学部生3名、研究員1名、教員3名が研究に励んでおります。現スタッフ・学生のなかには、医師、薬剤師、理学療法士、柔道整復師の資格を持ち、実務に従事しながら研究に取り組んでいるメンバーも数多くおります。またこの研究室に加わる前に心理学や工学を学んだ学生やスタッフもいます。こうした多様なバックグラウンドをもったメンバーが、日々カラフルで充実した研究生活を送っております。

(最終更新日: 2023/4/17)