亡くなられたとき

故人の遺志のもと、献体を実行できるのはご遺族です。
ご遺族の方は、ご葬儀等の日程を十分相談されたうえで富山大学にご連絡ください。

連絡先

富山大学 杉谷キャンパス
電話番号:076-434-2281 (代表番号)

 「しらゆり会会員が亡くなりました」とお申し出ください。
 業務時間内の場合は、富山大学しらゆり会事務局につながります。また、休日・時間外の場合には、音声ガイダンスが流れますので、その指示に従っていただくと時間外の担当者につながります。そこで下記事項をお伝えください。その後、受け入れ担当者より、折り返し電話があります。
 特に時間外において受け入れ担当者と連絡が取れるまで時間を要する場合がありますので予めご理解ください。

ご連絡いただく事項
亡くなられた方の氏名、会員番号、死亡日時、死亡場所、
ご連絡いただいている方のお名前、続柄、電話番号、葬儀等の有無

亡くなられてからの一連の流れ
① ご遺族(又は亡くなった施設・病院)から富山大学へ連絡

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② 受け入れ担当者による、ご遺族及び関連施設(死亡先等)への聞き取り

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③ 受け入れ担当者からご遺族へ献体受入可否の連絡

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④ ご遺体搬送に関する打合せ(葬儀等の予定、ご遺体をお迎えに上がる日時・場所)

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⑤ 富山大学へのご遺体の搬送・受け入れ

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⑥ 富山大学から、ご遺族へ解剖に係る手続き書類の送付(受け入れ後日)

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⑦ ご遺族からの⑥書類の返送
 葬儀等は通常通り行っていただくことは可能です。(費用は自己負担)
 最終的にご遺体が安置されている場所から富山大学までのご遺体の搬送に関しては、外部業者に一括して委託しております。(搬送費は富山大学負担)

ご遺族に準備いただく書類
①死亡診断書のコピー
②火葬許可書の原本  
(”献体”として発行を受けてください。火葬する場所は「富山大学が指定する場所」としてください。)

献体としてお受け入れできない場合
◆ご遺族の中に一人でも献体に反対する方がいる場合
◆臓器提供をされる場合(臓器提供と献体は両立できません)
◆献眼をされる場合(献眼と献体は両立できない場合があります)
◆重大な感染症の存在が予想される場合
◆司法解剖・行政解剖・病理解剖に付された場合
◆交通事故・災害・自殺等、遺体の損傷が激しい場合
◆亡くなってから日が経ち過ぎている場合
◆その他、死因により献体に不向きと判断される場合

※献体の受け入れについては、死因や感染症の有無等を主治医に確認し、総合的に判断させていただきます。上記の事が懸念される場合でも、まずはご連絡・ご相談ください。

ご遺骨の返還について

 原則としてご遺骨はご遺族にお返ししております。
 ご遺体は大学に搬送された後、一定期間の保管・管理を経て、解剖学実習等に使用されます。その後、富山大学が火葬手続きを行い、ご遺骨が返還されます。返還の時期が来ましたら、富山大学よりご案内を差し上げます。
 ご遺骨が返還されるまで、約2~3年かかりますので併せてご承知願います。