ご遺族の皆様へ

法医解剖時に採取,保存された試料について

法医解剖後には司法当局に委託された主に死因や死亡の原因(病死,事故,自他殺など)を判断するための検査として,内臓器の一部を顕微鏡で観察する病理組織学的検査や血液等の体液を用いた薬毒物検査を行います。組織や体液の採取が可能であった場合(ご遺体の状況によっては採取できない場合もあります),これらの検査に使用された組織の一部,体液は後日新たに再鑑定が必要となった場合等に備え,長期間保存されます。

また当教室では,原因不明の突然死や事故や自殺などの死亡の原因となり得る神経難病の正確な診断を可能にしたり,突然死や事故,自殺を予防するための研究を行っており,その研究に保存試料を使用させていただくことがあります。研究は富山大学大学院医学薬学研究部倫理委員会の承諾下で,個人が特定されないよう匿名化(研究に必要な死因等の情報のみを抽出し,個人と全く関わりを持たない番号を無作為につけること)した上で行われます。

過去2009年7月以降に法医解剖された方の御遺族で,研究への使用を拒否される場合には,下記までご連絡いただければ,一切使用しないようにいたします。ご不明な点等ございます場合にも,ご連絡いただければと存じます。

連絡先:
富山大学大学院医学薬学研究部法医学講座(西田 尚樹)
〒930-0194 富山市杉谷2630
Tel: 090-434-7281, Fax: 090-434-5024
e-mail: houigaku@med.u-toyama.ac.jp