新着情報（アーカイブ）

　　2020年1月19日に富山県医師会館にて開催された2019年度（第74回）富山県医学会の一般ポスター発表にて、富山大学医学部・疫学健康政策学講座の山田正明助教が優秀賞銀賞を受賞しました。
　山田正明助教の受賞発表課題名は「小学生の生活習慣とネット依存・危険行動との関連：富山安心ネット・ワークショップ事業からの大規模疫学調査」で、県内の児童約13,000名を対象にネット依存や危険行動の有病（経験）率・関連要因について報告しました。
　ネット依存や危険行動は現在大きな社会問題であり、公衆衛生上青少年における最重要課題となっております。その関心の高さが今回の受賞につながりました。

　2020年1月19日に富山県医師会館にて開催された2019年度（第74回）富山県医学会の一般ポスター発表にて、医学科4年の石川翔太郎さん、小林裕和さんが優秀賞を受賞しました。
　受賞発表課題名は「人口10万人対研修医新規採用数の都道府県格差の推移および富山県における変化について」です。社会医学実習から発展して、ここ11年間における研修医新規採用数について都道府県格差は改善傾向にあるが依然として東西格差があること、また富山県の人口10万人対研修医採用数は全国平均レベルまで改善したことを明らかにしました。

　2020年1月19日に富山県医師会館にて開催された2019年度（第74回）富山県医学会の一般ポスター発表にて、富山大学医学部・疫学健康政策学講座の浅香有希子さん（大学院博士課程）が優秀賞金賞を受賞しました。
　浅香有希子の受賞発表課題名は「小学生の未治療歯における社会的・家庭的要因について」で、県内小学校の児童2109名を対象に学校歯科検診で要治療と勧告されたにも関わらず歯科医院を受診していなかった児童の有病率・関連要因について報告しました。
　未治療歯は経済的格差、ネグレクトなどの指標ともされ社会的に大きな問題となっており、今回の受賞につながりました。