心房中隔欠損症とは?

治療法は?
人工心肺を用い一時的に心臓を止めて、欠損孔を閉鎖します。手術手技は確立されており安全性の非常に高い治療です。
足の付け根の静脈(大腿静脈)から閉鎖栓とよばれる小さな道具を心臓内まで持ち込み、心房中隔を挟み込むことで穴をふさぎます。この治療の良いところは胸を切ることなく、足の付け根から数mm程度のごく小さな皮膚切開で済むことです。 治療は全身麻酔で行いますが、治療時間は1時間半程度と短く、体への負担も少ないため、治療後2~3日での退院が可能です。 カテーテル治療はとても優れた治療法ですが、万能ではありません。壁に空いた穴の場所によっては治療ができない場合もあります。当院では治療の前に心臓の状態を詳しく調べて、カテーテル治療がよいか外科手術がよいかを心臓血管外科と相談し慎重に判断しています。
二次孔型心房中隔欠損症で、
1)欠損孔のバルーン伸展径が38 mm 以下、
2) 右心系の容量負荷所見、右心不全
3)肺体血流比が1.5 以上、
4)前縁を除く欠損孔周囲縁が5mm 以上あるもの、または
5)肺体血流比が1.5 未満であっても心房中隔欠損症にともなう心房性不整脈や奇異性塞栓症を合併するもの。

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提供:St. Jude Medical Japan Co., Ltd.