糖尿病・代謝・内分泌

診療対象

糖尿病・代謝・内分泌診療風景 当科では、糖尿病、脂質異常症や下垂体疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患などの代謝、内分泌疾患全般の診療を行っています。

ベストウエイト外来(肥満症外来)受診を考えている患者様へ

「痩せたい。痩せないと体に良くないことはわかっているんだけど、、、なかなか痩せられない。いったん痩せても長続きしない。」
皆さんもそう思ってここにいらしたのではないかと思います。肥満症は単に太っている状態にとどまりません。肥満が原因となって、糖尿病、脂質異常症、高血圧症、高尿酸血症、月経不順、睡眠時無呼吸症候群、関節障害から心不全、呼吸不全などを引きおこす可能性がある怖い病気です。しかし適正に体重を減らすことで、これらの合併症が改善することを我々は幾度となく経験してきました。
肥満症治療は、摂取エネルギーをバランスよく制限し、消費エネルギーを上げることが基本ですが、単純なようにみえてなかなか上手くいくものではありません。
肥満症治療は、患者さんが希望され、自分の意思で治療に取り組もうとするところからスタートします。まずは今までの食事内容や生活、運動習慣を我々と見直しましょう。当院では内科、外科、精神科、麻酔科、栄養科、理学療法科、看護師がチームとなって、皆さんをサポートしていきます。一緒にチャレンジしてみませんか。
さらに当院では、肥満症治療(手術を含む)をチーム医療として全国に先駆けて実践している東邦大学医療センター佐倉病院肥満症治療チームとも連携をとりながら、皆さんをより良い状態に導いていけるように努めていきます。

*ベストウエイト外来(肥満症外来)とは、日本肥満学会のガイドラインに基づき、BMIで規定される肥満から、肥満に起因ないし関連する健康障害を合併し医学的に減量を必要とする肥満症を選び出し、医学的に適切な治療・管理を行う外来です。
あわせて生活習慣の是正と血糖コントロールの改善、合併症の進展防止へと指導いたします。

糖尿病教室

  • 毎週木曜日、午後1時30分から、内科外来にて行っています。4週間で1クールが終了です。
  • 糖尿病の病態・合併症や治療(食事・運動療法、薬物療法)について医師、薬剤師、栄養士、検査技師が講義します。

糖尿病教育入院

1~2週間の入院で食事療法を体験していただくと共に、プログラムに添って、医師、糖尿病療養指導士、看護師、薬剤師、栄養士、検査技師が糖尿病療養に必要な知識を講義・実践します。
あわせて生活習慣の是正と血糖コントロールの改善、合併症の進展防止へと指導いたします。

特徴的な医療

検査機械写真糖尿病診療に関しては、まず、病歴、血液検査より成因・病態を十分把握した上で、食事・運動療法や、薬物療法、強化インスリン療法などによる血糖コントロールなど、個々の患者様の病態を考慮して、最良の治療方法を選択し、良好な血糖コントロールを目指します。

また、単に血糖コントロールだけでなく、脂質異常症や高血圧の管理にも注意を払い、動脈硬化症の進行阻止を目指して、包括的に治療を行います。

さらに、定期的な眼科検診やその他の諸検査により、糖尿病合併症(網膜症、腎症、神経障害、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、足壊疽など)の早期発見、治療に努め、すでに合併症が出現している患者さんについては、眼科をはじめとした他の専門家と連携し、総合的に質の高い治療を行います。

よくあるご質問

最近よく耳にするメタボリック症候群って何ですか?

内臓脂肪型肥満に、血糖上昇、血圧上昇、脂質異常を合併した状態をメタボリック症候群と呼びます。
診断基準は次の通りです。

へその高さで測定したウエストサイズが男性で85cm以上、女性で90cm以上(内臓脂肪が蓄積していることを表します)

かつ
  1. 空腹時血糖が110mg/dl以上
  2. 血圧が130/85mmHg以上
  3. 中性脂肪が150mg/dl以上またはHDLコレステロールが40mg/dl未満
1~3のうち二つ以上が当てはまる

1~3の基準には、かならずしも糖尿病、高血圧症、高脂血症の発症に至らない軽症のひとも含まれます。このような基準になったのは、それぞれの異常が軽くても複数合併することによって動脈硬化が進みやすいことが分かったからです。
心筋梗塞や脳梗塞などにならないためにも注意したいですね。

特定健診の基準にもこのメタボリックシンドロームの考え方が取り入れられ、注目されています。

ウエスト測定で内臓脂肪蓄積が正確に評価できるのか、男性(>85cm)よりも女性(>90cm)の方が大きな値で良いのか、などいくつかの疑問点もあげられており、見直しが必要であると考えている専門家もいます。

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