エコチル調査でわかったこと

発表した論文

全体調査

エコチル調査に参加されたお父さんお母さんの
約半数にアレルギーがあることが判明!

 お子さんのアレルギーの発症には、様々な要因が関わっていますが、遺伝的な要因も強く関わっていると考えられています。お父さんやお母さんがアトピー性皮膚炎と診断されている場合、そのお子さんはアトピー性皮膚炎になるリスクが高いことがわかっています。
 子どものアレルギーを評価するには、お父さん・お母さんのアレルギーについて把握することがとても重要です。

 エコチル調査では、参加していただいたお父さんとお母さんのアレルギーについて調べました。

・何らかのアレルギー疾患と診断されたことがあるお父さん  → 42.8%
・何らかのアレルギー疾患と診断されたことがあるお母さん  → 50.9%

 このことから、エコチル調査に参加しているお子さんの多くは、アレルギー素因をもっていると考えられます。

エコチル調査 何らかのアレルギー疾患と判断された割合

 大規模な全国調査によるお父さんやお母さん世代のアレルギーの実態については、我が国から初めての報告となり、国際学術雑誌で発表しました。
 今後、お子さんのアレルギー発症に影響を与える要因について、さらに詳しく調べていきます。お子さんのアレルギー発症を減らしていけるような提言を、エコチル調査の結果から発表できればと思います。

論文: Yamamoto-Hanada K, Yang L, Ishitsuka K, Ayabe T, Mezawa H, Konishi M, et al. Allergic profiles of mothers and fathers in the Japan Environment and Children's Study (JECS): a nationwide birth cohort study. The World Allergy Organization journal. 2017;10(1):24.より

エコチル調査富山ユニットセンター 2018年10月

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