2021.02.17
医局コラム

今朝の新聞記事から

今朝の新聞記事からです。

看護学生の中には病院実習が病院側から拒否された経験を持つ人が96%に上るとありました。

この時期病院側もクラスターの発生を恐れて受け入れに慎重なのは容易に理解できます。しかし、その率の高さに驚きました。これでは例年に比べて知識や技術習得に懸念が生じるのもわかります。

一方、医学生はどうでしょうか?やはり病院見学の機会は減っているのではと思います。

富山大学病院の他大学からの病院見学の申し出の正確な数はわかりませんが、自校の学生に対しても感染増加地域に行ってきた場合は、病院実習に復帰する前に1-2週の健康観察を要求していることから、他大学の学生に対しても同様な対応を行っていると思われます。

そこで富山大学の学生に対してですが、ここはじっくり足元を見て我が富山大学で初期研修、後期研修を考えてみませんか?多くの知り合った指導医のもとで、研修医としてじっくり実力をつけるのも一考かと思います。

富山大学医学部整形外科も精一杯若手を育てます。

教授からの一言でした。

Kawaguchi