2023.11.14
妊娠中の食事からのビタミン D 摂取量は子どもの 3 歳時点のアレルギー疾患と関連する:エコチル調査
■ポイント
富山大学学術研究部医学系 小児科学講座の清水宗之(現・新潟県厚生農業協同組合連合会糸魚川総合病院小児科 医長)らのグループは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加する 73,209 組の母児を対象として、妊娠中のビタミン D 摂取量とお子さんの 3 歳におけるアレルギー疾患との関係について調査しました。摂取量に応じて 5 グループに分類して解析した結果、妊娠中のビタミン D 摂取量が少ないグループと比較して、摂取量が多くなるほどお子さんの 3 歳時点のアレルギー性鼻炎の頻度が低かったことがわかりました。また花粉症では摂取量が最も少ないグループと比較して、2~4 番目に摂取量が多いグループでリスクが低下していることが明らかになりました。
【本発表資料のお問い合わせ先】
富山大学 学術研究部医学系 小児科学講座
TEL:076-434-2281(富山大学杉谷キャンパス代表)
※お電話がつながりましたら、小児科学講座をお呼び出し下さい。
Email:pediatr@med.u-toyama.ac.jp
ウェブサイト:http://www.med.u-toyama.ac.jp/eco-tuc
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