新着情報(アーカイブ)

月別アーカイブ(2019年11月) | 富山大学 医学部

令和元年度「若手研究者奨励賞」の受賞について

2019年11月25日

 今年度の「若手研究者奨励賞」受賞者が決定し,令和元年11月22日に授与式が執り行われました。
 授与式では足立雄一医学部長から,今回の受賞者である生化学講座 Khaled Adel Abdlerahman Ghandour 特命助教に表彰状が授与され,Khaled特命助教から今後の研究についての抱負が述べられました。
 医学部では,平成28年度から先端的・国際的な研究を推進するため,顕著な研究成果を上げ,国内外の評価の高い学術誌に掲載された研究論文を発表した若手研究者に対し,医学部長表彰として「若手研究者奨励賞」を贈呈しています。

授賞論文は以下のとおり。
Orchestrated ensemble activities constitute a hippocampal memory engram
Khaled Ghandour, Noriaki Ohkawa, Chi Chung Alan Fung, Hirotaka Asai, Yoshito Saitoh, Takashi Takekawa, Reiko Okubo-Suzuki, Shingo Soya, Hirofumi Nishizono, Mina Matsuo, Makoto Osanai, Masaaki Sato, Masamichi Ohkura, Junichi Nakai, Yasunori Hayashi, Takeshi Sakurai, Takashi Kitamura, Tomoki Fukai, Kaoru Inokuchi
Nat. Commun., 10(1): 2637, 2019
DOI: 10.1038/s41467-019-10683-2

19112201.JPG
19112202.JPG

医学科4年生で研究医養成プログラム履修中の小栗萌花さんが、第56回日本小児アレルギー学会で優秀ポスター賞を受賞

2019年11月5日

 医学科4年生で研究医養成プログラム履修中の小栗萌花さんが、第56回日本小児アレルギー学会で優秀ポスター賞(88演題中2題)を受賞しました。
 小栗萌花さんは、小児科学講座で基礎配属を履修した後、小児科学講座で研究医養成プログラムを履修し、食物アレルギー児における誤食や誤接触によってアレルギー症状が誘発された事例を集積し、その背景因子を明らかにしました。研究テーマや方法の発案、倫理審査、富山県内外の小児科医への調査依頼、さらに解析までと臨床研究の一連の流れを指導教員と共に学びながら実践し、誤食や誤接触は自宅で、かつ保護者のいるところで起こることが最も多く、症状の重症化には喘息の合併や複数食物への感作が関連していることなど、今まで明確にされていなかった事実を明らかにすることができました。そして、食事指導や食品表示のさらなる改善が必要であると学会員に強いメッセージを送ることができました。
20191103.jpg

1
ページ上部へ移動する