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2022.11.22

骨格筋損傷からの回復過程においてM2 マクロファージの除去は
回復を促進する

富山大学学術研究部医学系 内科学講座1の戸邉一之(とべ かずゆき)教授、分子医科薬理学講座のアラー・ナワズ助教、富山大学附属病院
第一内科の角朝信(かど とものぶ) 医員らの研究グループは、日本医科大学、千葉大学、徳島大学、ベイラー医科大学などとの共同研究で、
骨格筋損傷からの回復過程に M2 マクロファージを除去すると骨格筋の再生が促進されることを見出しました。
本研究は、骨格筋損傷からの回復を促進する治療方法の開発につながるだけではなく、高齢者においてサルコペニア(骨格筋が減少する状態)
から守る方法の開発につながる可能性があります。先に報告した M2 マクロファージの除去が、糖尿病を改善するという知見と合わせて考え
ると、サルコペニア予防と 2 型糖尿病 という超高齢化社会における 2 つの健康障害を同時に解決できる画期的な治療法の開発につながる
可能性があります。
本研究成果は、2022 年 11 月 21 日 に「Nature Communications」(オープンアクセスジャーナル)において、
2022 年 11 月 21 日(月)午後 7 時(日本時間) (11 月 21 日(月)午前 10 時(グリニッジ標準時))にオンラインで公開されました。

【本発表資料に関するお問い合せ先】
富山大学学術研究部医学系 内科学講座1 教授 戸邉一之(トベ カズユキ) 医員 角朝信(カド トモノブ)  Allah Nawaz (アラー・ナワズ)
               

詳細は以下リンク先をご覧ください。

骨格筋損傷からの回復過程においてM2 マクロファージの除去は回復を促進する

                

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