2021.01.04

教授からの新年の挨拶

医局員各位
医局スタッフ一同

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
コロナ感染の蔓延が落ち着かない中、たいへんな苦労の時期を過ごしておられることと案じております。感染には十分に気をつけつつ、是非本年もさらなる発展を祈念しています。
 さて本年もさらなる高みへの挑戦のため、いくつかのプロジェクトを行って参りたいと思います。
まずは医局ホームページの充実です。毎週1回は新たな情報を医局ホームページに更新してゆきたいと思います。私が3週に1回、ホームページに掲載する記事を書くので、間の2週は医局員および秘書さん、スタッフを含めて担当を決めて情報を挙げていただくようにお願いします。どんな記事でも構いません。短い記事で結構です。医局の活動、個人の活動、目標などなどを含めて写真を付けていただくとよいのではと考えます。挙げたい方は何度も挙げていただいても構いません。横入りも結構です。ただし患者さんの個人情報、他人の誹謗中傷はNGとしたいと思います。今週は、私は新年の挨拶を掲載し、その後は季節の変わり目の情報、学生のこと、研究の進捗、整形外科の魅力、富山の食材、趣味(ランニング、山登り)の話、可能であれば医局行事などなど、様々な情報をアップしてゆきたいと思います。目的は、医局の日記を皆で作ることと、医局ホームページの充実により学生および研修医が医局の雰囲気を知ってもらうことです。また自分たちも医局ホームページの充実によって仕事(教育、研究、臨床)だけでなく趣味なども楽しむことができればと考えます。とりあえず今年1年続けてみたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
 二つ目は是非各グループでの研究デザインを話し合い、テーマを決めて実践していただきたいと思います。昨年末にも書きましたが、こんなことを行うともっと患者にとってよさそうだとか、皆に有用な情報になりそうだとか、といった大きな目標に向かって、実際の研究、検討の中で各自のテーマを決めて実践をお願いできればと思います。誰が中心になっても構いませんが、各チームの長の先生と相談して詳細を決めてもらえればありがたいと思います。将来の結果がワクワクできるような1年を過ごせるようにお願いできればと思います。
 三つ目は教育の充実です。忙しい臨床の中で学生、研修医の指導はたいへんだと思いますが、少しずつ成果が表れており、アドバンスの人気も上々です。手術指導、ミニレクチャーなど学生にとってよいと思われることをどんどん行ってください。特に自分の学生時代を思い出し、こんなことがあればよかったと思われることを是非実践していただければと思います。支障や資金がかかると思われることは是非相談してください。できるだけ協力します。
 今年もコロナの影響で不自由なことが多くなることが予想されます。New normalがあたりまえになる時代かもしれません。そんな中にあっても是非前を向いて患者様のために若い後輩のために頑張れる組織でありたいと思っております。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

令和3年1月4日
富山大学医学部整形外科教授
川口善治