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医学科4年生で研究医養成プログラム履修中の小栗萌花さんが、第56回日本小児アレルギー学会で優秀ポスター賞を受賞
2019年11月5日
医学科4年生で研究医養成プログラム履修中の小栗萌花さんが、第56回日本小児アレルギー学会で優秀ポスター賞(88演題中2題)を受賞しました。
小栗萌花さんは、小児科学講座で基礎配属を履修した後、小児科学講座で研究医養成プログラムを履修し、食物アレルギー児における誤食や誤接触によってアレルギー症状が誘発された事例を集積し、その背景因子を明らかにしました。研究テーマや方法の発案、倫理審査、富山県内外の小児科医への調査依頼、さらに解析までと臨床研究の一連の流れを指導教員と共に学びながら実践し、誤食や誤接触は自宅で、かつ保護者のいるところで起こることが最も多く、症状の重症化には喘息の合併や複数食物への感作が関連していることなど、今まで明確にされていなかった事実を明らかにすることができました。そして、食事指導や食品表示のさらなる改善が必要であると学会員に強いメッセージを送ることができました。