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2022.03.27~29

富山大学医学部医学科2年生の大津山杏子さんが第127回日本解剖学会全国学術集会の教育シンポジウムで発表

 2022年3月27日から29日にかけてオンライン形式で開催された第127回 日本解剖学会全国学術集会のシンポジウム「コロナ禍での教育経験を今後にどのように生かすか(教育委員会)」にて、本学医学部教員2名と医学科学生が解剖学教育の取り組みとその学生からの評価について発表を行いました。
 解剖学講座の一條裕之教授は、オンデマンド講義配信を利用した肉眼解剖学実習における授業外学修の組織化と、本学独自の統合カリキュラムについて、システム機能形態学の伊藤哲史教授はオンデマンド・オンライン学習システムと対面実習を組み合わせた組織学実習の取り組みについて発表を行いました。一方、医学科2年生(発表当時)の大津山杏子さんはこれら解剖学分野の教育内容とその効果について学年アンケートを実施し、この解析結果から、有用な教育内容を明らかにし、今後の課題について提言を行いました。
 本シンポジウムは日本解剖学会全国学術集会のプログラムの中でも特に参加者が多く、コロナ禍で得た経験をもとにどのように良い解剖学教育を行うか、という課題が重要であることを示しています。特に本学学生の率直な意見は多くの教員に気づきを与えたようでした。

左から一條教授、大津山さん、伊藤教授

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