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周産期部門(産科・新生児科)
当科は、平成13年周産母子センターが設立されて以来、富山県の周産期医療の中心として機能しています。
中でも、早産の予防、多胎妊娠の管理、妊娠高血圧症候群の治療に力を入れています。
治療の特徴
当科では毎回超音波検査を行い、胎児形態異常のスクリーニングはもちろん、発育の評価や、胎児の血流測定などを定期的に行い、全ての妊婦さんに高度な診療を行っております。
妊娠初期の管理
初期は約2週毎に診察を行い、妊娠週数の確認や、糖尿病や各種感染症などの胎児の器官形成に影響を与えうる合併症の有無について検査を行います。
周産期部門治療イメージ
妊娠10週前後~20週前後
4週間ごとに妊婦健診を行います。
早産既往の妊婦に関しては、腟分泌物細菌培養検査を行い、必要があれば治療しています。
妊娠20週~35週前後
2週間ごとに妊婦健診を行います。この時期は早産や妊娠糖尿病、妊娠高血圧腎症の発症時期であり、妊娠中最も慎重に管理すべき時期です。
合併症の予防・早期発見のために、2週間ごとに健診を行い、合併症の兆候が出現した場合には早期に重点的な治療を行います。
妊娠36週以降
分娩への準備時期です。1週間ごとに健診を行います。
また、助産師外来もやっています。バースプランや母乳育児についてなど、妊娠中から相談できるようになっています(希望者のみ、完全予約制)。