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2023.07.24

過去の流死産経験は次の妊娠中のQOLに影響を及ぼす:エコチル調査

■ポイント
 富山大学学術研究部医学系母性看護学講座の二川香里准教授らのグループは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加する 82,013 名の母親を対象として、過去の流死産回数と妊娠中の Quality of life(生活の質、QOL)の関連を調べました。その結果、過去の流死産回数が多いほど妊娠初期の身体的な QOL が低くなること、流死産歴がある妊婦は流死産歴が無い妊婦と比較して妊娠後期に向けて身体的な QOL がより向上することを明らかにしました。この結果より、医療者は、過去に流死産歴がある妊婦の妊娠初期に身体的 QOL の低下がないかを注意深く観察する必要性が示唆されました。

 【本発表資料のお問い合わせ先】
  富山大学 学術研究部医学系 母性看護学講座 准教授 二川香里
  TEL:076-434-7436 (直通) Email:kaf0415@med.u-toyama.ac.jp
                 

詳細は以下リンク先をご覧ください。

過去の流死産経験は次の妊娠中のQOLに影響を及ぼす:エコチル調査

                

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